そうたは、広島教採塾にとって、そして、私にとって、かけがえのない存在でした。
そうたがいてくれたから、最高の講座づくりに専念できました。
そうたは、明後日から、「今川先生」になります。
心から祝福していますし、そうたの旅立ち、羽ばたきを大いに応援しています。
でも、ちょっとだけ寂しく感じるのも事実です。
時々、「そそう」をしながらも(笑)、一生懸命、講座のために働いてくれたそうたがいなくなるのは、寂しいことです。
しかし、これが教育者の宿命です。
教え子には、羽ばたいてもらわなければいけません!!
羽ばたいていく教え子をみることが、教育者の最大の喜びです。
私も教育者の一人として、そうたの旅立ちを心から喜ばしく感じています。
教育者のもう一つの喜びは、一つの世代が卒業しても、また新しい世代と出遭えることです。
広島教採塾には、4月から新しいアシスタントが着任します。
新しいアシスタントも教え子です。
きっとこのアシスタントも、今年の教採に合格し、来年の3月末には、羽ばたいていくことでしょう。
昨日も、これまで何年も繰り返してきたこの喜びの日を再び迎えました。
教え子の旅立ちは、いつも、祝福と、ちょっとした寂しさと、大きな喜びを感じながら、教育者である自分の幸せに感謝しています。
以下の文章は、昨日、福山校で、受講生の前で、そうたに向けて話した短いスピーチの原稿です。
【スピーチの原稿】
一昨年の2013年9月8日、広島教採塾の尾道校の総合対策講座にお申し込みがありました。
この年度の講座のお申し込みの受け付けが始まって数分後のお申し込みでした。お申し込み第1号でした。
今川颯太という名前でした。
お申し込みフォームのメッセージ欄には、
「子供たち、保護者の方、同じ教師の方から信頼される教師となるために私に必要な力を求め、申し込みをさせていただきました。よろしくお願いいたします。」
と書いてありました。
2ヶ月後の11月9日の午後、講座が始まりました。
今川颯太がそこにはいました。
大学3年生でした。
その日、初めて会う今川颯太は、明るく、元気で、爽やかな若者でした。
1年と5カ月が経ち、いま、ここに、今川颯太がいます。
3日後の4月1日、今川颯太は、小学校教師として、広島県府中市の小学校に着任します。
教え子、そして、アシスタントの「そうた」から、今川先生の誕生です。
今日までの1年5カ月で、今川颯太は、まさに、最初の彼のメッセージにあった「子供たち、保護者の方、同じ教師の方から信頼される教師となるために私に必要な力」を習得され、3日後から教壇に立ちます。
教採の自己アピールで、「ぶれない心」を強調し、また、「関わる全ての人を幸せにする」決意を語った今川颯太は、自己アピール通りの先生になると信じています。
今川先生、あなたに必要な力は既にあなたの中にあります。
素敵な教師となって、子供たちを、そして、あなたに関わる全ての人を幸せにしてください。
これまでの1年5カ月、本当にありがとう。
受講生として、アシスタントとして、そして、なにより、大切な友人として。
これまでの1年5カ月、学ばせてもらったのは、むしろ私かもしれません。
今川先生、グッドラック!!
広島教採塾
河野正夫
そうた、これまで、本当にありがとう!!
今川先生、ご活躍をお祈りしています!!
伝説の「窓辺のそうた」を思い出にして。
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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