教採塾のモットーは、
なりたい人が、
なりたい場所で、
なりたい時に教師になる。
それが未来の子どもたちのためになるなら。
です。
あらためて、このモットーについて書こうと思って、過去のブログ記事を読んでいたら、ちょうど1年近く前、このモットーで記事を書いていました。
読み直してみると、自分ながら、よく書けた文章だったので、もう一度、皆さんにご紹介したいと思います。
字句を修正し、アップグレードしたバージョンで、以下にお届けします。
なりたい人が、
なりたい場所で、
なりたい時に教師になる。
それが未来の子どもたちのためになるなら。
教採塾の創立以来のモットーです。
教師には,なりたい人になっていただきたい。
教師には,なりたい場所でなっていただきたい。
教師には,なりたい時に,なっていただきたい。
唯一の願いは,その人が教師になることが,未来の子供たちのためになる,ということ。
教採塾の創立の原点は,このモットーに込められています。
教師になりたいと本気で思っている人が教師になる,ということは大切ですよね。
何十年か前には,「デモシカ教師」という言葉が流行ったそうです。
「デモシカ教師」とは,「教師にでも,なろうか。」,そして,「教師にしか,なれない。」というような教師を指した言葉のようです。
「デモシカ教師」の最大の難点は,「教師になりたい!」という意欲があまり見えないことです。
現在の能力の現状に関わらず,「絶対に教師になる!」という意欲がある人に,教師になってほしいと願っています。能力は,向上させることができるのですから。
教師には,なりたい場所で,なってほしいと思っています。
故郷で教師になるもよし,新天地を求めて教師になるもよし,自分がなりたい場所で,教師になることも,意欲と目標を確固たるものにしますよね。
中には,受験の都合で,つまりは,合格可能性だけを考えて,XX県なら合格しやすいとか,YY県なら採用人数も多いという理由で,志望県を決めることもあるでしょう。
それも,効果的な受験戦略ですから,否定はしません。
しかし,合格すれば,それから,何十年もの間,定年まで,働き,おそらくその土地に一生涯,住むことになりますよね。
本当にその志望県でいいのかということを真剣に考えておくことは必要です。
大学なら,4年で卒業ですが,教採に合格して,教師になったら,定年まで働くことになります。
もし,何年かその県で働いて,その後は,現職枠で,本当に行きたい県に帰ろうと思っているとしたら,現職枠での採用は,定員数名の極めて狭き門だということを覚悟していてくださいね。
これから,団塊の世代の大量退職が沈静化していけば,現職枠での採用は,極めて少なくなることも予想されます。
まずは,なりたい場所で,合格することに挑戦し,なりたい場所で教師になることを達成すると幸せですよね。
なりたい時に教師になる,ということを,私は,とても大切なことだと考えています。
教育学部を卒業し,教育大学を卒業し,教師になるという,いわば,メインストリームも悪くはありません。
何年か講師を経験してから,正採用の教諭になるというのも,メインストリームと呼べるでしょう。
でも,すべての教師が,メインストリームだと,面白くありません。
「面白くない」というのは,多様性がないという意味です。
中には,民間企業を何年か経験してという人も教師になってほしいです。
外国から帰ってきて教師なるという人も素敵です。
主婦(主夫)をして,子育てをして,あらためて教師に,という人も素晴らしいです
あるいは,40歳代で,50歳代で,一念発起して,教師になるというのも,是非とも応援して差し上げたくなります。
確かに,教員採用試験の面接では,メインストリームでなければ不利という側面はあります。
しかし,適切な受験戦略とアピール戦略を駆使すれば,メインストリームでなくとも,教採合格は勝ち取れます。
教採塾グループ(広島教採塾,東京教採塾,大阪教採塾,名古屋教採塾、岡山教採塾)の願いは,
なりたい人が、
なりたい場所で、
なりたい時に教師になる。
それが未来の子どもたちのためになるなら。
という言葉に尽きます。
ですから,教採塾では,大学生と講師だけに限って,受講生として集めて,講座を開講するということをしていません。
もちろん,大学生も大歓迎です。講師の方々も大歓迎です。
大学生も講師の方々も,たくさんの方々が受講してくださっています。
教採塾には,主婦の方,かなりのご年配の方,民間企業で働いている方,民間企業を退職して教師を目指している方,40歳代50歳代で一念発起して教師を目指している方,20年間の主婦経験の後に教師を目指している方,私立の学校から公立の学校を目指している方,国外に住んでいる方で教師を目指している方,ここでは書けないくらいユニークなバックグラウンドの方といった,いろんな方がいます。
中には,他の教員採用試験対策の予備校にいったら,「うちでは,ちょっと。。。」と受講を断られたという人もいます。
教員採用試験対策の予備校もメインストリームでない人の指導は,躊躇するんですよね。残念なことです。
教採塾には,メインストリームの人もたくさん(たぶん過半数)いますが,メインストリームでない人も,たくさんいます。
教採塾は,もともと少数精鋭(1講座の定員24名)ですので,比較的,個人の現状・バックグラウンドに対応したワンポイント・アドバイスができます。
その人に応じた合格戦略をアドバイスすることができます。
大学生や講師といったメインストリームの方々も,個別の受験戦略は,絶対に必要です。
大学生と一口で言っても,超有名なブランド大学の大学生,どちらかというと無名な大学の大学生,教育学プロパーの大学生,教育学部以外の例えば,理学部や文学部の大学生といった,様々な大学生がいます。
大学生でも,浪人経験や留年経験がある人もいます。
大学生と言っても,実は,多様です。
それぞれの学生さんのバックグラウンドに最適化した受験戦略を立案することが,大学生で合格するための鉄則です。
講師も同じです。仮に,10年以上講師をしている人がいるとすれば,確かに,経験豊富とは言えるかもしれませんが,教員採用試験に10回不合格だったという風に言えるかもしれません。
教採に10回不合格だったということは,その人に何か問題があるのかもと思う面接官が出てくるかもしれません。
ですから,そうならならないために,面接官にそう思われないために,受験戦略・面接戦略を立案しなければなりません。
教員採用試験では,志望する学校種や志望教科によって,採用数(合格予定数)や,競争倍率は様々です。
簡単に合格しそうな志望校種・教科もあれば,合格なんて夢のまた夢と思える志望校種・教科もあるでしょう。
志望校種・教科も多様で,採用数も競争倍率も多様だからこそ,受験者個人にあった受験戦略が必要なのです。
私は,教師になりたいと思っている人には,
教師になることをあきらめてほしくない,
と思っています。
教師になることをあきらめる理由は,特にないはずです。
あなたのバックグラウンドも,志望校種・教科の困難さも,きっと解決できる合格戦略があるはずです。
もし,あなたが,いま,教師なりたいと思い,教師になりたい場所があるのなら,是非,チャレンジし続けてください,。
あなたが合格する戦略と方法は,必ずあるはずですから。
なりたい人が、
なりたい場所で、
なりたい時に教師になる。
それが未来の子どもたちのためになるなら。
11月からスタートする新年度の講座の前に,教採塾のモットーの意味を,もう一度,噛み締めながら,皆さんと講座でお会いするのを楽しみにしています。
お申し込みは,すべての教採塾のすべての講座で,受付中です。
皆さん,ふるってお申し込みください!
お申し込みは,教採塾のホームページ から,どうぞ。
では,また明日!!
教採塾
河野正夫
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