優れた教師になること。教員採用試験に合格すること。
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: パフォーマンス力向上, 合格への戦略, 面接力向上
【教員採用試験のバイブル】
今日は、少し、衝撃的な内容について触れてみますね。
今日のブログ記事のテーマは、
「優れた教師になること。教員採用試験に合格すること。」
です。
まずは、建前です。
優れた教師になる資質と適性と能力を持っている人が、教員採用試験に合格するというのが理想であり、本来あるべき姿です。
私(河野)も、一人の教育者として、そうであることを心から願っています。
さて、実際の話をしましょう。
現在の教員採用試験のあり方では、「優れた教師になる資質と適性と能力を持っている人」を採用できるとは限りません。
もちろん、「優れた教師になる資質と適性と能力を持っている人物」であれば、合格する可能性は高まるでしょう。
でも、「優れた教師になる資質と適性と能力を持っている人物」を20分間前後、効果的に演じることができる人の方がはるかに高い可能性で合格できるという現実があります。
現在、日本の各地で行われている教員採用試験は、人事採用の試験としては、非常に原始的であり、また、優れた人材を効果的、かつ、効率的に、選抜する仕組みになっているとは言えません。
これは、上場企業などでのいわゆる就活(就職活動)と比べてみても、教員採用試験の人材弁別機能が著しく低いということは明らかです。
教員採用試験を実施する教育委員会の部署は、上場企業などにある採用担当の「人事部」に比べれば、あまりにも貧弱です。
採用プロセスも、採用に対する哲学や方法も、上場企業に比べれば、教員採用試験の仕組みは、あまりにも原始的であり、採用プロセスの体を成しているかどうかすら疑問です。
面接の回数も質にしてみても、上場企業などでの面接と比較すれば、教員採用試験の面接は、本当に採用面接と言えるのかという疑念すら湧いてきます。
さらに言うならば、教員採用試験の面接官が、本当に受験者の資質・適性・能力を、わずか20分前後の面接で、本当に見極めているかどうかも極めて疑わしいと言わざるを得ません。
確かに、あまりにも非常識な受験者、あまりにも無能な受験者であれば、すぐに、それとわかるでしょう。
でも、ある程度、準備と演習を重ねた受験者の資質・適性・能力を、わずか20分間程度の面接で見極めるのは、極めて困難です。
日本流の精神論や、美学や、希望的観測を排除して、客観的・科学的に考察すれば、現在の日本の教員採用試験の面接では、「本当に優れた教師になる資質と適性と能力を備えた人物」と「優れた教師になる資質と適性と能力を備えているように見えるための演出と表現を20分間程度できる人物」とを、識別することはできません。
とても残念なことだと、私(河野)は感じています。
こうであってはいけないとも考えています。
でも、現実は現実です。
ここに重大な真実があります。
それは、
教員採用試験の面接で合格するためには、
(1)本当に優れた教師になる資質と適性と能力を備えた人物である。
(2)優れた教師になる資質と適性と能力を備えているように見えるための演出と表現を20分間程度できる人物である。
のいずれかであればよい、と言うことです。
もちろん、(1)であることが望ましいのはもちろんです。
でも、(2)であっても、(1)と同等に(もしかしたら、(1)以上に)教採の面接で合格することができます。
それではいけない!と憤慨する人も多いでしょう。
教採の面接を改善すべきだと言う人も多いでしょう。
でも、現状では、上記に書いた真実は変わりません。
私(河野)は、教員採用試験が、そして、教員採用試験の面接が、本来あるべき姿になることを心から願っています。
でも、現状の制度である限り、教員採用試験の面接で合格するための演出と表現は戦略的に立案することができます。
長時間の面接なら、ボロが出ます。
長期間の関係なら、見透かされます。
でも、わずか20分間前後の面接なら、完璧に演出できます。
これを否定することは、絶対にできません。
広告も、ドラマも、映画も、選挙戦略も、すべて、同じ原理原則で行われているのですから。
未来の教員採用試験は、本来あるべき姿で実施されることを願いつつ、私(河野正夫)は、現状での教員採用試験であれば、確実に合格する戦略を伝授できると信じています。
未来に希望を描きながらも、現状の教採でまずは合格したい方、是非、最高の戦略で、教採合格を勝ち取りましょう!
では、また明日!!
河野正夫