さて、もうそろそろ10月も終わり、11月が始まります。
今年の夏の教員採用試験の結果も、ほとんどの自治体で発表があり、来年の夏の教採に向けて、準備を始めようとしている人も多いと思います。
さて、今日は、教員採用試験に合格するパートナーにもいろいろな種類があるということをお話ししたいと思います。
ここでいうパートナーとは、教採合格のための準備・勉強・計画立案などをしていくためのペースメーカー的存在、学習支援的存在、学習指導的な存在という感じの意味合いです。
教採合格のためのパートナーは、例えば、予備校であったり、通信制の講座であったり、大学での学内対策講座であったり、友達同士の私的な勉強会であったりします。場所によっては、教職員組合が講座を開講しているところもあるようです。
自分の興味と立場に合わせて、自由に選択すればよいと思います。
受講料が必要であったり、少し遠くまで出かける必要があったり、スケジュール調整が必要であったりと、様々な工夫が必要な場合があります。
また、そういったパートナーなしで、いわゆる独学で教採の準備をするというのも、もちろん可能です。ただ、そういう場合でも、優れた参考書や問題集などを入手することは重要です。独学の場合は、優れた学習書が最大のパートナとなるということもできるでしょう。
いずれの方法で、教採合格のための準備や勉強を始めるとしても、最も重要なことは、自分自身にあったパートナーを見つけることです。
友達が予備校に行っているからといって、自分も予備校に行く必要はないかもしれません。
先輩が独学で合格したからといって、自分が独学だけで合格するかどうかは、慎重に判断する必要があります。
大都市圏では、予備校もいろいろあるでしょうから、自分にあった予備校を見つけることが大切です。
これは、私の持論でもありますが、学習方法というのは多様なものです。
自分自身が本当に合格するプランと方法とパートナーで学べばいいことだと考えています。
普遍的な最高の学び方があるわけでもありませんし、誰にでも最高の効果と効率をもたらす学習のパートナーが存在するわけでもありません。
ある人にとって最高の学び方は、別の人にとっては、あまり役に立たない学び方の場合もあります。
ある人にとって最高の学習のパートナーも、別の人にとっては、そんなに優れたパートナーになり得ないかもしれません。
学習の土台は、学習者にあった学び方と、学習者にあったパートナーを見つけることです。
そういったことを考えていて、今日、このブログ記事で、このブログ記事をお読みになっている皆さんにお伝えしたいことがあります。
このブログは、教員採用試験を受験されようとしている方だけではなく、既に教採合格を勝ち取って教員になっていらっしゃる方、教育関係者、教育委員会関係者、また、教員採用試験の対策講座等を提供されている講座事業者の方も、お読みくださっていると聞いています。
そんな皆さんに、聞いていただきたいことは、次のことです。
教採塾は、教員採用試験に合格して、教師になりたいという方を、ご支援するために始めました。
「なりたい人が、なりたい場所で、なりたい時に教師になる。それが未来の子どもたちのためになるなら。」という理念のもとに、教師になりたい情熱を持っている人が、教員採用試験に合格することをサポートしてきました。
多くの方に興味を持っていただき、各地での開講のリクエストもありましたので、現在は、広島校・福山校・東京校・大阪校・名古屋校・岡山校という6か所で開講しています。
しかし、教採塾は、いわゆる教採対策の予備校になろうと思ったことは一度もありませんし、教採対策の予備校になるつもりはまったくありません。
予備校という言い方が誤解を招くとしたら、教採塾は、学校になろうと思ったことはありませんし、学校になるつもりはありません。
教採塾の根幹は、主催者かつ講座担当者の河野正夫という一人の人間がいて、この河野正夫の理念や指導法に興味をもってくださり、河野正夫の指導のもとで、教採合格を勝ち取りたいという人に受講していただくということです。
教採塾設立以来、教採塾を受講してくださった多くの方々、そして、教採合格を果たして合格し、教師として活躍されている多くの方々も、まさにそういう受講生でした。
教採塾は、本来の「塾」、つまりは、「私塾」のスピリットで主催されています。
日本の歴史の中で、塾とは、学者や知識人が、弟子に慕われて、その教えを伝授するために開かれたものです。
吉田松陰の「松下村塾」、シーボルトの「鳴滝塾」、緒方洪庵の「適塾」、そして、おそらく、福沢諭吉の「慶應義塾」もそういう塾だったのでしょう。
もちろん、河野正夫を、上記の歴史上の偉人に準える気は毛頭ありませんが、そのスピリッツにおいて、教採塾は、河野正夫が、教採に自信を持って合格し、優れた教師、優れた語り手、優れた教育者になるために必要なことを伝授する「塾」ということを申し上げたいのです。
「慶應義塾」は、後に、日本を代表する学校法人(大学)になりましたが、教採塾は、徹頭徹尾、河野正夫が教採に合格する秘訣と、優れた教師・語り手・教育者になるアイデアを伝授する「私塾」のままでいるつもりです。
ですから、もし、皆さんの中のどなたかが、教採塾で河野正夫から学ぼう思ってくださり、教採塾の講座をご受講くださるのであれば、それは、大変にうれしいことであり、河野正夫にとっては、これ以上の幸せはありません。
必ず合格していただけるように、最善の指導と最高の講座をお届けすることをお約束します。
ただ、教採塾は、予備校ではありませんし、学校ではありません。
