(3部作の第2部)教員採用試験の対策のための講座・予備校・塾などの選び方について!

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レトリカ教採学院(教採塾)の河野正夫です。

 

教員採用試験の対策のための講座・予備校・塾などの選び方について!の3部作の第2部です。

 

 

今日は,面接対策のための講座・予備校・塾などの選び方について,お話していきましょう。

 

面接対策の講座の最大のポイントは,講師の語りの力,レトリックの力,コミュニケーションの力です。

 

考えてもみてください。

 

ピアノが下手な人から,ピアノを習いますか?

料理が下手な人から,料理を学びますか?

スポーツが下手な人から,スポーツを学びますか?

 

学問や技能を伴う指導は,当然のことながら,その学問や技能の専門家が行う必要があります。

ただ,年齢が上だからとか,元校長だからとか,元教員だからといって,面接の語りが指導できるとは限りません。

 

面接の語りの本質は,レトリック論であり,パフォーマンス論であり,コミュニケーション論であり,もちろん,現在の教育政策や教育論に基づく戦略論でもあります。

レトリックについて本格的に学ばず,パフォーマンス理論を軽視し,コミュニケーションを学問として学ばず,また,日本の現在の教育事情や,確固とした教育学の知識もないような人は、教員採用試験の面接の語りを指導することはできません。

 

どうやら,日本では,いわゆる筆記試験の講座の指導は,それなりの専門家に任せるけれども,面接指導は,先輩や管理職,教員でもない職員が行うといった場合もあるようです。

それなりの人生経験を積んだ人なら,面接の指導はできるという思い込みが日本にはあるようです。

 

しかし,現実の面接で,合格を勝ち取るのは,語りの専門家から面接指導を受けた人たちです。

現在は,教員採用試験では,小学校などでは,定員も多く,競争倍率も低いので,誰が指導しても,合格を勝ち取ることができます。

それで,専門家でない人の指導でも合格を勝ち取れているので,これでいいはずだ!と勘違いしている人もいますが,高倍率,超高倍率,採用定員が1名といった志望先では,まったく歯が立たないはずです。

 

職場の管理職や,先輩教師,退職校長の講師などに指導してもらいながらも,何年も,何年も,教員採用試験に不合格になっている人はたくさんいます。

 

言い方は失礼かもしれませんが,愚かな指導を何年間受けても,合格することはできません。

 

偶然で合格することはあっても,不合格には必ず理由がある。

 

この言葉を噛み締めるべきなのです。

 

皆さんが,面接対策の講座を選ぶ際に,最も重視すべきは,

 

講師の質,講師の能力,講師の知識・教養,講師の学問的素養,講師のレトリック力,講師のパフォーマンス力,講師のスピーチライティング能力

 

です。

 

要は,講師の話が面白いか。講師の話が魅力的か。講師の語りが優れているか,ということです。

 

ピアノの先生はピアノが上手く,料理の先生は料理が上手く,スポーツの先生はスポーツが上手いですよね。

面接対策の講師は,言葉が巧みで,語りが上手である必要があります。

 

最も避けるべき講師は,自分の年齢や経験や地位だけを自慢するような指導者です。

元校長だったとか,教員を十何年経験したとか,教育委員会にものすごいコネがあるとか,そういうことばかりを自慢している講師に学んでも何の学びもありません。

そんな講師に学んでいたら,小学校志望のような低倍率・大定員なら合格するかもしれませんが,中学校・高校・養護教諭・栄養教諭などでは,合格することは困難でしょう。

 

講師の経歴自慢や地位や職位にごまかされてはいけません。

その講師の語りの力に注目してみてください。

 

皆さんは,ピアノが弾けない元校長に,元校長だからといってピアノを習いますか?

皆さんは,料理ができない元教員に,元教員だからといって料理を習いますか?

皆さんは,スポーツができない元管理職に,教育委員会にコネがあるからといってスポーツを学びますか?

 

そんな経歴自慢を餌に受講生を集めるような講座は,回避してください。

壮大な時間の無駄と,膨大なお金の無駄になります。

 

皆さんが探すべき講座は,語りの力がある講師がいる講座です。

脚本が書ける講師,スピーチライティングができる講師を探してください。

そして,できれば,学問的な素養があり,膨大な知識と教養を基にして,面接の語りの指導をしてくれる講師を求めてください。

 

いい加減な講師はすぐに見抜けます。

 

いい加減な講師は,

 

現状を肯定します。

無難さを求めます。

正しいこと,適切なことだけを語らせます。

語りが面白くありません。

精神論・気合論を強調します。

昭和の美学を押し付けます。

自分の経歴や地位を自慢します。

 

来年(2021年)の夏の教員採用試験での合格を確実にしたいのであれば,厳しい眼で,面接対策のための講座を選んでください。

 

昭和の偽物の講師にだまされることなく,自分の合格を託し,自分の将来をかけてみることができる講師を選んでください。

 

これまで,いい加減な講師に指導されて,何年も何年も,不合格を続けた教採受験者をたくさん見てきました。

運命を変えるなら今です。

 

選択と決断が必要です。

 

皆さんが,優れた面接対策講座,優れた講師に出逢えることを,心から願っています。

 

 

では,また明日!!

 

 

レトリカ教採学院(教採塾)

河野正夫

 

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