教員採用試験に合格するために,どうしても必要なものは3つあります。
知性
品格
演出力
この3つです。
画像は,ローマ帝国「初代皇帝」のオクタヴィアヌス(アウグストス)です。
知性は言うまでもなく,教育者には絶対に必要なものです。
筆記試験が課せられるのであれば,筆記試験で高得点を取る知性と教養は必須です。
たとえ,筆記試験が課せられない受験枠で教採を受ける場合でも,知性がある(少なくとも,知性がありそうだ)と感じてもらうことは,合格のためには必要です。
知性とは,単に学力があるとか,勉強ができるということではありません。
教師になりたいのであれば,教養へのあくなき探求心があり,知を愛し,知を語れる知性が必要です。
品格は,人間的魅力の根源です。
特に上品ぶれとか,気取りなさいと言っているのではありません。
子どもの模範となり,周囲の人に敬意をもって接してもらえるような品格が必要だということです。
品格は,その人の話し方や行動様式に端的に表れます。
品格がない人は,信頼を失い,いずれ,誰からも相手にされなくなます。
教採でも,この人は,品格がなさそうだなと思われれば,合格を逃してしまいます。
演出力は,教師には必要です。
もちろん,演出力は,教員採用試験でも極めて重要になってきます。
自己の魅力の伝え方,面接での振る舞い,模擬授業での授業の有り様,一つ一つの所作に自分を適切かつ有効にアピールする演出力が肝要です。
教師は,アクター(俳優・女優)でもあります。
教師の演出で,授業は盛り上がり,子供たちの興味・関心・好奇心を射止めることができます。
演出力がゼロでは,教師という職業には就けません。
知性と品格と演出力,この3つは,教師になるためにも,教員採用試験に合格するためにも,そして,何より,教師として教育を実践していく上でも,絶対に必要なものです。
知性と品格と演出力がない人は,いくら頑張っても,よい教師にはなれないでしょうし,教員採用試験に合格することもないでしょう。
知性と品格と演出力,必ず身に付けて,素敵な教師になりましょうね!!
では,また明日!!
河野正夫
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