オッカムの剃刀は,教員採用試験の合格の鍵です!

パフォーマンス力向上

【教員採用試験のレトリカル戦略】

 

2週間以上続いた直前講座と単発講座・個人レッスンで,このブログの更新もお休みさせていただいていました。

でも,今日から,復活です!

愛読者の皆さん,今日から,また,ほぼ毎日,有益な情報をたくさん発信していきますので,ご期待ください!

 

さて,この2週間強,教員採用試験の個人面接や模擬授業・場面指導などを指導していて,再発見したことがあります。

 

教員採用試験の合格の鍵もオッカムの剃刀である。

 

「オッカムの剃刀」とは,一般に,

「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない。」

ということです。

 

 

日本語版Wikipediaには,次のような例が載っています。

 

例えば、等速直線運動に対する次のような説明があったとする。

「外から力がかからない物体は、神が等速でまっすぐに動かし続けている。」

この場合、「神が」という部分が説明に不要である、として切り落としてしまうのがオッカムの剃刀だとし、すると次のような説明が得られるとした。

「外から力がかからない物体は、等速で直進する。」

 

つまりは,「神が」という部分はあってもなくてもいいので,不要だということです。

説明には不要だというだけで,「神」が存在するかどうかとか,「神」を信じるべきかどうかなどは,一切,不問です。

オッカムの剃刀は,等速直線運動を説明するためには,「神」を持ち出す必要はないということを言っているだけです。

 

翻って,教員採用試験の合格戦略を考えてみると,例えば,巷で普通に行われている面接演習は,美学ばかりで複雑すぎます。

 

ノックは何回。

お辞儀の角度は何十度。

手は膝の上。

目は面接官のネクタイの結び目。

経験を教育に活かす語りをする。

志望自治体の施策に触れる。

講師経験について語る。

使命感や責任感や協調性をアピールする。

 

などなど,山のような注意点が出てきます。

 

面接官の目の前にある面接評定票には,多くの評価項目がありますが,初対面の面接官と受験者が,わずか20分前後の面接で会話することで,評価できるようなものではありません。

所詮は,面接官が受験者に持った印象・イメージ・好感度だけで,評価は行われます。

 

オッカムの剃刀を適用すれば,

 

面接での合否は,好感度で決まる。

 

というだけで,面接での合格の法則は決まりです。

 

では,好感度をどう勝ち取るかですが,基本は,

 

楽しいことを楽しく話す。

 

これだけです。

 

面接の場において,「楽しいこと」とは何かというレトリカルな分析と考察と戦略は必要です。

面接の場において,「楽しく話す」とは何かというパフォーマンス的な分析と考察と戦略は必要です。

 

でも,面接での合格を勝ち取る理論としては,結局は,

 

面接での合否は,好感度で決まる。

好感度は,楽しいことを楽しく話すことで決まる。

 

に集約されます。

 

こう考えたとき,従来から行われている面接演習や面接指導は,ほとんどの部分が無駄だということが言えます。

無駄な美学や,無駄な精神論ばかり,追い求めて,肝心の合格の鍵を特訓していません。

 

従来から行われている面接演習や面接指導は,既に合格しそうな人を合格させ,未だ合格しそうにない人を不合格にしているだけです。

つまりは,結果に何も変化を起こさないものです。

だから,無駄と言うしかありません。

 

合格の鍵の真価は,合格しそうな人を合格させるのは当然として,未だ合格しそうにない人を合格にするものである必要があります。

 

合格の鍵の真価は,私(河野正夫)が,いつも言っている,ゲームチェンジャーでなければなりません。

一発大逆転が狙えないのであれば,未だ合格しそうにない人にとっては,何の意味もない無駄な面接演習であり,面接指導であることになります。

 

この2週間強の面接指導などの中で,私は,このことを改めて痛感しました。

 

そして,教員採用試験の面接演習や面接指導が,日本全国で,変わる兆しを見せないのであれば,私(河野正夫)が行っている面接演習や面接指導で学べば,ライバル受験者に圧倒的な差を付けて合格することは,簡単だということを再認識しました。

もちろん,合格のためには,指導者の私だけでなく,受験者の側の意識改革や演習へのマインドセットの変革も必要です。

「頑張れば合格する」といった精神論の排除が必要です。

「講師経験が何年もあるのだから合格する」といった思い込みの排除も必要です。

 

さらに言えば,「やれることはすべてやる」というよりも,「合格に寄与することだけをやる」という考え方の方が,はるかに重要です。

 

教員採用試験は,個人面接も,模擬授業も,場面指導も,そして,筆記試験も,楽しく合格を勝ち取ることができます。

多くの場合,楽(らく)して,合格を勝ち取ることができます。

 

苦しみながら,教員採用試験を受験しても,多くは不合格になりがちです。

楽しく,時に,楽(らく)して,受験している人の多くは,確実に合格します。

 

苦しみ続ける人は,不合格になり続けます。

楽しく,楽(らく)する人は,すぐに合格を勝ち取れます。

 

そして,これは矛盾でもなんでもありません。

当然の結果であり,極めて,合理的なことです。

 

これを矛盾だと思う人は,やはり,旧態依然とした呪縛にがんじがらめになっています。

これを当然だと思う人は,すぐに合格するでしょう。

 

これが真実です。

 

さて,この真実を踏まえるならば,旧態依然とした指導は,何も生み出さないことが明らかです。

旧態依然とした指導は,既に合格しそうな人を合格させ,未だ合格しそうにない人を不合格にします。

 

教員採用試験は,概ね,簡単に合格できる試験です。

だから,その指導は,ゲームチェンジャーでなければいけません。

一発大逆転を狙える指導でなければいけません。

そうでなければ,指導の存在理由がなくなります。

 

ここが,現在の日本の教採の予備校事情です。

とにかく,受講生を集めて,受講料を取るといういうビジネスモデルなのです。

受講生を集めて,受講料を取ったら,旧態依然とした昔ながらの講義をして,昔ながらの精神論が詰まった演習をさせる。

だれも疑問を感じないようにして,受験させて,もともと合格しそうだった人が合格し,もともと合格しそうでなかった人が不合格になるということを繰り返しているだけです。

 

私(河野正夫)は,こんな指導をするつもりは,全くありません。

 

教採塾は,旧態依然とした指導を徹底的に廃して,新しい指導の在り方,楽しく学び,楽しく演習し,楽(らく)して合格を勝ち取り,常に,ゲームチェンジャーとなり,一発大逆転を狙うための講座とレッスンだけを提供します。

 

これから,教採塾は,オッカムの剃刀を徹底的に振るいます。

オッカムの剃刀で,無駄なものを削ぎ落とします。

やっても無駄なことはしない。

あっても意味のないものは捨てる。

そして,本当に価値あるものだけで,合格を勝ち取ります。

 

オッカムの剃刀は,教員採用試験の合格の鍵なのですから!

 

その方法と戦略については,このブログでも,たくさんお伝えします!

 

お楽しみに!!

 

 

では,また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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