広島県の教採の2次試験は、一昨日の金曜日に全日程が終了しました。
広島教採塾の受講生たちも数十人が受験しました。
ここで、おごそかに、「教採2次試験の勝利宣言!!」をしたいと思います。
今年の教採の2次試験(特に広島県)は、ほとんどすべての受講生さんにとって、大成功に終わっています。
今年は、広島教採塾の受講生は、実に多様な校種・教科で、2次試験を受験しました。
小学校、
中学校社会、
中学校数学、
中学校保健体育、
中学校音楽、
中学校家庭科、
中学校英語、
高校倫理、
高校日本史、
高校世界史、
高校商業、
高校音楽、
高校保健体育、
高校情報、
高校生物、
高校数学、
高校物理、
高校英語、
特別支援学校(小学部、中学部)、
養護教諭、
この多様さが、広島教採塾の2次対策を実りあるもの、刺激あるものにしてくれました。
直前講座では、のべ135人もの受講があり、尾道市内、広島市内、福山市内の会場で、ハードかつ心に刻まれるような演習を行いました。
個人面接対策も模擬授業対策も、「合格して当たり前!!」というレベルまで練習していきました。
その結果、
ある受講生さんは、広島県の個人面接Aでも、個人面接Bでも、どちらにおいても、面接官から、好意的に「あなたの授業が見てみたいです。」と言われたそうです。
他の受講生さんたちもいずれも、楽しく、明るく、素敵な雰囲気での面接になったようです。
私が、直前講座の最後に皆さんへのアドバイスの「自信とゆとりと誇りをもって、面接に挑む」を実践してくれました。
最高の面接になったようです。
模擬授業も、多くの教科で、模擬授業演習でやったところが出題されました。これも大いに有利に働きました。
特に、小学校志望の模擬授業では、私は、昨年から、算数から、国語か道徳に変わる可能性が高い。教材から考えると、道徳より国語に変わる可能性の方が高い。国語なら、詩になるだろうと予想して、助言していました。
それがピッタリでした!!
第1日目の模擬授業で、まどみちおさんと谷川俊太郎さんの詩が出題され、第2日目は、作者も作品も変えるのであれば、ぶしかえつこ(武鹿悦子)さんの詩が出る可能性が高い。ぶしかえつこさんなら、有名なのは、「たけのこ ぐん」かなと前日に予想していました。
実際は、第2日目は、ぶしかえつこさんの「白菜ぎしぎし」が出題されましたが、読みは大正解でした。(もうひとつは、「とびばこだんだん」でした。これも有名な詩ですね。)
詩の音、擬態語、擬音語に着目して、音を大切にした詩の授業は全員ができました。
そう言えば、昨年の講座では、「とびばこだんだん」も、「白菜ぎしぎし」も、まどみちおさんの「走るしるしる」も模擬授業演習で扱いました。
作品は変わっても、詩の授業の基本は、受講生の頭には入っていたはずですね。
前日の個人レッスンでは、小学校志望者の、リコーダー、歌唱の指導までしました(笑)!!
私は、音楽の専門家ではないので、高度なテクニックなどは教えることはできませんが、2次試験の小学校実技の試験では、どうすれば合格するかは知っています。それを伝授しました。
金曜日の試験終了後の打ち上げに、ビアガーデンに集まった受講生たちは、皆、自信と喜びに満ちた顔をしていました。
受験からの解放感も、もちろん、あったでしょうが、自信たっぷりの余裕の表情でした。
だからこそ、今日、私は、宣言したいと思います。
教採2次試験の勝利宣言!!
感謝を込めて、期待を込めて。
過去10カ月のハードな演習と講義の思い出を大切にしながら。
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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