ブログなどでご存知の方もいらっしゃると思いますが、今週の月曜日から木曜日まで4日間、仕事を離れて、自分だけの時間を作りました。
オランダ語を学んでいたのですが、何をやったかということではなく、どう過ごしたかということが、私を蘇らせてくれました。
自分だけの時間を誰にも邪魔されず、家族も、会社の同僚も知らないところで、知的に羽を伸ばすというのは、本当に素晴らしいことです。
知的に!というところがポイントです。
知的に!とは、ただ単に学ぶということではありません。
知識の泉に触れて、知識が自分の中に流れ込み、自分が知識を浴びて、ただただ気持ち良いという感覚を持ちながら、何かをすることです。
何かをすると言いましたが、何もしなくても構いません。
知的な刺激を感じながら、ただ考えるだけというのも、また幸せなことです。
こんな時間を持つことは、教育者や研究者には必要だと考えます。
いつも締め切りとノルマに追われているだけでは、教育も研究もできません。
自分に余裕がない人は、教育や研究はできません。
英語の学校のSchoolの語源は、古代ギリシャ語のスコレー、暇という意味の言葉です。
知的な余裕こそ、学校の本来の意味であり、存在意義でもあるのかもしれません。
皆さんも、知的な余裕を持った教育者になってください。
そして、何より、知的な余裕がなければ、教員採用試験に合格することも難しいかもしれません。
筆記試験でも、面接でも、模擬授業でも、知的な余裕が、合否を決定すると私は考えています。
知的な余裕は、あなたの語りに魅力を添えます。
知的な余裕は、あなたの外見に魅力を加えます。
知的な余裕は、あなたを魅力的な人間に変えます。
子供たちも、知的な余裕を持っている教師に学びたいと思っているのではないのでしょうか。
少なくとも、私は、知的な余裕がない人は、教師には向いていないのではないかと感じています。
皆さんの知的余裕に大いに期待します!!
では、また明日!!
河野正夫
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