教員採用試験のための発声の仕方,フィラーワードのなくし方 その1
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: パフォーマンス力向上, 合格への戦略, 面接力向上
【レトリカ教採学院】ブログDE教採
「教員採用試験に合格するための多様な戦略」
第16回 発声の仕方,フィラーワードのなくし方 その1
教師という仕事は,声を使う仕事でもあります。
教師という仕事は,話すことが仕事でもあります。
世の中には,声を使い,話すことが仕事になっている職業があります。
例えば,アナウンサー,声優,俳優,女優,電話のオペレーター,などなど。
そして,こうした職業に就く人は,徹底して,声の特訓を受けます。
ヴォイストレーニングや,演出・演技指導などを含めて,どのように発生し,どのように話せばいいのかを徹底的に練習します。
ところが,教師の場合は,声を使い,話すことが仕事であるにもかかわらず,ヴォイストレーニングや,演出・演技指導などを,しっかりと受けたという人は,ほとんどいません。
ほとんどの人が,そうした訓練を受けることなく,教壇に立って,毎日,話しています。
何年も講師をやっているような人でも,面接の語りの練習をすると,発声法や話し方に大きな問題があります。
声が小さい,あるいは,あまりにも大きい,話すスピードが速すぎる,そして,おかしな抑揚が付いている。
さらに良くないのは,「え~」,「え~と」,「あの~」といったフィラーワードが,ものすごく多いということです。
ひどい人になると,1分間の語りの中で,20回以上,こうしたフィラーワードが入ります。
面白いことに,1分間に20回以上,「え~」と言うような人でも,普通に,友達と話している時には,「え~」は,1回も言わないのです。
つまりは,面接の語りとか,多くの人の前でオフィシャルに話すときだけに出てくる特有の現象なのです。
日本人の多くの,特に,教師志望者の多くのフィラーワードは,条件反射のようになっていて,公の席で,オフィシャルに話すときに,特徴的に,頻繁に出てくるものです。
こうした教師志望者の話し方を聞いていると,教師志望者は,話し方の訓練を,まったく受けていないなと感じることが,とても多いのですよね。
声の大きさ,話のスピード,イントネーション,プロミネンス,そして,フィラーワード,まったくもって,ド素人の話し方なのです。
アナウンサーや,俳優・女優,声優などと比べたら,それこそ,「月とすっぽん」です。
同じ,声を使い,話すことを職業としている教師という立場から考えると,ちょっと情けない状況です。
こういうこともあり,教採塾の「面接満点講座」では,こういった発声方法やフィラーワードをなくす特訓をカリキュラムに組み込んでいます。
1月期の「面接満点講座」は,「パフォーマンス理論で面接力を戦略的に向上させる」というテーマで,徹底的に,話し方,語り方,発声方法,声の大きさ,話のスピード,イントネーション,プロミネンス,フィラーワードの除去などを特訓していきます。
もちろん,名古屋校の「面接パフォーマンス講座」は,毎月が,まさに,パフォーマンスの特訓なので,常に,こういった訓練が組み込まれています。
指導するのがプロの芸人(パフォーマー)のRyo(後藤凌)なので,こちらは,まさに,プロフェッショナルによる専門的な特訓となります。
こうした講座で指導者と共に学ぶのが一番ではあるのですが,自分だけで,話し方,語り方,発声方法,声の大きさ,話のスピード,イントネーション,プロミネンス,フィラーワードの除去などの練習をするにはどうすればいいのでしょうか?
今日のブログ記事(その1)は,これを問題提起としておいて,次回(月曜日)のブログ記事(その2)で,自分だけで,話し方,語り方,発声方法,声の大きさ,話のスピード,イントネーション,プロミネンス,フィラーワードの除去などの練習をする方法について,お話をしますね!
ご期待ください!
では,また明日!!
(明日は,川上貴裕がブログ記事を執筆します!)
河野正夫