何度も何度も言いますが,面接は人が人を選ぶ営みです。
人が人を選ぶとき,主観的な好みで選びます。
著しく偏った好き嫌いでないにしても,相当程度,主観的なものです。
当然のことながら,筆記試験と面接は違います。
筆記試験は,自分が適切に学習し,準備すれば高得点を取ることができます。
面接は,自分がどんなに準備したと思っても,好かれなければ終わりです。
人(面接官)に好かれなければ,面接は合格できません。
教員採用試験を受験する人の多くは,ここのところが分かっていないようです。
頑張って面接の練習をすれば合格すると思っています。
大きな間違いです。
面接は,ただ単に,頑張っても合格できません。
恋愛が,ただ単に頑張っても成就しないのと同じです(微笑)。
コツコツ真面目に面接の原稿を書いて,友人と面接のリハーサルをしても,その人のイメージとインプレッション(印象)がよくなければ,合格には届きません。
あなたがいくら真面目でも,あなたがいくら真剣でも,あなたがいくら有能でも,採用側(面接官)に好感を持ってもらえなければ合格できません。
ある意味で理不尽です。
でも,それが面接,それが人が人を選ぶ営みというものです。
面接の原稿をあたかも小論文のように添削してもらってもダメです。
面接時のちょっとしたお辞儀の仕方や座り方を何度も何度も練習してもダメです。
重要なのは,イメージとインプレッションの戦略的特訓と,コンサルティング的な演出特訓です。
例えば,1月9日の福岡面接校では,次の12項目について,徹底的に好感度をチェックし,磨き上げます。
外見(第1印象)
表情
雰囲気
ジェスチャー・身体の動き
語り方
声・トーン・イントネーション
明るさ・元気さ
爽やかさ
語りの内容
好感度・共感度
この人が言っていることに魅力を感じるか?
この人を好きになれるか?
この日の講座の配布資料は,この用紙 ↓ を一人につき50枚配布します。
そして,この用紙を用いて,受講生同士で,お互いのイメージやインプレッションを徹底的にチェックしていきます。
もちろん,私(河野)も,外見アドバイザーの川上も,徹底的にチェックし,コメントし,アドバイスしていきます。
6時間ぶっ続けで,徹底的に,それぞれの受講生のイメージとインプレッションだけをチェックし,アドバイスし,磨き上げていきます。
人に好かれる印象を創り上げていきます。
面接で何度も何度も不合格になる人は,ここができていないのです。
どうすれば,自分が好印象で相手(面接官)に受け入れてもらえるかを考えることが必要なのです。
教育論を正しく語るだけではダメです。
熱い志を語るだけではダメです。
人が人を選ぶ営みだからこそ,人に好かれるイメージとインプレッションが合格の鍵になるのです。
6時間にわたって,イメージとインプレッションだけを徹底的に追及する,そんな練習が,面接での合格には必要です。
皆さんも,是非,イメージとインプレッションの向上を目指してくださいね!!
1月9日の福岡面接校の受講申し込みはまだ間に合います。
受講希望の方は,こちらの お申し込みフォーム から,どうぞ!!
では,また明日!!
河野正夫
コメントはまだありません