河野正夫より,クリスマスイブのスピーチを!(微笑)
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: 教育論
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クリスマスイブの今宵,毎週木曜校の講座がありました。
河野正夫は,クリスマスイブのスピーチをしました。
以下が,そのスピーチのトランスクリプトです。
ご一読いただければ,幸いです。
【スピーチのトランスクリプト開始】
クリスマスイブです。
聖なる夜に,講座にようこそ!
さて,クリスマスイブの本来の意味は,クリスマスのイブニングです。
伝統的な教会暦では,1日は,日没に始まり,翌日の日没に終わります。
現在のように,深夜の0時が1日の起点ではありませんでした。
クリスマスの日は,12月24日の日没から始まり,12月25日の日没に終わります。
イブニングは,日没後の夜ということですから,クリスマスの日の日没後の夜は,12月24日の夜しかありません。
それで,12月24日の夜を,クリスマスのイブニング,つまり,クリスマスイブと呼びます。
イブという言葉には,「前日」という意味はありません。
あくまでも,イブニングです。
そういう観点からは,「イブ・イブ」という言葉は,そもそも成立しません。
また,12月24日も,日没までは,クリスマスイブではありません。
お昼のニュースで,「今日はクリスマスイブですね。」などというのは,本当は,間違っています。
また,クリスマスは,イエス・キリストの誕生を祝う日です。
イエス・キリストが,生まれた日ではありません。
驚かれると思いますが,イエス・キリストが,12月25日に生まれたという記録は何もありません。
12月25日は,イエス・キリストの「誕生日」ではありません。
12月25日を,イエス・キリストが生まれたことを祝う日にしようということに決まったというわけです。
12月25日は,聖誕祭ですが,イエス・キリストが生まれた日,つまり,誕生日ではなく,イエス・キリストの誕生を喜び,祝う日なのです。
いま,12月24日の日没後ですから,まさに,クリスマスイブです。
クリスマスイブに,皆さんの多くがご存じなかったかもしれない,新しい真実をご紹介しました。
世の中には,まだまだ,知らないことがたくさんあります。
少し,視点を変えてみれば,見えてくるもの。
相当の思考と研究を要するもの。
正解など存在しないもの。
いずれにしても,世の中は,知識の宝庫,学びの宝庫です。
クリスチャンは,キリストが生まれたことで,人類に新しい生命と喜びが与えられたと信じます。
クリスマスイブの今夜,皆さんにも,新しい知的刺激と,学びへのスピリッツが,みなぎることを願っています。
世の中は,不思議と奇跡にあふれています。
世の中は,学びたくなるものごとであふれています。
世の中は,これまでも,そして,これからも,素晴らしい学びの場であり続けます。
そんな新しい学びが,皆さんの中に,あふれますように。
メリークリスマス!
【スピーチのトランスクリプト終了】
あらためて,読者の皆さん,
Merry Christmas and Happy Holidays!
河野正夫