教員採用試験で合格することと、恋愛で上手くいくことは、よく似ていますよね!
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: パフォーマンス力向上
私は、いつも、教員採用試験で合格することと、恋愛で上手くいくことは、本当によく似ていると言ってきました。
確かに、教員採用試験には学力を問う筆記試験があり、さすがに恋愛には筆記試験はありませんので、ここだけは大きく違います。
でも、教採の面接などを考えると、まさに恋愛に通じるところがたくさんあります。
教採と恋愛の最大の共通点は、「人が人を選ぶ」ということです。
筆記試験は、自分がしっかり勉強して、高得点を取れば、合格が決まります。
極論を言えば、筆記試験は、自分が100点満点を取れば、確実に合格します。
しかし、面接などの人物評価試験は、筆記試験のようにはいきません。
自分がいくら満足する自己アピールや志望動機や面接の語りを熱く語っても、それが採用側の面接官の心に響かなければ、合格は勝ち取れません。
これは、ちょうど、恋愛で、自分がある人のことをどんなに愛していても、その人が自分のことを愛してくれるとは限らないのとよく似ています。
恋愛では、好み・タイプ・性格のマッチなど、いろいろな人間的な要素が重要になってきます。
教採(就活)の面接でも、採用側が欲しいと思っている人材には、やはり、好み・タイプ・性格のマッチがあります。
ある人に愛してもらえなかった人が、特に、能力がなかったり、魅力がなかったり、人間性に問題がなかったりするとは限りません。
能力があり、魅力があり、豊かな人間性を持った人でも、その人がタイプではない・好みではない・自分とは合わないと感じる人からは愛されません。
教採の面接でも全く同じです。
いくらあなたに能力があり、魅力があり、豊かな人間性があったとしても、それが、採用側が求める能力・資質・人間性でなければ、面接で高評価を勝ち取って、合格することはできません。
もちろん、教採の面接で不合格になったからといって、あなたに能力がない・魅力がない・人間性に問題があるということではありません。
ただ、あなたの人となりが、採用側には好まれなかった・選ばれなかったということです。
恋愛の基本は、「好かれる」ということです。
自分が相手のことを「好き」というのは、自分側の大前提です。
たとえ、自分が相手のことを「好き」でも、相手から自分が「好かれる」かどうかはわかりません。
だから、いろいろと考えて、デートに誘ったり、楽しい時間を過ごしたり、プレゼントをしたり、いろいろな方法で好きになってもらおうとします。
それが上手くいけば、「好かれる」ことになり、恋愛は成就します。
でも、いくら自分が「こんなに頑張って好きなのに」、「こんなに頑張って誘っているのに」と思っても、相手の好みではない・タイプではないということになれば、相手から「好かれる」ことはありません。
教採でも同じです。
確かに、あなたに教育への情熱があることは大切です。教師になりたいという真剣な想いも重要です。教師になってからやりたいことのヴィジョンを持っていることも大事です。でも、教採の面接で採用を勝ち取るには、採用側の面接官に「好かれる」ことが絶対的に必要です。
あなたがどんなに頑張っても、あなたがどんなに真実を告げても、あなたがどんなに熱く語っても、採用側の面接官があなたのことを好きにならなければ、好感・共感・好印象をあなたに抱かなければ、合格することはできません。
こういうと、それではフェアでないという人がいます。
もちろん、フェアではありません。
恋愛がフェアでないように、教採や就活の面接もフェアではありません。
恋愛が成就するかどうかは、お互いにお互いが好きになれるかで決まります。
あなたが相手のことをどんなに好きになっても、相手があなたのことを好きにならなければ、恋愛は成就しません。
教採でもあなたがどんなにその自治体で教師になりたいと思っても、その自治体の教育委員会があなたのことを採用したいと思わなければ採用されることはありません。
教採受験者は、この部分を決定的に見誤っています。
筆記試験なら、頑張って勉強すれば、合格する可能性は高くなります。
満点を取れば、筆記試験では合格することは確実です。
でも、面接などの人物試験は違います。
あなたがどんなに頑張って面接の練習をしても、採用側の面接官に好感・共感・好印象をもってもらえなければ、合格することはあり得ません。
相手に好かれるかどうかが、採用されるかどうか(合格されるかどうか)を決めます。
さて、これらの事実を認めたからといって、では、面接で合格(採用)を勝ち取る方法はないのか、すべては採用側の面接官のフィーリングだけで決まるのかというと、そんなことはありません。
恋愛でも、恋愛上手な人がいるように、面接でも、面接上手になることはできます。
恋愛でも、ものすごくモテる人がいるように、面接でも、必ず合格する人になることはできます。
面接上手になり、面接で必ず合格する人になるための最大の方法が、面接でのパフォーマンスの特訓です。
教採塾の2次試験講座では、4月期には、レトリカル・パフォーマンスの特訓をしています。
レトリカル・パフォーマンスの特訓とは、極論を言えば、面接の場で、どうすれば、面接官の好感・共感・好印象を勝ち取れるかの戦略的な準備・演習のことです。
つまりは、面接官に好かれるための特訓です。
面接官に好かれる方法はあります。
比較的、簡単な演出やレトリック、表情や雰囲気づくりで、それは可能です。
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では、また明日!!」
河野正夫