自己アピール書を添削していただけますか?というメールをしばしばもらいます。
ものすごくよく知っている受講生であればこのメールも理解できるのですが、あまり知らない人、全く知らない人、受講生でもあまり深く話したことがない人から、こう言われると、困ってしまいます。
自己アピール書の「添削」は、その人の経歴・バックグラウンド・個性・学歴・経験にしっかりと取材し、戦略的に合格への道筋を考え、何をどう書くかを徹底的にディスカッションしながら行う必要があります。
その意味では、自己アピール書の「添削」とは、コンサルティングに他なりません。
自己アピール書の「添削」とは、戦略的な合格戦略の立案に他なりません。
多くの人は、ここを誤解しています。
多くの人は、自己アピール書の添削を文章校正と同じだと勘違いしています。
多くの人は、自己アピール書の文章だけを読んで、ちょこちょこっと赤ペンを入れてもらうことが添削だと勘違いしています。
自己アピールの添削は、誤字脱字の訂正や句読点の修正とは違います。
添削と校正は違います。
はっきり言っておきます。
気休めの添削なら、数分でできます。
誤字脱字を直し、ちょっとした文章の乱れを直し、ちょっとだけ表現を変えるくらいの添削なら、ものの5分もあればできます。
でも、こんな添削では、教採合格には繋がりません。
こんな添削をしても、合格へ近づけませんし、合格も勝ち取れません。
教採合格を本気で勝ち取りたいのなら、自己アピール書の気休めの添削では不可能です。
教採合格を本気で勝ち取るためには、戦略的かつコンサルティング的な添削、つまりは、その人の経歴・バックグラウンド・個性・学歴・経験を徹底的に取材しながら、何をどう語れば、その人が教員採用試験で合格を勝ち取ることができるのかを戦略的に立案し、その戦略を言葉というカタチにしていくことが必要です。
自己アピール書の添削とは、合格戦略の立案と、編み出した合格戦略を言葉というカタチにすることに他なりません。
自己アピール書に限って言えば、添削とは、クリーション(創造)であり、インベンション(発明)であり、イノベーション(改革)です。
私がこれまでサポートした自己アピール書のほとんどすべては、受験者のライフストーリーを明確にし、受験者の想いと情熱をカタチにし、合格のための方向性を明示し、そして、それを読み手の心を動かす言葉というカタチにしたものです。
自己アピール書の戦略的コンサルティングは何時間もかかります。
本人と対面して、その人の人生を取材し、その人の想いを引き出し、その人の本当の魅力を、その人と一緒に見つけていきます。そして、それを言葉にしていきます。
これが自己アピール書の添削であり、合格戦略の立案であり、自信を持って教員採用試験の面接を受ける戦略的準備です。
私は、気休めの添削はしません。
気休めの添削には何の意味もないと知っているからです。
気休めの添削は、不合格への近道だとわかっているからです。
教員採用試験に本気で合格したいのなら、本気で自己アピール書を書き上げるべきです。
本気で自己アピール書を書き上げたいのなら、気休めの添削など依頼するべきではありません。
自己アピール書に関しては、戦略的でコンサルティング的な添削でこそ合格を勝ち取れるということを真に理解して、そういう添削をしてくれる人を探し当てた人が、教採では圧倒的に有利です。
皆さんも、戦略的でコンサルティング的な添削をしてくれる人を、すぐに見つけてくださいね!!
では、また明日!!
河野正夫
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