楽しく,楽しみ,楽(らく)をした人が合格するんですよ!

合格への戦略

【教員採用試験のレトリカル戦略】

 

楽しいことだけを,楽しくやりたい。

そんなことを,最近,本当に強く思います。

 

1990年代,私(河野)は,アメリカで,公立高校の教師と,私立大学の専任講師を務めていました。

まだまだ若輩者でしたが,自分なりに,楽しんでいました。

仕事が楽しくないと思ったことはありませんでしたし,楽しくない仕事を無理やりやらされたことはありませんでした。

 

日本に帰ってきてから,楽しい仕事と,楽しくない仕事が,並立するようになりました。

どの仕事に就いても,この業務は楽しいけれど,この業務は本当に嫌だと感じるものが,毎日,共存するようになりました。

 

誰に相談しても,「当たり前だ」,「それが働くということだ」,「楽しい仕事もあれば,楽しくない仕事もある,そういうものだ。」,こんな答えばかりが返ってきます。

 

でも,私は,アメリカで10年近く,仕事をし,学んできて,楽しい以外のことは,ほとんどなかった,つまりは,何をやっても楽しかったのを知っています。

今から思えば,なぜ,日本に帰ってきたんだろうということになりますが,当時の私は,日本でも,楽しいことだけを,楽しくできるだろうと,楽観的に考えたような気がします。

 

百歩譲って,人生には楽しいことも,苦しいこともあるということを認めるにしても,だからと言って,目の前にある苦しさに耐え続けることを強要するような文化や雰囲気のことを,私は好きになれません。

 

人生は楽しいものだ。

仕事は楽しいものだ。

学びは楽しいものだ。

そして,これらには,例外はない。

 

これが,私の信条なのです。

 

「苦しいときもある」という発想がイヤなのです。

「苦しくても,頑張れば,何とかなる」という発想も,あまり好きではありません。

 

楽しいことを,楽しくやって,成功を勝ち取る。

 

これが,私のモットーなのです。

 

 

でも,日本人の多くは,こう言っても,信じてくれないんですよね。

日本人の多くは,苦労を克服して,困難を乗り越えて,挫折を生き抜いた人を称賛するようです。

苦労なき成功は,まがい物だと感じているようです。

 

特に,「若いうちは苦労しろ」とか,「今の苦労が必ず将来,実を結ぶ」とか,そういう言葉が嫌いなんですよね。

なんだかんだ言いながら,今の苦労を受け入れろと強制しているだけなんです。

 

今も,これからも,将来もずっと,楽しいことを楽しくやろう!というスピリッツは,日本人の文化には,あまりないようなんですよね。

 

苦労=美徳

成功=苦労の賜物

 

そんな図式が固まりすぎています。

 

日本人の文化では,楽して成し遂げたことより,苦労して成し遂げたことの方が,価値があると一方的に信じています。

 

私(河野正夫)とは,まったく相いれない文化なのかもしれません。

 

教員採用試験に合格することも,楽しく学び,楽(らく)してできるというのが,私の信念です。

 

受験勉強は,苦行だと,上手くいきません。

苦しいことは,身体と心が受け入れません。

 

こう言うと,それこそ抽象論だと言われそうですから,次のことを皆さんに聞いてみますね。

皆さん自身に問ってみてください。

 

皆さんのうちの多くは,いわゆる受験勉強が嫌だ,キライだと思っているはずです。

たとえ,やらなければならないと思ってはいても,受験のための勉強は好きではないと感じているはずです。

さらに言えば,皆さんは,暗記中心の勉強は,苦痛以外の何物でもないと感じているはずです。

皆さんが,教師になったら,授業を暗記中心のものにしようと思っている人はいないはずです。

 

そして,最も重要なことを,皆さん自身に問ってみてください。

 

暗記中心の勉強や,精神論ばかりの面接演習では,あなた自身が劇的に向上しないことを知ってはいませんか?

 

言い換えましょう。

 

暗記中心の勉強は,過去,中学生や高校生の時代にやってきたはずです。

でも,常に,満点や満点に近い高得点ばかりを取っていない人が多いはずです。

つまり,暗記中心の勉強では,せいぜい,60%内外くらいの得点しか取れなかったはずです。

あなたが,苦しみ,苦行に耐え,勉強し,暗記したくらいでは,満点は取れず,せいぜい,60%くらいの,可もなく,不可もない得点しか取れなかったはずです。

 

それなのに,また再び,教員採用試験に向かって,同じような暗記中心の勉強をしようとはしていませんか?

どうせ,教員採用試験の筆記試験でも,苦労して勉強した後でも,せいぜい,60%くらいの,可もなく,不可もない得点しか予想できず,合格を確実にする!と言い切れないのではないですか?

 

皆さんの多くは,これから,来年の夏まで,「死に物狂い」で頑張ろう,苦行の受験勉強に耐えよう!と思っていませんか?

でも,結果は,おそらく,再び,平均点か,それ以下の,「微妙」な得点で終わりそうだとは思いませんか?

 

皆さんはもう,中学校,高校,大学,そして,入試等で,暗記中心で,苦行の受験勉強では,自分の限界は60%程度とか,50%程度とか,大した成果は出せないとわかっているのではないですか?

 

それでも,同じ勉強方法で,また,勉強し,また,大したことない成果で終わろうとしているのですか?

しかも,苦行の約1年間を過ごすのですか?

そして,それを,毎年のように繰り返すのですか?

それで,楽しいですか?

それで,幸せですか?

 

学びは,楽しく学ぶべきだと,私は信じます。

楽しく学ぶとは,理解し,反論し,ディスリ,共感し,関連付けるような学びです。

知的刺激に富む学びは,必然的に,楽しくなります。

知的刺激なく,単なる暗記を強いる学びは,必然的に,苦痛になります。

 

面接の演習も,相変わらずの,精神論的な,真面目だけが取り柄のような練習をしていて,あなたが面接で,高得点での合格を勝ち取れると思いますか?

練習するのは,素晴らしいことですが,確実に合格に向かっている練習だという確信がありますか?

そして,その練習は,楽しく,刺激的で,有意義ですか?

 

こんなことを,毎年,感じてしまいます。

 

特に,皮肉を言っているわけではありません。

 

楽しい学び方で,楽しく学べば,合格はすぐそこにあるのに,どうして,苦しい学び方で,嫌々学んで,不合格を繰り返すのかなと思ってしまうのです。

 

受験勉強=苦行

苦行の賜物=合格

 

こういう図式をぶち壊しましょう。

 

私がお奨めする図式は,

 

受験勉強=楽しい

学び=楽しい

面接=楽しい

楽しんだ結果=合格

 

こんな感じですね。

 

でも,私がお奨めするこの図式を見て,「そんなわけないだろ!」という人も多いのでしょうね。

でも,本当にそうなんですよ!

やってみてください。

 

楽しく,楽しみ,楽(らく)をした人が合格するんですよ!

 

人生,楽しみましょう!

学びも,受験も,面接も,全部,楽しみましょう!

そうすれば,すべてが上手くいって,教採合格も勝ち取れますよ!

 

 

では,また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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