教員採用試験の面接では、「ありのままに」真面目に話していれば合格すると思っていたら大間違いですよ。
そんな誤解をしているから、面接で不合格になるのです。
面接とは、人が人を選ぶ営みです。
面接は、本来的に、客観的な評価ではありません。
面接とは、人が主観的に人を選ぶものです。
面接では、選ばれる人と選ばれない人がはっきりしています。
面接では、採用側(面接官)に好感を持たれ、共感され、好印象を持たれる人が合格します。
面接では、人に好かれない雰囲気を持っている人は不合格になります。
このことをフェアじゃないなんて言ってもダメです。
フェアかどうかという問題ではなく、人に選ばれるかどうかという問題なのです。
面接とは、採用側の面接官が受験者の中から合格者を選ぶ営みです。
そこには、主観的な要素が大きな割合を占めるのは当然のことです。
たとえば、こう考えてみてください。
あなたが大学生なら、学生のサークルの部長をしているとします。
あなたが、もし、社会人なら、社会人の何かの団体の長をしているとします。
あなたのサークル、あるいは、団体で、アシスタントを雇うとします。
アシスタントの希望者が数人いるとします。
その数人の中から一人を選ぶとします。
あなたは、部長として、副部長や幹事といったサークル(団体)の幹部たち数人で、アシスタントの候補者たちを面接して、その中から一人を決めるとします。
あなたは、どんな基準で採用する人を選びますか?
部屋に入るときのノックの仕方ですか?
お辞儀の仕方ですか?
椅子への座り方ですか?
どう考えても作り事の意味のない真面目な話(例えば、「私の長所はあきらめない心です」のような話)の内容ですか?
違いますよね。
あなたが採用する人を選ぶ基準は、きっと次のようなものですね。
話していて感じがよいかどうか。
爽やかで明るい人かどうか。
一緒に活動をやっていきたい人かどうか。
人として好きになれそうな人かどうか。
これからも一緒に長く同じ空間にいたい人かどうか。
見た感じの印象が良い人かどうか。
人が人を選ぶときの基準というのは、こういうものが中心です。
就職活動の面接でも、教員採用試験の面接でも結局は同じことです。
面接官に好かれれば、好印象を持ってもらえば、合格できます。
面接官に好かれなければ、好印象を持ってもらえなければ、不合格になります。
単純な話なのです。
これをどんなにフェアじゃないと文句を言っても始まりません。
そもそも、人が人を選ぶというのはこういうことなのですから。
あなたも、上記のような例の場合であれば、あなたが感じる好感や好印象で、誰を採用するかを決めるはずです。
あなたが教員になりたいという気持ちは理解できます。
あなたが教採に合格したいという気持ちも理解できます。
でも、あなた都合の、あなたの想いだけでは、面接には合格しません。
採用側の面接官という人に好きになってもらえなければ、合格しないのです。
早くこのことに気づいてください。
どんなに自己アピールや志望動機を語っても、どんなに教育施策を勉強して語っても、あなたに人間的な魅力がなければ、面接では合格しないのです。
早くこのことに気づいてください。
面接も、いわゆる「勉強」と「練習」で合格すると思っている人、大きな間違いです。
面接で合格する最大の秘訣は、面接官に好きになってもらうことです。
採用側の面接官に、好感・共感・好印象を感じてもらうことです。
はっきり言って、私は、教採受験者を一目見るだけで、面接で合格しそうかどうかがわかります。
だれが面接官に好感を持ってもらえそうで、誰が好感を感じてもらえそうにないかは、一目見るだけでわかります。
でも、印象や外見、表情や雰囲気は、戦略的に変えることができます。
ここが重要なのです。
面接で合格するかどうかの印象や外見、表情や雰囲気は、意図的に戦略的に、変えることができるのです。
これがパフォーマンスの力です。
これがパフォーマンスの特訓なのです。
パフォーマンスは上辺だけのごまかしではありません。
パフォーマンスとは、人を惹きつけ、人を魅了し、人に好きになってもらうための立ち居振る舞いです。
パフォーマンスとは、印象良く、人と話し、人と時間を過ごすための雰囲気作りです。
パフォーマンスに優れている人は、就職活動でも、教員採用試験でも、面接で、すぐに合格します。
パフォーマンスがダメな人は、面接で落ち続けます。
厳しい現実であり、当然の事実です。
だから、私は、パフォーマンスの力の向上を強調しています。
パフォーマンスの力が向上すれば、面接で合格をたやすく勝ち取れることを知っているからです。
そして、パフォーマンスの力は、効果的な演習によって、向上させることができるのです。
3月21日(春分の日)の13時~19時の6時間で、大阪校で行う特別講座もまさにこのことを狙っています。
教採の面接が、採用側の面接官に好印象を持ってもらえるかどうかで、合否が決まるからこそ、パフォーマンスの特訓で、合格を確実にしようとしているのです。
多くの方々に、この重要性を理解していただき、3月21日の「福袋企画!教採面接パフォーマンス特訓講座@3月21日in大阪」にも、たくさんのお申し込みをいただいています。
あと残すところ数名の空きとなりました。
定員に達し次第、締め切りたいと思います。
パフォーマンスを向上させ、教採の面接での合格を確実にしたい方は、是非、ご受講ください。
そして、教採合格を堂々と悠々と勝ち取ってください。
3月21日の特別単発講座へのお申し込みは、こちらからどうぞ!!
追伸: 明日、1月8日は、11月期の大阪校の2次試験満点講座の代替講座を13時~19時で開講します。こちらの代替講座は、河野正夫だけで指導する講座ですが、まだ空きが3席だけありますので、単発で受講されることが可能です。これは、代替講座だけの特別措置です。受講希望の方は、info@kyousaijuku.com までメールでご連絡ください。
では、また明日!!
河野正夫
コメントはまだありません