受講生の皆さんの安心・安全のために、株式会社という法人形態をとっていますが、教採塾の本質は、河野正夫という指導者です。
広島・福山・東京・大阪・名古屋・大阪と6つの場所で開講していますが、すべての講座を河野正夫が担当しています。
少し、アクセントと多様性を持たせるために、名古屋では、Ryoさんにティーム・ティーチングに入っていただいていますが、カリキュラムも指導の流れの決定も、すべて河野正夫が行っています。
川上貴裕は、広島校での講座には、参加して、「教採塾気まぐれLiveTweet」で情報発信したり、皆様からのお問い合わせにお答えしたり、受講生サービスを担当していることからもお分かりの通り、教採塾のオペレーション(運営)を中心にしています。
教採塾は、このブログやホームページやツイッターやフェイスブック等で、河野正夫という指導者の理念や指導法や合格への導き方を読み、河野正夫という人間に指導してもらって、教採合格を勝ち取ろうと思った人が、受講してくださる講座です、
最近、教採塾がちょっとだけ全国規模になったせいなのか、教採塾を、大手の教採対策の予備校さんと同列に並べていただいて、どの講座を受講しようかとご検討いただくことが多いと聞きます。
恐れ多いことです。
大手の教採対策の予備校さんは、大きい学校組織であり、多くの講師陣を抱え、大勢のスタッフさんがいます。組織の力、講師陣・スタッフの力を結集して、皆さんの合格へのサポートをなさいます。
教採塾は、これまでも、いまも、そして、これからも、河野正夫の「私塾」です。
河野正夫を信頼し、河野正夫の指導の下で、教員採用試験に合格しようという人が集まってくださり、ともに考え、学び、合格を勝ち取ってきましたし、これからもそうしていくつもりです。
このブログを読んでいる皆様、どうか、教採塾を「予備校」だと考えないでください。教採塾を「学校」だと考えないでください。教採塾を「組織」だと考えないでください。
教採塾は、河野正夫そのものなのですから。
従って、「どの予備校にしようか?」という質問の中に、教採塾を入れると、ちょっとおかしなことになります。
本来の質問は、「予備校で学ぼうか、河野正夫から学ぼうか?」だと、考えやすいのではないかと思います。
ですから、教採塾に「資料請求」なさっても、全8ページのパンフレットはお送りしますが、「河野正夫から学びたい」と思えるかどうかは疑問です。
河野正夫の理念や指導法などは、たった8ページのパンフレットではなく、過去5年間以上、書いてきた、ブログやSNSの記事や投稿に詰まっています。
合格者数は?と聞かれても学校ではないので、合否の連絡を強制していません。
もし隠しているのでは?と思われる方がいるのであれば、私が把握している範囲で申し上げましょう。
今年の夏の教採の場合、1次試験の合格の自主的な連絡は100名近く、2次試験(最終結果)の合格の自主的な連絡は70名余りだったはずです。
教採塾は、河野正夫が指導するところがその根本ですから、河野正夫が指導できない科目は、講座を開講していません。
吉田松陰の「松下村塾」、シーボルトの「鳴滝塾」、緒方洪庵の「適塾」、そして、福沢諭吉の「慶應義塾」に、プログラミングの講座を求めるようなものです。(現在の、慶應義塾大学には、どんな講座でもあるでしょうけど。)
教採塾は、河野正夫が、受講生を教採合格に導くために必要にして十分な指導やアドバイスをしていきます。
河野正夫が担当できない(物理的にも、能力的にも)専門教科などは、直接指導するということではなく、学習戦略の立案や学習方法のアドバイスを過去15年間の経験に基づいて行っています。
そのかわり、教採塾が開講する講座は、すべて河野正夫が担当します。
教育原理・教育法規・教育心理・教育史・面接・模擬授業・場面指導・グループワーク・自己アピール書・志望動機、すべて、河野正夫がご指導します。
すべて河野正夫が指導するので、受講者それぞれの強みや弱みがわかります。強みや弱みに対応したアドバイスができます。
教採塾のレギュラー講座の定員は、原則として、24名です。
一人一人の受講生の顔が見える少数精鋭の講座となっています。
最近、教採塾へのお問い合わせの内容が、教採塾を「予備校」の一つと見なされた上でのご質問になっていることが極端に増えました。
皆様の誤解を解くためにも、ここで、明確に申し上げておかなければなりません。
教採塾は予備校ではありません。
予備校に行きたい方は、是非、大手の予備校さんの講座を受講してください。
河野正夫の理念や指導法に共感される方は、是非、教採塾の講座を受講してください。
でも、河野正夫を信頼できないという方は、ご受講なさらない方がいいと思います。河野以外に、他に講師はいませんので。
教採塾は、大きくなりすぎました。
教採塾は、全国規模になりすぎました。
そのこと自体は、私(河野)自身、喜んではいるのですが、教採塾が、予備校(学校)のように思われることが多くて、少し悩んでいます。
教採塾は、河野正夫の「私塾」です。
教採塾は、教員採用試験に合格するために最大・最高のパートナーになり得ると確信していますが、教採塾は、予備校ではなく、河野正夫の「私塾」です。
これからも教採合格のための「私塾」として、皆さんの合格のサポートを続けていきます。
きっと過去500名近くの私の教え子で教採合格を成し遂げた皆さんも、教採塾が大手の予備校になることなく、河野正夫の私塾であり続けることを望んでくださっていることと信じています。
ご理解いただければ、幸いです。
では、また明日!!
河野正夫
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