以外にも,多くの人が,最もダメダメな勉強法をしているようです。
とても残念で,もったいないことです。
最もダメダメな勉強法というのは,
アリバイ的な勉強をして,勉強したつもりになっているだけ
というものです。
アリバイ的な勉強をして,勉強したつもりになっているだけというのは,具体的には,以下のような勉強法です。
毎日,何時間と,時間を決めて勉強しているけれど,参考書や問題集をただ単にやるだけで,どのくらい理解して定着しているかを確認・評価する作業をしていない。
週に1回とか2回とか,友人等と勉強会をして,何時間か勉強や面接演習をしているけれど,ただ集まって勉強したり,面接演習をするだけで,どのくらい理解・習得・定着・向上しているかを確認・評価する作業をしていない。
教採対策講座や予備校を受講しているけれど,欠席が多かったり,参加はしても,自宅での学習や予習・復習をあまりせず,講座で課される小テストや模擬試験などで,高得点が取れない。
日々の仕事としての授業(講師の方)や,大学での講義(学生の方)を精一杯やることで,教採の勉強につなげようとしているけれど,ただ,日々の作業や勉強に追われているだけで,それが教員採用試験に合格するためにどのように関連しているのかの確認・評価する作業をしていない。
上記のような勉強法だと,結局は,中途半端なものになり,教員採用試験の本番では,不合格になってしまいます。
問題は,勉強したつもりになっているというところにつきます。
参考書でも,問題集でも,勉強したら,本当に自分の頭に定着しているのか,理解して記憶したことを活用できるのかの確認と評価の作業が必要です。ただ単に参考書や問題集をやっただけではダメなのです。確認と評価を随時行うことが必要なのです。つまりは,形成的評価を自分自身に課す必要があります。
勉強会もただ集まって勉強する・練習するだけでは,ダメなのです。勉強・練習したことが定着し,向上につながっているかを確認・評価する必要があります。形成的評価がない勉強会は,無意味といっても過言ではありません。
せっかく,高いお金を払って,教採対策講座や予備校の講座を受講しても,在籍しているだけで,講座に出席しなければまったく意味がありません。また,出席しても,講座が求める課題や宿題,予習や復習ができていなければ,講座を受講する意味がありません。講座が求める形成的評価ができていなければ,講座の受講だけでは,合格には近づきません。
講師の方なら日々の授業,学生さんなら大学の講義等を重視することは,とても素晴らしいことです。教採の準備にもつながります。でも,ただ,日々の授業をこなすだけだったり,大学の講義を聴くだけだったりではダメです。日々の授業や大学の講義を,どのように教員採用試験の準備に活かすかを戦略的に考える必要があります。
何かをやっていれば,教採の勉強をしている・教採の準備をしていると,アリバイ的に,自分を納得させてもダメです。ダメなものは,何十時間,何百時間やってもダメです。
教採合格のためには,戦略的に計画を立て,戦略的にその計画を実行に移し,随時,形成的評価をし,自分の学習状況を見直し,自分の習得・定着・向上の状況を確認・評価する必要があります。
やみくもに勉強しても,形勢的評価をせずに,何かに取り組んでも,合格にはつながりません。
時間を多く費やしたから,合格するのではありません。
戦略的に準備した人が,合格するのです。
たくさんの量を勉強した人が,合格するのではありません。
戦略的な計画に基づき,随時,形成的評価をしながら勉強した人が,合格するのです。
日々,がむしゃらに頑張った人が,合格するのではありません。
教採合格と日々の仕事や学びを戦略的に結びつけた人が,合格するのです。
教採塾グループの講座では,このことを徹底的に重視します。
アリバイだけの勉強や準備を徹底して廃し,戦略的に,有意義に,効果的に学んでいきます。
日々学習したことが,日々定着し,日々向上し,日々,それが確認できるように,確認・評価しながら,学んでいきます。
皆さんも,
アリバイ的な勉強をして,勉強したつもりになっているだけでは,不合格になる。
ということを念頭に置いて,賢く,戦略的な学びをして,教採合格を勝ち取ってくださいね!!
では,また明日!!
河野正夫
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