教員採用試験の競争倍率が、2倍を超えるのであれば、平均値(中央値)では、合格を勝ち取ることはできません。
ましてや、競争倍率が、何倍・何十倍になるのであれば、平均値(中央値)では、合格など、夢のまた夢になってしまいます。
教員採用試験で合格を確実に勝ち取る方法は、意外と簡単です。
筆記試験で90%以上を得点すること。
面接試験で面接官の圧倒的な好感と共感を勝ち取ること。
これだけです。
もちろん、この二つを達成するためには、かなりの準備が必要です。
戦略的な準備とプランニングが必要です。
上記の二つを達成するためには、これまでの「常識」に縛られていては、ごくわずかな学びが上手な人だけが合格し、圧倒的多数の人が不合格を繰り返すことになります。
常識に従い続けることは、現状を固定化します。
常識に従い続ければ、合格しそうな人が合格し、不合格になりそうな人が不合格になります。
常識に従い続ければ、敗者復活戦はなく、もともと学力や見た目の印象が良い、いわゆる勝ち組だけが有利になります。
教員採用試験に確実に合格するには、いくつかの常識を打破する必要があります。
1.受験勉強は暗記中心だという常識を打破する。
暗記がダメだと一方的にいっているのではありません。暗記で全てが覚えられる人は、どうぞ暗記してください。
でも、暗記では覚えられない人はたくさんいます。
暗記が苦手な人が、いくら暗記中心の勉強をしてもダメなのです。
自分は暗記中心では、絶対に上手くいかない、絶対に覚えられないことを知っていても、暗記しようとし、結局は覚えられず、筆記試験で不合格になります。
暗記がダメなのではなく、暗記ができない人は暗記という方法に頼ってはダメなのです。
2.他人がやっている固定化された勉強方法という常識を打破する。
自分に適した勉強方法が見つからず、他人がやっている固定化した勉強方法をやみくもにやってみてもダメです。
自分が受験する自治体の過去問だけを何度も何度もやってもダメです。過去問は、出題パターンや難易度を知るためのものです。自分が受験する自治体の過去問はその自治体では二度と出ない問題です。
過去問をやるなら、志望県以外の自治体の過去問をやると、案外、それが自分の志望県で出題されたりするんですよね。
また、1冊の問題集を何周もすることを「美学」のように推薦する人もいますが、あまり効果はありません。
確かに、その1冊に書かれていることは、頭に入るかもしれませんが、その1冊に書かれていることが、教採に出題される全範囲を網羅しているのならともかく、そうでないのなら、部分的な知識だけをリピートすることになり、結局は、自己満足で終わってしまいます。
3.教採対策の塾や予備校に通えばなんとかなるという常識を打破する。
かなり高額な受講料を払って、教採対策の塾や予備校の講座を受講しても、受講するだけでは、なかなか合格は勝ち取れません。
塾や予備校でも多くの受験者が合格のために勉強しています。
塾や予備校の受講生の中でもトップクラスに入らなければ、難関競争倍率では、合格は難しいことが多いですね。
塾や予備校の講座を受講していることを「アリバイ」にして、自分は勉強している・準備していると錯覚に陥っていては、せっかくの高額の受講料が無駄になってしまいます。
教採対策の塾や予備校を選ぶときは、なぜ自分がそこを選ぶのかの基準を明確にすべきです。
単に友達が通っているからとか、家の近くだからとかで、選んでも、期待通りの結果にはなりません。
おそらく、日本の若い人たちは、高校進学、大学進学と、ある学校に入るということを目標にしてきて、入学できれば、とりあえずは目標達成!と感じてきたのが、こういうところにも出るのかもしれません。
塾や予備校に入ったからといって、なにひとつ、目標達成ではありませんよ。
目標は塾や予備校に入ることではなく、そこで学んだことをもとにして、教採合格を勝ち取ることです。
なぜ、この塾・予備校なのかを、自分へのメリット、自分への効果、自分との相性で選ぶ必要があります。
また、合格者数が多いとか、合格率が高いというだけで、塾・予備校を選んでも、その合格者数の多さや合格率の高さが、あなたを合格させる力であるとは限りません。
他の人はどんどん合格していても、あなたに不利なバックグラウンドがあったり、あなたが学習下手だったりしたら、その塾や予備校の講座を受講するだけでは、合格は望めないでしょう。
他人を何百人、何千人合格させている塾・予備校でも、あなたを合格させてくれるとは限りません。
自分を合格させてくれる塾・予備校を選ぶことが何よりも大切です。
教採塾の講座は、これまでも、常識破りな講座でした。
ものすごく高学歴でものすごく優秀な方も、ものすごく不利なバックグラウンドをお持ちなユニークな方も、大学生も、大学院生も、民間企業で勤務しているひとも、主婦の方も、かなりの年齢の方も、いろんな方が受講してくださいました。
すべての方が一発で合格したとは言えませんが、十分に満足できる合格者の数と、十分に誇れる合格率でした。
しかし、教採塾は、合格者の数や合格率を宣伝する気は全くありません。
他人の合格と、あなたの合格は違います。
他人が合格した方法と、あなたが合格する方法は違います。
教採塾の講座の土台は、
今だけ、ここだけ、あなただけ、
に最適な学習メソッドを提供し、あなたに合格していただくことです。
集団講座でありながらも、いつも、個別の受講生の学習スタイルに気を配っています。
学習スタイルが違う受講生が集う集団講座でも、それぞれの受講生がそれぞれの学習スタイルで学べるように留意しています。
教採塾は、あなたが合格する講座です。
ただ、受講生を集めて、講義や演習をする講座ではありません。
集団講座であっても、あなたが合格することに細心の注意を払っています。
教採塾は、これまでも、常識を打ち破って、画期的な講座を展開してきました。
教採塾は、これからも、さらに常識を打ち破って、あなたが合格に直結する講座を展開していきます。
教採塾は、停滞することなく、後退することなく、常に、新しいことに挑戦していきます。
今後の教採塾の講座に、大いにご期待ください。
さて、ここからが、WITH 今年の教採で出題されるのはコレ!その5です。
最近、注目されているのが、「チームとしての学校」。
教採にもよく出題されていますよね。
次の答申を読んでおく必要があります。
チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)
平成27年12月21日
記述論述形式の問題や小論文のために読むなら、骨子が最も分かりやすく引用しやすい。
チームとしての学校というのは、ただ単に学校の教職員がチームワークを発揮してみんなで頑張るということではなさそうです。
では、チームとしての学校とは、何なのでしょうか?
そのあたりの謎解きも楽しみながら読んでみてくださいね!
では、また明日!!
河野正夫
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