先週の土曜日,2次試験での不合格を科学するというテーマで,緊急講座を開催しました。
緊急講座では,2次試験での不合格を様々な観点から,分析しました。
3時間の緊急講座は,15ページの「THE講義録」にまとめられています。
最初の5ページ分は, THE講義録のサンプル として,一般に無料公開しています。
さて,2次試験での不合格の大きな割合を占めるのは,2次試験でのパフォーマンスではありません。
最終合格にとって重要なのは,1次試験の筆記試験での高得点です。
いくら,1次試験と2次試験は独立していると言っても,1次試験での筆記試験の得点は,大きな影響を与えます。
そもそも,1次試験を最下位で合格したような人には,最終合格を勝ち取るチャンスは,
ほとんどありません。
よく考えてみてください。
1次試験を合格する人数は,最終定員の2倍程度です。
ということは,単純に考えると,1次試験の合格者の半数が,2次試験で不合格になるということです。
確かに,2次試験では,人物評価ということで,面接や模擬授業などが課されます。
でも,1次試験を通過した時に,自分の相対的な位置が,1次試験の合格者の下位半分であれば,それだけで,既に,2次試験で不合格になりやすい位置にいるということです。
1次試験の合格の際に,下位半分の位置にいた人は,2次試験でよほど良い評価をもらわなければ,最終合格は望めません。
2次試験で有利に勝負を進めるためには,1次試験合格の際に,高得点,少なくとも,1次試験合格者の上位半分に入っている必要があります。
はっきり言っておきます。
1次試験は,ギリギリでもいいから,最下位でもいいから,とりあえず合格して,2次試験に行ければいいと思っている人は,ほぼ必ず2次試験で不合格になります。
完全な戦略ミスであり,学力のなさを告白するものであり,そもそも教師の資質も感じられません。
繰り返し,はっきり言っておきます。
1次試験の筆記試験で高得点を取れないのなら,教採合格は困難です。
特に,ほとんどの都道府県(政令市)で,共通に課される教職教養の筆記試験は,是非,満点を取ってください。
教職教養での満点が,1次試験の合格率を高めるだけでなく,1次試験の合格者の上位半分に入ることにつながり,そして,それが,2次試験での戦いを有利に進めるカギにもなります。
教職教養の筆記試験の満点は,戦略的に準備し,勉強すれば,確実に勝ち取ることができます。
私の受講生の多くは,教職教養で,90%以上,少なくとも80%以上を取っています。
私としては,実は80%台では,低すぎると思っています。
私は,講座では,全員に教職教養で,90%以上を目指すように,指導しています。
中には,80%台になってしまう人がいることは,私としては悲しいことだとさえ感じています。
だから,私は,教職教養で満点を取るよう,毎年,全力で,講座を展開しています。
来年の教員採用試験を1次試験から受験する人は,どうか,1次試験の筆記試験で,高得点を取ってください。
特に,教職教養では,満点を狙ってください。
それが,教採合格のための出発点だと思ってください。
1次試験は,ギリギリでも,最下位でも,通過すればいいと思っている人は,来年もまた,2次試験で不合格になると思います。
そうやって,毎年,不合格を続けるのは,愚かなことです。
負の連鎖を断ち切り,来年こそ,筆記試験で高得点を取り,教職教養で満点を狙い,1次試験を上位で合格し,堂々と自信をもって,2次試験に臨んでください。
もし,教職教養で満点を本気で取りに行きたいという方は,是非,教採塾グループの筆記試験の対策講座を受講してください。
教職教養は,独学でも学ぶことは不可能ではありませんが,満点を狙うためには,やはり,綿密に練り上げられたカリキュラムで学ぶ必要があります。
私は,教職教養の筆記試験の得点で,教採合格を逃してしまうことを,本当に「もったいない」ことだと感じています。
教職教養の筆記試験で満点近くを取っておけば,2次試験でも十分に余裕をもって戦えたのにと思うことが,しばしばあります。
広島教採塾の総合対策講座
岡山教採塾の総合対策講座
東京教採塾の筆記試験満点講座
大阪教採塾の筆記試験満点講座
上記の各講座では,教職教養の筆記試験で満点をとるための準備と学習を,11月から来年の夏まで,戦略的に行っていきます。
教職教養の知識は,小論文や集団討論,集団面接などにも大いに活かせます。
教職教養で満点を取り,1次試験に上位で合格し,来年の夏こそは,教採合格を必ず勝ち取りたい方,是非,教採塾の講座で,戦略的に学んでいきましょう!!
教採塾グループの各講座へのお申し込みは, 教採塾のホームページ からどうぞ!!
では,また明日!!
河野正夫
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