また,いつものような無難な願書・自己アピール書で,再び,不合格を繰り返したいですか?

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教員採用試験の出願の時期がやって来ました。

既に,いくつかの自治体では,出願期間が始まっています。

その他の自治体でも,出願の時期がもうすぐですね。

 

 

さて,今日のブログ記事のテーマは,ちょっとショッキングです。

 

また,いつものような無難な願書・自己アピール書で,再び,不合格を繰り返したいですか?

 

教員採用試験を受験する人の多くは,大学生さんであれ,講師の人であれ,民間企業等から転職をされる人であれ,概ね,ありきたりで,無難で,インフレ気味の言葉で,願書・自己アピール・志望動機等を書きます。

 

典型的には,

 

恩師に憧れて,

小(中・高)時代の思い出から,

子供に寄り添った教育を,

笑顔あふれる学級を,

子供の生きづらさを,

子供の困り感を,

わかった・できたの喜びを,

施策に感銘を受けて,

研修が充実しているので,

故郷に恩返しを,

次世代を切り拓く,

主体的な学びを,

 

このような,はっきり言って,くだらないフレーズを並べて,自己アピール文や志望動機文を解きます。

 

この際ですから,はっきりと,真実を言っておきます。

こんなことを書くから,不合格になるのです。

こんな書き方をするから,不合格が毎年,続くのです。

 

上記に書いたフレーズ,それぞれのフレーズが意味することは,間違っていません。

むしろ,適切で,正しいことでしょう。

 

でも,上記に書いたようなフレーズは,誰もが使い,インフレーションになっていて,毎年,何百人,何千人の教採受験者が,書き,語りますので,面接官(採用側)は,もういいかげん,ウンザリしているようなフレーズなのです。

フレーズ自体が,表現している概念は,たとえ正しくても,面接官の心には,全く響きませんし,まったく合格には届きません。

 

さらに言えば,大学生も,講師も,民間企業から来る人も,みんな同じようなフレーズで書きます。

ならば,当然,大学生が合格します。

受験者がみんな同じことを語るのであれば,若くて,ポテンシャルを持つ大学生を合格させた方が,採用側としては得策です。

これが,組織の人事の大鉄則です。

 

でも,実際は,20歳代前半の大学生さんも,20歳代後半,30歳代の講師の人も,民間から転職する30歳代,40歳代の受験者も,みんな上記のフレーズのような同じような自己アピール文や志望動機文が並びます。

そして,概ね,若い人以外は,不合格となります。

 

そろそろ,目を覚ました方がいいですよ。

くだらない,無難で,インフレ気味のフレーズを並べ立てて,自己アピール文を書いていても,絶対に合格しませんよ。

それでも,合格する人は,自己アピール文や志望動機文以外に,ものすごい能力・実績・魅力があるからです。

例えば,オリンピックでメダルを勝ち取っている人は,少しくらい自己アピール文がつまらないものでも,志望動機文がありきたりの文章でも,合格するでしょう。

オリンピックでメダルを勝ち取っているような人は,その実績で勝負しているわけですから,自己アピール文や志望動機文は,はっきり言って,どうでもいいのです。

 

皆さん,自問自答してください。

あなたは,オリンピックでメダルを勝ち取っているくらいの実績があるのですか?

採用側が,どうしても,あなたを採用したいという能力や魅力があるのですか?

 

もし,そんなものはないというのであれば,自己アピール文や志望動機文で勝負する必要があります。

その勝負のときに,くだらない文章を書いていては,ダメですよ。

 

ここで,一つだけ,助言をしておきます。

毎年,多くの人が無視する助言です。

 

学校の管理職(校長・教頭)や,先輩教員に,自己アピール文や志望動機文を添削してもらうことは,はっきり言って,絶対に避けた方がいいです。

学校の管理職や先輩教員は,無難な添削や,無難なコメントしかくれません。

 

上記のフレーズをふんだんにつかったようなくだらない,インフレ気味のアドバイスしかくれないはずです。

 

もし,ものすごいスピーチライター並みの,ずば抜けたレトリック能力がある管理職や先輩教員がいたら,是非,その人のアドバイスを取り入れてください。

でも,そういう人がいる確率は,0.1%以下くらいなのではないかと思います。

 

1つだけ,自己アピール文や志望動機文を自己評価する方法があります。

 

なんとなく書いた,なんとなく添削してもらったではなく,自分自身で,自分の自己アピール文や志望動機文を読んで,自分の心が震え,感動し,時に涙が流れ,これが自分の人生で,これが自分の在り方で,これで教育という職業を勝ち取りたい!という本気の心が生まれてこないような,自己アピール文や志望動機文は,すぐに,打ち捨ててください。

 

あなたが合格する自己アピール文や志望動機文とは,繰り返しになりますが,

 

自分自身で,自分の自己アピール文や志望動機文を読んで,自分の心が震え,感動し,時に涙が流れ,これが自分の人生で,これが自分の在り方で,これで教育という職業を勝ち取りたい!という本気の心が生まれてくるようなものです。

 

ちょこっと添削してもらって,無難で,なんとなくまとまりがいいだけの文章に仕上げて,満足しないでください。

そんな無難でつまらない文章では,合格することはできません。

それでも,合格できる人は,最初から,合格するだけのものすごい能力と資質を持っている人です。

あなたがオリンピック級の能力をもっているのであれば,自己アピール文や志望動機文は,なんとなく適当に書いても合格するでしょう。

そうでなければ,自己アピール文や志望動機文で勝負するということを忘れないでください。

 

毎年のように,このくらい厳しく,言っています。

でも,多くの人は,この忠告には,耳を傾けてはくれません。

 

そして,無難で,くだらない自己アピール文や志望動機文を書いて,不合格になっていきます。

残念と言うか,かわいそうになってきます。

 

自己アピール文や志望動機文は,戦略的に書かなければいけません。

自己アピール文や志望動機文は,採用側(面接官)が,あなたをどうしても採用したい!と思うように書かなければいけません。

自己アピール文や志望動機文は,あなた自身も,感動し,心が震えるようなものでなければいけません。

 

私が指導し,私が戦略を助言し,私が脚本の執筆をサポートするときには,そのことを最優先に考え,多くの場合,面接官が感動し,涙まで流してくれます。

そして,もちろん,合格を勝ち取ります。

 

私の添削指導を受けろとは言いません。

私の添削指導を宣伝する気もありません。

 

私の願いは,皆さんが,無難で,ありきたりで,つまらない,インフレ気味の自己アピール文や志望動機文を書いて,今年もまた,不合格になることを避けていただきたいということだけです。

 

今日のブログ記事のテーマの,

 

また,いつものような無難な願書・自己アピール書で,再び,不合格を繰り返したいですか?

 

というのは,私のその切なる気持ちを込めました。

 

皆さん,どうか,今年こそ,誰もが感動するような,そして,あなた自身の心が震えるような自己アピール書・志望動機文を書いてくださいね!

 

 

では,また次回!

 

 

レトリカ教採学院(教採塾)

河野正夫

 

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