保健体育志望で教員採用試験に合格したいのなら,学力と印象を飛躍的に高める戦略が必要です!!

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教採塾グループの講座には,保健体育志望者が多くいます。

 

私自身は,アスリートでもなく,スポーツを語る資格もないのですが,なぜか,毎年,多くの保健体育志望者が講座を受講してくださり,多くの方が合格しています。

 

確かに,過去に,数年間,日本でも有名な体育学部で教員採用試験対策講座を担当していたという経験も生きているのだと思いますが,やはり,重要なのは,どうすれば,保健体育志望で合格するのかの戦略を伝授することができているのが,人気の秘密なのだと思っています。

 

 

 

 

ズバリ言うと,保健体育志望で,教員採用試験に合格する秘訣は,

 

 

学力と印象を飛躍的に高める戦略

 

 

です。

 

 

保健体育志望の方々の多くは,1次試験の筆記試験で不合格になります。

 

1次試験の筆記試験の学力を伸ばすことを戦略的に考えることが必要です。

 

ただ単に志望県の過去問をやるだけでは,合格しません。

 

そもそも,志望県の過去問をやるのは,出題傾向や出題パターンを知るためにやるものです。

 

自分の志望県の過去問は,短期的には「二度と出題されない問題」ですので,いくらやって覚えても無駄です。

 

合格するためには,全国の保健体育の過去問を直近3年分くらいは,縦横無尽にやってみることが必要です。

 

また,単なる問題演習だけではだめです。志望県の出題傾向や出題パターンに応じて,知識をどのように整理しておかなければならないのか,整理した知識をどのように活用すればいいのかを戦略的に考えておく必要があります。

 

重要なのは,闇雲に問題をやるだけではダメだということです。

 

保健体育志望者はアスリートですから,基本,やる気と持久力があります。

 

でも,そのやる気と持久力で,あたかも消耗戦のような学習をしてもダメなんですよね。

 

戦略的に,効果的に,学習を進めていかなければなりません。

 

学習が単なる暗記と問題演習のみに終始すると,筆記試験では高得点は望めません。

 

教員採用試験は,実質的には,他のライバル受験者との競争ですから,ライバルよりは高い得点を取る必要があります。

 

他のライバルより,高い得点を取れなければ,意味がありません。

 

合格を決めるのは,あなたの頑張りだけではなく,他者との相対的な比較です。

 

スポーツも基本的にはすべてそうですよね。

 

あなたがいくら練習しても,たのライバル選手が,あなたより早ければ,高ければ,強ければ,あなたは負けてしまいます。

 

スポーツをやっていて分かりきっていることは,筆記試験にも活かさなければいけません。

 

 

さて,保健体育志望者の中には,もちろん,筆記試験は余裕で合格し,1次試験は突破するけれども,2次試験でいつも不合格になってしまうという人もいます。

 

これは,印象の問題です。

 

印象とは,表情,外見,雰囲気,年齢,経験,経歴,バックグラウンド,そういったすべてのものの総体とも言えます。

 

もっともシンプルなところからお話しすれば,保健体育志望者は,ほぼ全員がなんらかのアスリートですから,皆さん,明るく,元気で,礼儀正しい人たちです。

 

他の志望教科なら,明るく,元気で,爽やかにを徹底すると,ほぼ合格に近づくのですが,保健体育は,ライバル受験者も,ほぼ全員が,明るく,元気で,爽やかなので,それだけでは,差が付きません。

 

もちろん,保健体育志望者で,明るく,元気で,爽やかなインプレッションをつくれない人は論外です。不合格確実です。

 

 

他の受験者もほぼ全員が,明るく,元気で,爽やかな場合,いったいどうすれば,ライバルに差を付けて合格することができるのかの検討が必要ですね。

 

 

不合格の要因が,単なる表情や外見や雰囲気ではなく,年齢,経験,経歴,バックグラウンドといったものであれば,かなり高度な戦略が必要です。

 

教採の2次試験の面接とは,かなり,主観的なものです。

 

採用側の面接官が「好むか」・「好まないか」で,合格が決まります。

 

この場合の「好むか」・「好まないか」とは,欲しい人材か,部下に持ちたいか,一緒に働きたいか,子供を託したいか,保護者にも好かれそうか,といった意味合いです。

 

 

面接とは,自分の能力だけで合格を勝ち取れるものではありません。

 

面接官から,好感・共感を感じてもらうことが絶対的に必要です。

 

 

では,例えば,相当程度の年齢で,民間企業等を十社以上も転職を繰り返していたような場合は,どうなるでしょうか?

 

結論は,かなり厳しいと言えます。

 

教員採用試験の採用側(面接官)は,メインストリームを歩いてきた人が好きです。

 

大学4年生,大学院生,大学・大学院を卒業・修了して,講師を続けている人といった理解しやすい人を合格させがちです。

 

もちろん,民間企業や専業主婦(主夫)を経験した人も合格することはありますし,できますが,その場合も,分かりやすいロジックが必要です。

 

面接官が,「なるほど,そういう理由で,そういう経歴なんですね。よくわかりました!」と感じてもらえるようなロジックがなければ,まず,合格させてもらえません。

 

そして,このロジックとは,「言い訳」ではありません。

 

このロジックとは,「人生観」であり,「仕事観」であり,究極的には,「志望動機」につながるものです。

 

 

保健体育志望で,バックグラウンドに何らかの不利な要素がある場合は,次の2つの質問に効果的に答えることが必要です。

 

 

1.あなたの経歴・バックグラウンドをロジックをもって説明できるか。

 

2.あなたが合格するとした場合,あなたが合格する理由は何か。

 

 

この2つの質問に戦略的に回答できるようになれば,教採合格は勝ち取れます。

 

 

振り返ってみれば,私は,保健体育志望者には,こういった戦略的アドバイスを十年以上もしてきました。

 

そのアドバイスが奏功して,多くの人が,保健体育で合格を勝ち取ってきました。

 

 

11月から始まる教採塾の新年度の講座でも,保健体育志望者には,戦略的アドバイスをたくさん差し上げようと心に決めています!!

 

 

もちろん,保健体育志望以外の方々にも,合格に直結する戦略的アドバイスをたくさん差し上げますので,ご期待くださいね!!

 

 

 

では,また明日!!

 

 

 

広島教採塾

河野正夫

 

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