上手い語りの条件とは?上手い語りを妨げる要因とは?語りを向上させる方略とは?
- By: Kyousaijuku
- カテゴリー: パフォーマンス力向上, 合格への戦略, 教採塾の新企画, 面接力向上
【教員採用試験のバイブル】
1ヶ月余り前(正確には、2018年7月26)、「緊張ではなく,条件反射なんです!」 というブログ記事を書きました。
そのブログ記事では、面接の本番で語れなくなるのは、本番という刺激が、「上手く話せない」という反応になって現れる、いわば「条件反射」であると語りました。
つまり、普段は、明るく元気に楽しく、ベラベラ話していても、面接の本番になると、急に、顔が暗くなり、話も面白くなくなり、「えー」・「あの」を連発し、イントネーションすら普段とは違ったものになる、ということを指摘しました。
そして、面接本番での語りが、退屈で平凡で、聞くに堪えない凡庸な語りになるということを述べました。
そのブログ記事の最後の部分で、私は、以下のように書きました。
【7月26日のブログ記事より引用】
面接の場などのかしこまった場で話すときは,「条件反射」的に,上記のような語り方になってしまうのです。
言い方は,悪いですが,「パブロフの犬」状態になってしまっています。
条件反射は,体が覚えてしまった反射機能ですから,「こうしなさい」,「こうしてはいけません」という注意や指示だけでは,なくなりません。
条件反応を外していくためには,それなりの方法を駆使する必要があります。
では,どうすればいいのか。
それについては,明後日のブログで詳しくお話ししますね!
【引用終わり】
「明後日」とは、7月28日だったのですが、このブログ記事の続きは、まだ書いていません。
書かなかった理由は、3つあります。
(1)7月28日が、教員採用試験の2次試験にあまりに近く、教採受験者のほとんどが、2次試験への「緊張」を強く感じている時であり、緊張のクライマックスのときに、条件反射を外すのは難しいと考えたこと。
(2)語りの「条件反射」は、教員採用試験に限ったものではなく、多くの人は、公の場で語るときに、普段の明るさや雄弁さが全く消えてしまい、退屈な話しかできなくなる。教員採用試験に限定しない取り組みが必要であると考えたこと。
(3)問題は、教員採用試験の面接だけではなく、パブリック・スピーキング(公の場での語り)での語り方の問題であり、そもそも、多くの日本人がパブリック・スピーキングの訓練を受けていないことが問題であると考えたこと。
以上の理由で、教採の2次試験の直前のたった1回のブログ記事で、この大きな問題について論ずることを躊躇したのです。
しかし、日本人の多く、特に、教員・教員志望者が、パブリック・スピーキングが苦手というのは、大きな問題です。
普段の授業や生徒指導では、上手く話せても、公の立場で人前で話すときは、語りが凡庸になってしまう。
おしゃべりな性格なのに、公の場では上手く話せない。
こんな人が、本当に多いのが、現実です。
だからこそ、教員採用試験がそれなりに一段落した今、この問題にもう一度向き合おうと、9月15日(土)の【教師のための語り方講座】を開講することにしました。
昨日のブログ記事でも書きましたが、【教師のための語り方講座】は、「教採」のためだけではありません。もちろん、「教採」にも活用できますが、「教採」に限定した「語り方講座」ではありません。
「教採」のためというよりは、「教師」のための「語り方講座」です。
9月15日(土曜日)13時30分~17時30分の3時間で、以下のことを、「語り上手」になるために学んでいきます。
1.上手い語りの条件(コンテンツ&パフォーマンス)
2.上手い語りを妨げる要因(良い子ちゃん作文&条件反射)
3.語りを向上させる方略(ヴィジョン&演技)
4.話芸に学ぶ(落語のパフォーマンス性)
5.語りの実践演習(語りが変われば、人生が変わる。)
【教師のための語り方講座】というテーマを徹底的に追求した単発講座にしていきます。
受講料は、リーズナブルな特別価格とします。少し、説明させてください。
教採塾の集団講座は、原則として、
3時間・10,800円
6時間・21,600円
となっています。
(「勉強会」と題しているものは、数千円台です。また、講座時間が、上記以外の講座(4時間、7時間など)は、その都度、受講料を設定しています。)
今回は、3時間の講座ですから、本来は、10,800円ですが、この単発講座は、【教師のための語り方講座】という、河野正夫のライフワークとも言えるテーマなので、特別に半額にします。
つまり、3時間で、5,400円です。
河野正夫が、生涯をかけて追い求めたいテーマなので、この特別価格で提供します。
お申し込みの受け付けは、8月31日(金曜日)22時からです!
定員は、50名です。
開講場所は、広島校です。
お申し込みは、こちらからどうぞ!
↑
クリック(タップ)してください。お申し込みフォームが開きます。
では、また明日!!
河野正夫