教採塾で各種講座を主催していて、本当に、困惑することがあります。
講座を申し込まれた方のかなりの人数から、次の質問のメールや電話がきます。
当日はどんな服装で行けばいいですか?
持っていくものはありますか?
何か準備しておくことはありますか?
受講料は振り込みしましたが届いていますか?
申し込んで、自動返信メールが来ただけなので、不安です。
はっきり言います。
私(河野)は、うんざりしています。
服装は、特に指定があれば、あらかじめ申します。講座の企画段階から申し上げますし、自動返信メールでも申し上げます。何も申し上げていないということは服装は自由です。
持っていくものも同様です。持参していただきたいものがあれば、お願いします。何も申し上げていない、告知時にも何も書かれていないということは、特に持参するものはありません。
準備しておいていただくものもありません。あればあらかじめお願いします。お願いしていなければ、特に準備するものはありません。
受講料をお振込いただいた場合は、銀行の振込記録票が領収書です。銀行振込の場合、振込記録票の支店名や口座番号や口座名義を見れば正しく振り込まれているかは一目瞭然です。また、それが税法上の領収書にもなります。いちいち確認する必要は、経理的にも税法上もありません。
申込みをされると自動返信メールが届きます。それで、受講申し込みは完了します。お申し込みの後に、特別はご挨拶のメールや、メールでの会話等はしません。
こういう質問ばかり来るのは、もはや、そういう質問をする人たちが「学校ぬるま湯病」という職業病にかかっているとしか思えません。
学校では、遠足や修学旅行、運動会などの前に、着てくるもの、持って来るもの、会費等があればそれの徴収など、手取り足取りで連絡をします。
子供も親も、わかりきったことまで質問してきます。
学校教育なら、それでもいいのかもしれませんが、一般社会では違います。
例えば、あなたが、ポール・マッカートニーのコンサートのチケットをオンラインで買ったとします。
コンサートに何を着ていくのかについて問い合わせるのですか?
何を持っていくべきかについて問い合わせますか?
クレジットカードで代金を払ったら、うまく決済されたか問い合わせますか?
コンサートまでにメールでのやりとりをしたいのですか?
一般社会では、オンラインで申し込む、自動返信メールが来る、クレジットカードや銀行振込で代金を払う、あとはチケットをもらうなり、チケットレスなら、会場に直接行くだけです。
学校は違うんでしょうね。
何から何まで確認して、何から何まで連絡して、何から何までお節介をしなければいけないんでしょうね。
教採塾の講座は、一般社会に属しています。
教採塾の講座は、学校教育の延長ではありません。
毎回、毎回、着てくる服装の問い合わせをしないでください。
毎回、毎回、持参物の問い合わせをしないでください。
お振込いただいたら、銀行の記録が税法上の領収書です。
自動返信メールの到着がオンライン手続きが完了した証です。
いちいち、受講票など送りません。
いちいち、ご挨拶のメールを特には送りません。
ましてや、服装や持参物を指定する必要がないのに連絡などしません。
教採塾の講座は、原則として、
オンラインで申し込む。
自動返信メールが来る。
受講料を振り込む。
当日、講座会場に来て、講座を受講する。
というシンプルな手続きです。
服装や持参物の連絡がないから不安ですなどと連絡してこないでください。
教採塾の講座は、ポール・マッカートニーのコンサートと同じだと思ってください。
ポール・マッカートニー本人に、観客がコンサートに何を着ていったらいいかという連絡はしないでくださいね。
この際ですから、はっきり言います。
いつまでたっても児童生徒と同じぬるま湯につかったままの人には、宣戦布告します!!
くだらない問い合わせをする人は、社会人・職業人として尊敬できません。
少なくとも、私はそういう人とお近づきになりたいとは思いません。
では、また明日!!
河野正夫
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