【寄稿記事】新しいことに触れ、経験をすること,そこからすべては始まる! by しょうた。

教育論

【寄稿記事】

本日の寄稿記事は,十数年前の受講生の「しょうた」くんからです。

私が,しょうたくんと出会ったのは,あるお洒落なバーでした。

しょうたくんは,そのバーのバーテンダーさんでした。

不思議ないきさつで,しょうたくんは私が担当する教採対策講座の受講生となりました。

十数年前の河野正夫を垣間見ることができる,素敵な記事です。

しょうたくん,ありがとう!

私は,しょうたくんが寄稿してくれた記事のような文章を多くの人に読んでいただきたいと思っています。

単なる講座の宣伝ではなく,主催者が書いたような合格者のCM文句でもなく,生の声,本当の想いです。

こういう声をいただけるのは,本当にありがたいことです。

海外青年協力隊の一員として,2年間のアフリカでの経験もあり,アクティブで情熱的なしょうたくんの文章をご堪能ください!

 

 

【寄稿記事】

 

河野先生との出会いは、学校ではなく、私のバイト先でした。

その時は、まだ『お客様とバーテン』という関係でしたが、とてもたくさんの話をしていただき、すごく勉強させていただきました。

 

先生は自分自身のことはほとんど何も語らず、、、偉そうにするわけでもなく、、、とても謙虚な姿勢で、、、たくさんの話しを聞かせてくれました。

私はその魅力に強く惹きつけられました。

「この方は何をされている方なのだろう」と。

とても不思議で、未知で、怪しい人(?)でした。

そんな出会いで先生と私の繋がりがスタートしました(笑)

 

それから少し経って、○○大学で“教採対策講座”のオリエンテーションがあると、友人から聞き、興味本位で行ってみると、、、そこに現れたのが、先日のお客さんでした(笑)

たった30分という短いオリエンテーションでしたが、講座内容や受講生の採用試験合格率の高さを聞き、かなりの衝撃を受けたことを覚えています。

そして「この方に教わりたい。この方の授業を受けてみたい」ととても強く感じました。

 

後にこの講座は○○大学の生協が主催であり、○○大学以外の生徒は受けられない、ということを知りました。

つまり△△大学在学の私は受講できないということでした。

残念な気持ちでしかなかったですが、諦めるしか選択肢はありませんでした。

 

しかし、諦めの悪い男である私は、どうしてもこの講座を受講したい、どうにか受講できないかと数日間考えました。

こっそり忍び込む、録音・録画を友達に頼む、など色々と考えましたが、なかなかいい案が思い浮かばず、絶望の境地に立たされていました。

 

そこで、再びバイト先に先生が来店された際に、おもいきって相談してみることにしました。

すると先生は「こんなに教師になりたいと強く思い、子どものことが大好きで、子どものことを熱心に考えている人がいるのに、私の授業を受講できないというのはおかしい。将来の明るい子ども達のためだ。私がどうにかしましょう。」と私の気持ちを汲み取っていただき、そう声をかけてくれました。

 

そして、その翌日には、私の携帯に先生から連絡があり、「大丈夫、ちゃんと受講できるようになったから。ただ、少し条件があるけど、、、心配いらないから安心して」と言っていただきました。

(後から聞いた話なのですが、先生は生協さんに対して、かなり無茶苦茶なことを言って、色々と根回しをされ、半強制的に私の受講を許可させたようです(笑))

 

講座は、毎回毎回とても充実していていました。新しいことに触れることが多く、学ぶことがたくさんで、本当に楽しかったことを覚えています。

お互いの思いや考えを発表し、本気で意見をぶつけ合う。新しい考えに触れる、共有することで自分の引き出しが多くなっていく。知識が蓄えられていく。価値観が変わっていく。

自分一人では、絶対に培うことのできない時間をたくさん過ごしていきました。

“教師”という同じ夢に向かって切磋琢磨できる受講生、それを支え導いてくれる先生、私は最高の仲間を築くことができました。

 

私は、地元北九州での採用を希望していて、大学4年生の時は北九州以外の地域は受験をしませんでした。経験不足や勉強不足もあり現役で合格することはできませんでした。

しかし、講師経験わずか一年という短さで合格を勝ち取り、今は北九州の中学校教諭として勤務しています。

今年度で11年目となります。

周りからは、「中堅、ベテラン」というようなことを言われますが、まだまだ全然です。私自身満足のいく授業をやったことなど一度もありません。

日々色々なことにぶつかり、葛藤し、考え、悩み、過ごしています。

色々なことを求め、探求し、試行錯誤しながら毎日を過ごしています。

すごく辛いこと、太変ねことばかりです。北九州は本当に濃いです(笑)

 

でも、本当に毎日が楽しく充実しています。

『生徒に教える』というよりも、『生徒に教わる』ことの方が多いです。

生徒と共に成長しています。日々勉強です。

 

また、私自身 探究心があまりにも強く、『青年海外協力隊員』として、2年間アフリカで過ごしもしました。

 

私が河野先生から学んだことで、一番大切にしていること。

 

“新しいことに触れ、経験をすること”

 

これからも、多くの生徒を育てて欲しいです。

そして、多くのステキな教師を合格へと導くことを願っています。

 

河野先生、本当にありがとうございました。

 

しょうたは,“修羅の国 北九州”で、のびのびと教師しています(笑)

 

また、先生との再会を楽しみにしています。

 

【寄稿記事おわり】

 

Contributed by しょうた。

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