最近、ブログにも、講座にも、よく登場するプロのパフォーマーのRyoさんこと、後藤凌さん。

 

 

 

 

Ryoさんに初めて出会ったのは、2017年1月1日。場所は名古屋城。

 

Ryoさんが名古屋城で大道芸をしていたときに、偶然、私が通りかかって、その大道芸を見たのが、Ryoさんとの出会い。

 

20分ほど、Ryoさんの大道芸を見て、この人は、パフォーマンスの天才だと直感。

 

オーディエンスへの目配り、声かけ、子供への配慮と声かけ、どれをとっても、まさに完璧。

 

 

目の前にいる「ド派手」な衣装を着た、金髪の青年の中に、熱い情熱と、冷静に計算され尽くした戦略を見ました。

 

私は、滞在中のホテルに帰って、Ryoさんにファンレターをメールで書きました。

 

私が感じた通りを書き、Ryoさんの才能に敬意を表しました。

 

 

それから、2ヶ月後、Ryoさんに、教採塾の講座で、パフォーマンスを披露してもらった上で、パフォーマンスに関するパネルディスカッションをするという依頼をしました。

 

Ryoさんのパフォーマンスは、既に大道芸で何度か見ていましたが、パネルディスカッションでのRyoさんの教師を見る眼に驚かされました。

 

この若きアーティストは、教師の資質のうちのひとつである、演出力・パフォーマンス力の真髄を見抜いていました。

 

聞き手（聴衆）を楽しませる、興味づける、耳と心を釘付けにすることが、教師の語りの真髄であるということを、雄弁に語っていました。

 

 

Ryoさんは介護士の資格も持っていて、また、心理学の勉強もかなりされているそうです。

 

きっとその影響なのか、Ryoさんのコメントには、常に、科学的な裏付けがあります。

 

きっとRyoさんの大道芸であるマジックに繋がるところもあるのでしょう。

 

精神論や経験論ではなく、科学的な根拠に基づいた、戦略がそこにはありました。

 

 

私は、Ryoさんに、名古屋教採塾の面接講座で、ティームティーチングをしていただけないかとお願いしました。

 

プロのパフォーマーであり、芸人である、Ryoさんからは、教育の分野でのお仕事などは、きっと断られるだろうと思い、東京の西麻布の超高級お寿司屋さんにご招待し、お願いしました。美味しいお寿司を食べながらであれば、断られないかなという作戦でした。

 

作戦が利いたのかどうかはわかりませんが、Ryoさんは、快諾してくれました。

 

 

それから、名古屋で3回、Ryoさんとティームティーチングをしました。

 

毎回、最高のティームティーチングでした。

 

Ryoさんは、受講生のパフォーマンス不足のところを、瞬時に見抜き、適切な助言をくれます。

 

この人は、本当は、教育者なのではないかと思うほど、効果的なアドバイスです。

 

 

よく聞いてみると、Ryoさんは、ちょっとした講師経験もあるとのこと。

 

 

ならばと、決意し、8月11日〜16日の、毎日、12時間ぶっ続けの直前講座にも、協力を依頼しました。

 

 

Ryoさんは、いつも通り、コメンテーター、ティームティーチャーとしても参加しますが、今回は、12時間のうち、2時間をRyoさんに担当しもらって、受講生の皆さんが、面接や模擬授業でのパフォーマンス力を劇的に向上できるような特訓を展開していきます。

 

 

Ryoさんが担当する2時間は、教員採用試験に合格するための、秘策となるはずです。

 

さらに、この2時間の中の20分を使って、Ryoさんのミニショーも見せてくれるそうです。

 

まずは、Ryoさんのパフォーマンスを見てください。

 

昨日のブログでも書きましたが、自らが優れたパフォーマンスをすることができる者のみが、パフォーマンスを指導できます。

 

Ryoさんが、パフォーマンスのプロであることを実感した上で、Ryoさんのパフォーマンスからも、大いに刺激を受け、パフォーマンス向上の手がかりにしてください。

 

