そして、教師とは、子どもを教育する存在です。
教育とは、子どもに働きかけ、学びを成立させ、子どもを大人にしていく営みです。
ですから、教師には、想いや、知識や、技術や、教養などがたくさん必要です。
教員採用試験の準備をしていると、とかく、受験のための、あるいは、自分の教科領域に特化した勉強だけをしがちです。
もちろん、限られた時間を有効に使うために、学習内容の取捨選択は必要です。
教採合格という特定の目的を果たすためには、それに特化した学習方法もあります。
それはそれと認めた上で、毎日、3分だけ、自分の知識や教養を幅広くするための学びをしてみると、これが実は、教採合格可能性を大いに高めるだけでなく、教師になってからの役にも大いに立つのです。
教師とは、どの学校種でも、子どもからいろんなことを聞かれます。
そんな時、例えば、「自分は理科の教師なので、社会のことは知らない。」とあっさり会話をとぎらせてしまうのも悲しいですよね。
たとえ専門の教科でなくとも、「それはね、こういうことじゃないかな。」なんて会話ができると、教師と子どもの会話が少し知的になりますよね。
教員採用試験でも、一般教養の筆記試験があるところでは、幅広い教養が決定的に高得点の要素になります。
小学校全科でも同様です。
中高の、国語、社会、数学、理科、英語、音楽、美術、保健体育、家庭科、商業などなどの専門教科でも、やはり、自分の教科内のことだけでなく、幅広いちょっとした知識があると、とても役に立ちます。
また、自分の専門教科でも、すごく簡単な初歩的なことを初歩的に見直してみるというのも、教える際のヒントに出会えるでしょう。
だから、私は、次のミニ本を入手して、毎日、3分だけ、眺めることを強くお奨めします。
この本は、高校入試レベルの5教科(社会、理科、数学、英語、国語)を一問一答の形で、シンプルにカラフルにまとめてあります。
これを毎日、3分だけ、パラパラとめくって眺めるだけで、あなたの基礎的な教養はどんどん広くなります。
自分の専門教科のところも、「ああ、なるほど。これ、中学校でやるよね!」とか、「ここ、理解しにくいところだったな。」とか、これからの指導のヒントになることもしばしばあるはずです。
そして、自分の専門以外のところでは、「これ、忘れてた!」とか「これは重要な知識だよね。」とか、どんどん自分の知識が専門教科以外にも広がっていくのが実感できるはずです。
この本は、ポケットに入るくらいのミニ本です。
本の価格も、702円(税込)とお手軽です。
上記のアマゾンのサイトで、「なか見!検索」もできます。
本当に、私たちのベーシックな教養を高めてくれる本です。
毎日、3分だけでOKです。
このミニ本をパラパラと眺めてください。
そうすれば、あなたの知識レベルが少しずつ向上します。
一般教養や小学校全科の筆記試験を受ける人は、飛躍的に合格力を高めることもできるでしょう。
中高の専門教科の人も、自分の知識の地平性を鳥瞰できるでしょう。
教師は、知識ある者、知恵ある者でいたいですよね。
そのためにも、このミニ本は、最初の1冊として、お奨めですよ!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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