今日は,衝撃的なタイトルです。
教採に不合格になりそうな人は,今,この時期にどのような愚かなことをしているのか??
教採に不合格になりそうな人というのはいらっしゃいます。
ただ単に知識がないとか,やる気がないとか,真剣さが足らないとか,そういう,ありきたりの不合格の理由ではなく,本人は相当しっかりと教採の準備をしているのにも関わらず,不合格になりそうな人ということです。
では,教採に不合格になりそうな人は,今,この時期にどのような愚かなことをしているのでしょうか??
最も頻繁に見られる愚かなことというのは,次の5つのことです。
(1)結局は,高校入試,大学入試の時の丸暗記中心の勉強方法から抜け出せず,丸暗記だけで済ませる勉強しかしていない。
丸暗記の勉強をしていると,ちょっとひねった問題,応用問題,指導法に関する問題,記述問題,論述問題が苦手になります。
マークシート方式なら点が取れるという人も,実は,知識が確実にあるわけではなく,なんとなくのgussing workで点を取っているということhが多いものです。
(2)何をどのようにやればいいのかの戦略的計画・順番を立案せず,ただ,やれるところからやっている。
やれるところからやる,というのは,言葉としてはカッコいいかもしれませんが,戦略としては最悪です。やれるところからやる,というのは,戦略も計画もない証拠です。
特に,簡単なところ,とっつきやすいところから始めて,いつまで経っても自分の苦手分野に進まないようでは,進歩はありません。
自分が何をすべきか,何が足りないのかの分析をしてから,戦略と計画を立てるべきです。
(3)この段階で,既に,「ここは捨てる」とか「ここはやらないでおく」といった選択的逃避をしている。
確かに,人には苦手分野があります。どうしても理解が追い付かない苦手分野があります。しかし,そういう苦手分野を自分勝手に捨ててはいけません。捨てることで心を安心させようとしているのかもしれませんが,そんな安心は,試験での得点を失うだけです。しかも,致命的な得点の喪失につながります。
(4)自分の軸が定まらず,耳に心地よい言葉だけで,自己アピールや志望動機を書こうとしている。
笑顔のあふれる学級とか,子供に寄り添うとか,チャレンジ精神があるとか,XX県のYYという施策に感銘を受けたとか,あなたが本気で感じてもいないことを自己アピールや志望動機として書いてもダメです。
単なる「良い子ちゃん作文」は,必ず失敗します。面接官もそんなありきたりの言葉に感動するほどアホではありません。
(5)自分の経歴やバックグラウンドや経験や資質は,他のライバル受験者とは違うのに,同じ普通の勉強方法を取っている。
戦略がない人は,ただただ何も考えず人の真似をします。
真似をする相手が自分とは全然違う経歴や資質を持っている人でも,その人と同じ勉強方法を取ろうとします。
確かに,普遍的に優れた勉強方法というものはあります。
でも,ある人にピッタリの勉強方法は,他の人に最適とは限りません。
不合格になりがちな人は,自分自身に最適な勉強方法を知りませんし,考案もしません。
あなたが合格するためには,何をするべきなのかをあなたのために考える必要があります。
もし,あなたが,上記の5つのうちの一つでも当てはまるのならば,あなたが不合格になる可能性はかなり高いを思われます。
いま,あなたがしていることが上記の5つの中にあるのであれば,すぐに,勉強方法や学習戦略を変更する必要があります。
愚かな方法を取り続けている限り,教員採用試験で不合格になり続けます。
不合格の負のスパイラルから逃れるのなら,今ですよ!!
合格に直結する勉強方法と学習戦略を確立しましょう!!
では,また明日!!
河野正夫
コメントはまだありません