 

さて、Ryoさんから、このブログのために、メッセージが届いています。

 

情熱的で、アグレッシブで、熱いメッセージです。

 

かなり厳しい内容もありますが、Ryoさん本人がお書きになったままを、以下に掲載しますね。

 

 

【Ryoさんからのメッセージ】

 

 

はじめまして！

フォーク曲げアーティストRyoと申します。

このブログによく登場させていただいているのですが、

 

あらためて僕の職業は、

簡単に言うと「マジシャン・大道芸人」で、

 

年間、人前で５００回以上ショーをして、

その度にいらっしゃるお客さまを魅了しながら、

常に全力で楽しませております。

 

大道芸であれば、

誰もいない状況から多くの人に足を止めてもらい、

一瞬で関係性を作り、その場で楽しんでもらいます。

 

 

そんな僕がなぜ今年から

教採パフォーマンス・アドバイザーを

やらせていただいているのか。

 

 

まず、僕と皆様には大変大きな共通点があります。

この共通点がある以上、

関係がないとは言わせません。

 

 

それは、

『決められた時間内に

目の前の人を楽しませること』です。

 

 

教師なのになぜ楽しませなきゃいけないの？

勉強をきちんと教えることが目的でしょ？

 

 

そう思われる方がいるのなら、

この先はもう読まなくていいです。

 

そんな人に教師になられても

あなたがなりたくなかったつまらない先生のような

平凡で退屈な授業しかできないですから。

 

 

勉強を学校で教えるからつまらないんです。

早く気づいてください。

 

僕たちが目の前の人に伝えるのは、

『楽しさ』であり『新しい発見や気づき』です。

あくまで勉強の内容はおまけです。

 

 

そして多くの人たちは、

その勉強の内容すらも無感情・無表情で伝えたり

おどおどしながら伝えたりしています。

 

そんな先生から

ボクは少なくとも学びたくないです。

 

 

と厳しいことを申し上げましたが、

 

僕は、本気で教師を目指されている皆様の

何か新しい発見や気づきをお届けしたくて、

自分の命と時間をかけて、お伝えしています。

 

全員合格していただきたいですし、

最高に楽しい教師にもなっていただきたい！

しかし今のままでは絶対に難しいです。

 

なぜなら、

感情をコントロールして表現できる人が

あまりにも少ないからです。

 

これは模擬授業や面接対策を実際に見て

率直に思ったことで、

まったくもって僕の想像ではないんです。

リアルなんです。現実なんです。

 

 

感情を込めて想いを伝えられたり、

表情や態度を感情とリンクさせられますか？？

おそらく意識してやっている方はほとんどいません。

 

なぜなら学校では、

教えてくれなかった内容ですから。

 

 

だから別に気にすることはなくて、

今からでも意識することはできるし、

昔の自分とは劇的に変化させることもできます。

 

普通の教師を目指していては、

おそらく合格から程遠いです。

 

やるならあなたにしかできない

最高の教師像で勝負しましょう！！

 

 

そして今回、僕は、

8月11日(金)～8月16日(水)の

12時間ぶっ続け直前講座の中で

120分の枠を頂いておりますので

 

ここで『時間内に目の前の人を楽しませること 』を、

僕のショーを通じてまずは体感してもらい、

そのあとに『感情』や『態度』について、

楽しく真剣に考えて、体感していただきます。

僕が普段大道芸でやっている本気のショーも

この機会に見ることができるので、ぜひプロの演出をご覧ください。

 

 

では、皆様の合格に繋がるよう、

魂込めて関わらせていただきますので、

ぜひ６日間よろしくお願い致します！

 

 

フォークは曲げても信念は曲げない。

フォーク曲げアーティストRyoより

 

 

【メッセージ終了】

 

 

 

 

では、また明日！！

 

 

 

 

教採塾

河野正夫