【今日は、日曜日なので、ちょっと、面白くブログ記事を書きますね!!】
前略
面接官様、
私の思いを聞いてください。
いつも教員採用試験の面接では、面接をしてくださって、お世話になっています。
面接官様は、私が教師になれるかどうかを決めるという、私の人生にとって、大切な方です。
面接官様は、校長先生だったり、教育委員会の管理職の方だったり、立派な方です。
でも、時々、面接官様は、私たちを、一人の人間として扱ってくださらないことがあります。
教育に情熱を感じ、子供の個性を尊重し、未来の社会のために全力を尽くそうとしているのに、時々、面接官様は、疑い深い眼で、理不尽な質問をされます。
私だって、夢も希望も情熱もありますし、そして何より、傷つくこともある人の心を持っています。
(1)面接官様、なぜ、次のような質問をされるのですか?
平成 XX年Y月から平成XY年Z月までの半年間は、無職となっていますが、この空白期間には、何をしていたのですか?
面接官様、そもそも、私の人生の半年間を空白期間なんて呼ばないでください。その半年間は空白なんかではないです。私はちゃんと生きていました。職業には就いていませんでしたが、私なりにいろいろと考えていました。
生徒には考えさせる時間を与えることが大切だと言いながら、私が人生のある時期に、立ち止まって、半年間、じっくりと自分の人生について考えたら、それは、人生の空白期間になるのでしょうか?
(2)面接官様、なぜ、次のような質問とツッコミ質問をされるのですか?
あなたは、4ヶ月で臨時的任用教諭を辞めてますね? なぜなんですか? どうして、更新しようとしなかったのですか?
4ヶ月で辞めたのは、そもそもの契約が4ヶ月だったからです。たぶん、雇う側が、夏休み中の給料を節約するために、4ヶ月契約をしたのではないでしょうか。決まった契約を、きちんと満了したのに、なぜ辞めたのか?と責められると悲しいです。
なぜ、更新しなかったか?は、更新のオフォーがなかったからです。もともと夏休み前に契約が満了し、特に、更新の話もいただきませんでした。
病休代替だったので、お休みされていた先生が復帰されたのでしょう。契約が更新されることはないのではないでしょうか。
こういったことを説明しても、「でも、理解できないなあ。普通は更新するでしょう。」なんて、おっしゃいます。
普通も何も、更新できなかったんです。面接官様の勝手なイメージで決めつけて語られているとしたら悲しいです。
(3)面接官様、なぜ、次のような質問をされるのですか?
あなたは、なぜ、講師をしていないのですか?
面接官様、答えは簡単です。講師のお話をいただけなかったからです。
お話をいただけていたら、もちろん、講師をさせていただいていました。
何度も、お電話させていただき、講師の話がないかお聞きしましたが、今年は、講師の空きがないと言われました。
こう説明しても、「普通は、講師をするでしょう。」とおっしゃいますが、ならば、その「普通」の状況にしてください。退職者の再任用のせいで、講師の枠が少なくなっているのではないですか?
(4)面接官様、なぜ、次のような質問をされるのですか?
民間企業から、教師になりたいのなら、なぜ、民間企業を辞めてから、受験しないのですか? なぜ、勤務を続けながら、受験するのですか?
面接官様、辞めてから受験してもいいのですが、そうすると、その期間は、無職となり、空白期間と呼ぶのでしょう? そして、なぜ空白期間があるのかと質問されるのですよね?
民間企業で働きながら教採を受けても疑念を持たれるし、辞めて無職で勉強に専念して教採を受けても疑念を持たれるのですね。
面接官様、私だって、真面目に、真剣に、いろいろ考えながら、生きてきましたし、生きています。
あまりにも理不尽なことをおっしゃらないでください。
面接官様、私は、メインストリートをまっしぐらには歩んでこなかったかもしれません。
でも、本当に教師になって、子供たちの成長を見守りたいのです。
空白期間があっても、4ヶ月の契約を4ヶ月で契約満了していても、講師の話をいただいていなくても、民間企業に勤務しながら教採を受けても、本気で教採を受けています。本気で教師を目指しています。
表面上の履歴だけで、私の本気を疑わないでください。
面接官様、私の本気を信じてください。
では、また明日!!
河野正夫
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