頑張って勉強しているようで、結果が出せない人がいます。
ツイッターやフェイスブックで、勉強の報告を毎日しているような人でも、合格には遠く及ばない人がいます。
毎年、繰り返されている、この悲劇は、なぜ起こるのでしょうか?
なぜ、一生懸命頑張っているようなのに、合格を勝ち取れないのでしょうか?
この悲劇の背後には、多くの場合、3つのダメダメ言葉があります。
3つのダメダメ言葉とは、
とりあえず、
なんとなく、
いちおう、
です。
「とりあえず、XXをしよう。」というのは、プランニングでも、戦略でも何でもありません。ただの、アリバイ作り、暇つぶし、ごくつぶしです。
「とりあえず」では、絶対に、成功は勝ち取りません。
昔から、何度もいってきたように、「とりあえず」はビールだけで十分です(笑)。
「とりあえず」という言葉には、優先順位も、コスパ計算も、戦略的思考もありません。
だれかがやっているから自分もやろう、そろそろ何かしなければいけないからこれでもやろうかという無責任かつ無計画な行動の現れが、「とりあえず」です。
「とりあえず」の悪癖を打破することが、教採合格への極意になります。
「なんとなく」もまったくのダメダメです。
「なんとなく」の発想の最大の原因は、主体的な計画のなさです。
計画も責任も、確固とした意志もなく、惰性に流され、分析も理解もなく、物事を行うのが、「なんとなく」の典型です。
「なんとなく」も、また、往々にして、教採不合格に陥ります。
そして、自己反省もなく、また、翌年も、「なんとなく」勉強し、再び、不合格になります。
いつまでたっても成長しないのが、「なんとなく」です。
「いちおう」(一応)というのも、言い訳いっぱいのダメダメ言葉です。
「いちおう、やった。」という言葉に隠されているのは、自信でしょうか、それとも、説明責任をはたさない結果でしょうか?
私の過去の受講生を見てきても、「いちおう、やった。」という表現は、やるにはやったが自信はない、という意味で使われることが、圧倒的に多いようでした。
完璧にやったのを、謙虚さをもって、「いちおうやった」という用例は、ほとんどなかったように記憶しています。
「いちおう」もまた、責任を回避し、自らのプランニング能力に眼をつむり、惰性と無責任を表している言葉と言えるでしょう。
来年(2017年)の夏こそ、教員採用試験に合格したいと決意していらっしゃる皆様、どうか、「とりあえず」、「なんとなく」、「いちおう」といったダメダメ言葉で表現できるような勉強法を取らないでくださいね。
戦略的に、効果的に、計画と責任を持って、教採合格を勝ち取っていきましょう!!
私も、心から応援していますから!!
では、また明日!!
河野正夫
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