楽しく、楽(らく)して、学び、教えるためには、かなりの話芸が必要です!

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教員採用試験の面接で不合格が続く人の話し方には、ある共通点があります。

 

話に「調子」がなく、平坦で、工夫も面白みもない。

 

ということです。

 

ドラマでも、芝居でも、落語でも、トークショーでも、語りのプロフェッショナルの語りには、その人(その役)独特の調子があり、抑揚・メリハリもあり、そして、語りの工夫もふんだんにあります。

 

しかし、教員採用試験の面接で不合格になりやすい人には、それがない。

まったくないと言っても過言ではありません。

ちょっと失礼な表現をすれば、語り方が、ど素人なのです。

 

フィラーワードは入りまくり、思いついたことから話す、語りに構成がない、語りに面白みがない、人の心を動かす魅力がない、語りに工夫も技巧も何もない。

さらに悪いことに、語りが下手な人は、下手な語りのままが、自然な話し方だと勘違いしています。

他のことなら、あることが下手な人は、下手なことを自覚して、なんとか上手くなろうと努力します。

ところが、語りが下手な人は、自分の語りがどうしようもなく下手なことを自覚すらしていません。

自覚がないから、上達への努力もない。

だから、いつまでたっても、語りは下手なままなのです。

 

面接の指導者だって、例外ではありません。

教員採用試験の面接の指導者を自称していても、語りが下手な人がたくさんいます。

自画自賛と自慢だけは、一丁前だけど、その指導者の語りそのものは、退屈そのものということも、あちこちにあります。

そして、面接の指導者でさえ、自分の語りが下手だとは自覚していません、

下手でも、自然な語りをしていると、錯覚しています。

 

ところで、伝説の受講生と呼ばれるような人たちは、語りがとても上手いのです。

それぞれに、独特の調子があります。魅力があり、抑揚があり、工夫があります。

 

ふっくん、そうた、まさひで、たいち、よしひろ、ようちゃん、伝説の受講生たちは、語りが上手です。

聞いていて、惚れ惚れするような調子があり、聞くだけで楽しく、嬉しくなってきます。

 

そんな話ができる人は、面接など軽々と高得点で、合格していきます。

そして、教師になっても、羨ましいほどの、楽しい語り方をしながら、授業をしています。

 

最近は、授業は、「教師が喋るだけではダメだ!」などと言われます。

学習者中心なのは良いのですが、そのことが、教師は語り下手でもいいことを意味してはいけません。

語り下手な人は、教師に向いていませんし、話が下手な人は、教師の資格はありません。

 

話芸という言葉があります。

落語や講談、漫才などを指すことも多い言葉です。

 

 

話芸をたくさん鑑賞すると、話芸には、話芸の哲学、思想、技巧、芸術性があり、人の心を掴み、動かし、震わせる力の秘訣があることがわかります。

話が上手い教師の語りにも、やはり、その教師の哲学、思想、技巧、芸術性があり、学習者の心を掴み、動かし、震わせる力の秘訣があります。

 

自分の語りに自信がない、自分は話下手だと思っている人は、話芸を鑑賞してみるのもよいかもしれません。

落語や講談、漫才などの話芸に触発されて、自らの語り方、話し方を振り返ってみると、いろんなことが見えてきます。

 

学びは苦行ではいけません。

教えることも苦行ではいけません。

 

楽しく、楽(らく)して、学び、教えるためには、かなりの話芸が必要です。

 

そんなこともあり、ちょっと話芸の勉強を深めてみようかと思っています。

話芸から学べるものを大いに集めてみようと思っています。

 

料理人は、料理が上手い。

ピアニストは、ピアノが上手い。

画家は、絵が上手い。

 

であれば、教師は、語りが上手い、とならなければいけませんよね。

 

話芸から学べることをいろいろと研究していきたいですね!

 

 

では、また明日!!

 

 

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