そして、3時間の講座の最後の30分は、フォーク曲げアーティストのRyoさんをお招きし、素敵なトークとパフォーマンスを披露していただきました。
プロのパフォーマンスを1メートルから2メートルくらいの間近で見ることができる最高の機会でした。
さすがはプロのパフォーマーです。すべての言葉、動作、表情にスキがありません。
フォーク曲げというひとつのテーマのもと、音楽、踊り、トークが融合され、最高のアートとなっていました。
何をどう見せるか、何をどう感じさせるかということが計算し尽くされています。
笑わせるところで観客を笑わせ、驚かせるところで驚かせ、また、ちょっと感動させるところで感動させる、あらゆることが計算通りに行われていました。
そして、そんなパーフェクトなパフォーマンスに終始一貫して流れていたもの、それは、「楽しさ」でした。
何より、見ていて楽しい。聞いていて楽しい。その場にいて楽しい。それが目から、耳から、体全体から感じられるのです。
そして、きっとパフォーマンスしている、Ryoさんも楽しく演じていらっしゃるのだろうと思いました。
名古屋面接校の9名の受講生さんたちは、Ryoさんのパフォーマンスに夢中に見入っていました。
夢中に見入らせる。これこそ、Ryoさんの見事なパフォーマンスなのです。
最初は、講座の一部として、「何かを学ぶ」つもりで見始めた皆さんが、数分もしないうちに、パフォーマンスの、そして、パフォーマーの虜になっていました。
見る人、聞く人、そこにいる人を夢中にさせる力がRyoさんにはあります。
24歳の若きアーティストのプロとしての本物の才能です。
30分のパフォーマンスが終わり、受講生さんたちは、夢見心地のような感じになっていました。
講座のあと、Ryoさんと教採塾の川上、そして、河野での3人で、打ち合わせを兼ねた食事&飲みに行きました。
Ryoさんのパフォーマンスにかける想いと情熱、Ryoさんの仕事観・人生観などを拝聴しました。
素晴らしい食事会でした。
こんなに素敵なお話ができる人に久しぶりに廻り逢いました。
このブログ記事に、詳しく書くことはやめておきます。
Ryoさんの素敵な語りを、このブログで簡単にまとめて書くことはできそうにありません。
Ryoさんの爽やかな情熱を、このブログで私が勝手に代弁することはしたくありません。
その代わり、Ryoさんには、素敵なお願いをしました。
Ryoさんには、教採塾のすべての講座にお越しいただき、パフォーマンスを披露していただくことにしました。
彼のパフォーマンスの中には、教採の面接、模擬授業、グループワークなどで、高得点を取るための秘訣がたくさん詰まっています。
彼の語り口の中には、人の心を魅了し、人に好感と共感を感じさせる秘密がたくさん詰まっています。
そんな秘訣や秘密をRyoさんからたくさん学びたいと願っています。
Ryoさんファンになってしまった私は、今日の午前中、名古屋城に行ってきました。
今日は、名古屋城でRyoさんが大道芸としてのパフォーマンスをされる日だとお聞きしたからです。
今日のパフォーマンスを見て、再び、感動しました。
フォークを自由自在に曲げるから感動したのではありません。
彼の語り、彼の情熱、彼の聴衆を魅了する演出に感動しました。
たぶん、Ryoさんにとっては、「フォーク曲げ」というのは、人を楽しませる一つの手段に過ぎないのかもしれません。
彼が本当にやりたいことは、フォークを曲げるということではなく、見る人、会う人すべてを楽しませることなのでしょう。
フォーク曲げという一つのテーマのもとにすべての人を楽しませているその姿に、教師の理想の姿のひとつを見つけました。
2017年の元日に偶然出逢ったRyoさんという一人のアーティスト、今では、私の心の師匠です。
勝手に心の師匠と呼んだりして、もしかしたら、あとで、Ryoさんに怒られるかもしれません。
でも、今、私が思いつく限り、Ryoさんほど、教採の面接での合格の秘訣、人を魅了する語りの秘訣を教えてくれる人はいません。
教採塾のすべての受講生の皆さんに、今年の夏の教採までに、Ryoさんから語りと演出の秘訣を学びとってほしいと願っています。
では、また明日!!
河野正夫
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