他人のことばかり見ていては、自分の想いは固まりません。

パフォーマンス力向上

【教員採用試験のバイブル】

 

日本人は、とかく他人のことが気になると言われています。

他人と合わせる、大多数と合わせる、これが安心の源泉になるようです。

 

(画像は、みんな一緒というイメージです。)

 

教員採用試験でも同じです。

他人はどのように勉強しているか、他人は面接でどんなことを語ったか、他人は何点で合格したかが気になります。

 

もちろん、そういった「データ」は有用な場合があります。

プランを立てたり、行動したりするときには、データは必要です。

データとして、収集するというのであれば、何も問題はありません。

 

でも、多くの場合、データが自分の行動基準になります。

しかも、データのごくごく一部、データの断片、ある時には、たった一つのデータ(事実)に縋ってしまうことがあります。

 

例えば、XXは勉強しなくても合格した先輩(友人)がいると聞きつけると、そのXXは勉強しなくてもいい!と決めつけます。

志望動機で、「恩師」のことを話して、合格した先輩(友人)がいると、志望動機は「恩師」のことを話せばいいんだ!と決めつけます。

 

ほとんどの場合、自分にとって都合の良いデータを恣意的に抽出して、現在の自分のマンネリ化した考えや行為を正当化するものになります。

本来のデータの用い方とは、全く異なるものです。

 

「情報リテラシー」という言葉が重要視されて久しいですが、情報を取捨選択し、自分にとって有用に使うことができない人が多いというのも、また悲しい事実です。

 

教員採用試験で言えば、「自分が合格する戦略」、「自分の学歴・経歴・バックグランドにふさわしい戦略」、「自分のルックスや雰囲気に最適なパフォーマンス戦略」、こういったことを考えません。

 

考えないのは、単に、受験者だけではなく、指導者(教採面接を指導する講師たち)の多くも、一般論しか語りません。

 

「普通はこう言う」、「こう言って合格した人がいる」、「こういうのが常道だ」などという主観による美学で、面接の語りを指導します。

 

でも、受験者は多種多様です。年齢も、性別も、学歴も、職歴も、経歴も、バックグラウンドも、ルックスも、雰囲気も全て違います。

それらが違えば、当然、合格のための戦略は異なります。

 

でも、指導は概ね、一様です。

みんなと同じようなことを言う、みんなと同じような言い方をする、みんなと同じような戦略で、面接の準備をします。

 

その戦略に適している人は、当然、合格します、。

その戦略に適していない人は、当然、不合格になります。

 

そんなことは、最初からわかっているのに、この愚かな状態から脱することができないのです。受験者も指導者も。

 

私(河野正夫)は、受験者、個人個人を見て、指導します。

受験者の年齢、性別、学歴、職歴、経歴、バックグラウンド、ルックス、雰囲気を徹底的に考慮した上で、受験戦略を立案します。

一人一人で、当然に戦略は違います。

他人と同じことをやっていては、合格を逃してしまいます。

 

私は常々、「1万人を合格させた方法でも、あなたを合格させなければ、あなたには意味はない。」と言っています。

でも、世の中の予備校や指導者は、「私は、1万人を合格させた!これが合格の秘訣!」と宣伝しています。

そんな宣伝にうっかりと乗ってしまったら、あなたは合格しません。

あなたに必要なのは、「1万人が合格した方法」ではなく、「あなたが合格する方法」なのですから。

 

今日は、福山校での2次試験満点講座があります。

今日もまた、私は、受講者の一人一人を分析しながら、面接の語りの指導をしていきます。

集団講座でも、基本は、一人一人の合格を考えていくことが重要です。

 

受講生の皆さんにも、このメッセージを伝えます。

 

他人のことばかり見ていては、自分の想いは固まりません。

 

あなただけの合格戦略、あなただけの面接戦略を確立していくことが重要ですから。

 

 

では、また明日!!

 

 

教採塾

河野正夫

 

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