河野正夫の最近の講座でのスピーチを2つ,ご紹介します!

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河野正夫の最近の講座でのスピーチをご紹介します。

 

【「受験奴隷」から解放されるための語り戦略の特訓でのスピーチ】(12月26日・土曜日)と,

【2020年のラスト・スピーチ】(12月27日・日曜日)です。

 

 

(写真は,あくまでも,イメージです!笑)

 

【「受験奴隷」から解放されるための語り戦略の特訓でのスピーチ】(12月26日・土曜日)

 

皆さんは,子供たちの目の輝きをご存じのはずです。

小学校の先生の方は,小学生たちの授業中,そして,休み時間などの,目の輝きを,毎日,ご覧になっていることでしょう。

中学校・高等学校・特別支援学校の先生の方も,それぞれの学校の子供たちが,学び,遊び,皆さんに話しかけてくるときの,目の輝きを,毎日,ご覧になっているでしょう。

 

ここで,皆さんに自問自答していただきたいことがあります。

子供たちのような,目の輝き,皆さんが面接の語りをしているときに,皆さんの眼にあるでしょうか?

子供たちのように,何かを伝えたい,自分の発見を伝えたい,自分ができるようになったこと,わかったことを伝えたいという,目の輝きを持って,面接官に語りかけていますでしょうか?

 

おそらく,そうではなく,無難なこと,ただ適切なことを,淡々と語っているだけではないでしょうか。

 

眼の輝きを失い,心の輝きを失った語りは,受験作文です。

受験作文では,聞き手である面接官の心はつかめません。

 

皆さんが,一番大好きな,子供たちの眼の輝きを,皆さんの眼に,取り戻してください。

子供たちが持っているような,伝えたい,話したい,聞いてほしいという心を,皆さんの中に,取り戻してください。

 

皆さんが,一番大好きな,子供たちの輝く姿が,皆さんの中に表現されるときに,皆さんも輝き,皆さんが教採合格を勝ち取るということを,忘れないでくださいね!

 

さあ,本日の特別単発講座を始めましょう!

 

【2020年のラスト・スピーチ】

 

レトリックの勉強をしていると,言葉で,人を動かせるような気がしてきます。

そして,何人かの人は,言葉に溺れてしまいます。

空虚な,カッコつけだけの言葉を言うだけになります。

人を動かす言葉の正体は,人の想いです。

人の想いが,人の心を動かします。

言葉には,話し手の想いが乗っている必要があります。

 

えば,英語のThank you という言葉です。

普通に使えば,「ありがとう」の意味しかありません。

 

確かに,「ありがとう」という言葉は,素敵な言葉です。

面接でも,「ありがとう」を言える人間になりたい!といった語りをする人がたくさんいます。

「ありがとう」という言葉は素敵だということを,どこかで聞きかじって,それを振りかざします。

でも,想いのこもっていない言葉には,人の心を突き動かす力はありません。

 

第2次世界大戦の真っただ中,日本軍が,イギリスの戦艦を攻撃し,撃沈しました。

船の沈没が迫り,勇敢に戦ったイギリスの戦艦の艦長は,全ての乗員の下船を命じました。

 

副長が,艦長に,「艦長も一緒に行きましょう」と語りかけると,艦長は,たった一言,

Thank you と言って,艦長室に入り,ドアを閉じました。

 

私は,小学生の頃に,この話を本で読んで,Thank you という言葉の威力に圧倒されました。そして,今でも,この

Thank you を忘れることができません。

 

人の想いが,人に伝わるとき,人の心は,強く動きます。

人の想いが,言葉に乗るとき,その言葉は,人の心を動かします。

 

言葉に,命を吹き込むのは,人の想いです。

言葉に,力を与えるのは,人の心です。

 

想いにあふれ,心に響く,そんな言葉を発したいものです。

 

今日は,そんな学びをしていきます。

 

【紹介終わり】

 

河野正夫の最近の講座でのスピーチ,お楽しみいただけたでしょうか!(微笑)

 

 

では,また明日!!

 

 

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