教員採用試験の勉強を始めるなら,まずは,自分の強いところと弱いところを戦略的に分析しよう!!

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これから,教員採用試験に合格するための勉強をスタートしようとしている皆さん,まずは,自分の強いところと弱いところを戦略的に分析しましょう!

 

 

教員採用試験の勉強をしていく上での目標は,もちろん,教採合格です。

 

 

教採合格を必ず勝ち取るためには,どうしてもやらなければならないことがあります。

 

 

それは,

 

 

自分の強いところ

 

自分の弱いところ

 

 

を戦略的に分析することから始めることです。

 

 

 

 

人には,それぞれ,得手不得手があります。

 

得意な教科,不得意な教科,自信がある分野,自信がない分野,さまざまな状態の組合せです。

 

そういった,自分が強いところ,弱いところを,科学的かつ効率的に,見える化する必要があります。

 

 

例えば,教職教養を勉強するとします。

 

教職教養を勉強する順序をどうするかという問題も,かなり重要です。

 

参考書に書いてある通りにやっていくというのは,ある人には適切かもしれませんが,他の人には適切ではないかもしれません。

 

その人その人に得意分野と苦手分野があり,それをどう考えて,勉強の順序を決めるかということも大切です。

 

例えば,教育原理のことがまったく分かっていないのに,教育史を学んでも,暗記だけの苦痛でしかないでしょう。

 

教育法規を全く知らずして,教育時事を学ぶのも,極めて不効率です。

 

こうした,一般的な順序というのもありますが,あなたの得意分野,苦手分野も考慮して学ぶ必要があります。

 

教育法規なら,簡単に記憶できるというのであれば,教育法規から勉強し始めて,スタートの勢いをつけるという考え方もあるでしょう。

 

あるいは,教育法規は速習できるので,後回しにしてもよいという考え方もあり得るかもしれません。

 

いずれにしても,自分の学びのスタイルや,現在の知識や教養の状態を分析しながら,学ぶ順番を考えることが必要です。

 

 

専門教科についても同様です。

 

一般に専門教科は,内容学に関わる部分と,指導法(学習指導要領など)に関わる部分が出題されます。

 

内容学は,大学入試レベルである程度は十分ですが,指導法は,それなりの学習が必要です。

 

また,専門教科が,理科や社会の場合は,「物理・化学・生物・地学」,「地理,日本史,世界史,政治経済,倫理」といった専門教養の各分野をまんべんなく幅広く,一定のハイレベルで学んでいく必要があります。

 

自分の得意分野は,勉強しなくても構わないという程のレベルの人もいるでしょう。

 

でも,不得意分野は,ほとんど理解ができていないという人も多いのが現状です。

 

理科や社会の専門教科は,いかにして,幅広い分野・領域を効果的に勉強していくかのプランニングが合格の秘訣となります。

 

 

さらに,小学校全科や一般教養などは,国語,社会,数学(算数),理科,音楽,図工(美術),家庭科,体育,音楽など5~9教科の勉強が必要になってきます。

 

そうなると,得意教科と不得意教科の学習プランがものすごく重要になってきます。

 

 

要は,あなたの現在の知識や教養のレベルが,どの教科(分野・領域)で,どのくらいあり,その現状を踏まえて,どのようなプランニングで学んでいくかを戦略的に立案していく必要があるということです。

 

 

このプランニングの段階で,「とりあえず」とか,「なんとなく」とか,「いちおう」といったメンタリティで,勉強計画を立てると,必ず失敗します。

 

いつまで経っても,筆記試験で高得点が取れない人は,このプランニングが決定的に下手なのです。

 

このプランニングを誤ると,それが,致命傷になり,筆記試験で,不合格になってしまいます。

 

 

教採塾グループが主催する講座では,集団講座でありながら,個人の現状を見極めて,個別のインスタント・アドバイス(ワンポイント・アドバイス)を差し上げることにしています。

 

集団講座として,所定のカリキュラムに従って学習を進めていきますが,それぞれの受講生個人の現状とニーズを把握しながら,個人ごとのアドバイスも適宜,行っていきます。

 

 

集団講座としては,専門教養は扱いませんが,毎回の講座の中で,各受験者の各専門教養の学習戦略を必ず個人ごとにアドバイスしています。

 

 

総合対策講座や筆記試験満点講座では,講座そのもので扱うのは,教職教養を中心とした筆記試験ですが,毎回の講座で必ず,「専門教養学習チェック」の時間を数分間設けて,各受講生個人に,インスタント・アドバイスを差し上げています。

 

 

インスタント・アドバイスの内容としては,チャレンジすべき問題集や参考書,そして,学習の順番,どのレベルをいつまでに目指すかなどを,受講生個人の現状を踏まえてアドバイスしています。

 

 

やみくもに勉強しても,教採合格は勝ち取れません。

 

苦行として頑張るだけでは,筆記試験で合格点は取れません。

 

計画なき学習は,必ず空中分解します。

 

 

重要なのは,

 

 

自分の強いところと弱いところを戦略的に分析し,分析に基づいたプランニングをすること

 

 

です。

 

 

今まさに,教員採用試験の勉強を始めようとしている皆さん,戦略的なプランニングをして,教採合格を勝ち取ることができる学習を進めていってくださいね!!

 

 

 

では,また明日!!

 

 

 

広島教採塾

河野正夫

 

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