教員採用試験 これで満点を狙え!【第13弾】
第13弾テーマ: 個人面接や模擬授業の演習を,仲間と切磋琢磨することで得られる効果とは?
個人面接や模擬授業の演習は,仲間と,ライバル受験者と,一緒に切磋琢磨しながら,行うのが,最大の効果を発揮します。
個人面接や模擬授業の準備は,一人で,黙々と行っていても,なかなか上達しません。
仲間と切磋琢磨しながら行うのが効果的な理由は,大きく分けて3つあります。
(1)他者の良いところ,悪いところを見て,自分の面接力や授業力の向上の刺激と材料にできる。
他者の語り,特に,ライバル受験者の語りをじっくりと観察することは,自分の語りを向上させるためのヒントや刺激をたくさんもらえるということです。
他者の良いところも,もちろん,参考になりますが,他者の悪いところを観察して,なぜそれが悪いのか,どうしてそれが,聞き手に悪い印象を与えるのかを探ることは,自分の語りの力を劇的に向上させる大きなヒントになります。
語りは相手あっての語りですから,他者の語りを観察して,刺激やヒントを得ることは絶対に必要なことです。
(2)個別の戦略の在り方を,他者の語りの戦略を見て,考察することができる。
面接戦略や受験戦略は,受験者個人ごとに違います。でも,その個別に違う戦略を見ることで,自分の戦略をどうしたらいいのかのヒントになります。
ある人は,見た目を重視した語りをするでしょう。
またある人は,語りの内容を重視した語りをするでしょう。
ある人は経歴をアピールし,またある人は情熱をアピールするでしょう。
他者が,その人なりの強さを,どのようにアピールしているかの方略を観察することは,自分の強みをアピールする戦略を立案するのに役立ちます。
他者の戦略を真似するのではなく,他者がどのように戦略を立てているのかといった戦略の立て方を学ぶのです。
一人で2次試験の練習をしていたのでは,ひとりよがりの戦略になってしまい,本番で効果的な語りができない恐れが大きいものです。
(3)他校種・他教科の受験者の語りから,新たな視点や新たな語り口を盗む。
あえて,「盗む」と書きました。同校種・同教科なら,とっておきの戦略を他のライバル受験者に盗まれるのは嫌かもしれませんが,他校種・他教科なら,ある程度は,語りの切り口や語り口を共有してもよいかもしれません。
他校種・他教科の受験者の面接の語りや,模擬授業の中に,ものすごいヒントや刺激や材料があるものです。
あのフレーズ,あの作法,あの発問,「これはいただきだ!」というものがたくさんあるはずです。
お互いに,少しずつ,切り口や語り口をシェアして,お互いに合格するという協力戦略が取れるのが,他校種・他教科の受験者との切磋琢磨の醍醐味です。
特に,2次試験前の1週間から2週間は,できるだけ長い時間,できるだけ多くの人と共に,個人面接や模擬授業の演習をするのが,教採最終合格の秘訣中の秘訣です。
広島教採塾が主催する8月の直前講座は,一つの講座が12時間と長時間の講座で,それがいくつもあり,最大で48時間も講座演習ができます。
膨大な時間を受験者仲間と切磋琢磨することで,毎年,数多くの教採合格者が出ています。
直前講座は,本当に多くの人が,教採合格を勝ち取る最後の砦となっています。
今年も,8月期に直前講座を実施します。
是非,ご受講いただいて,念願の教採合格を勝ち取りましょう!!
直前講座のお申し込みは, 直前講座お申込み専用フォーム からどうぞ!!
では,また明日!!
河野正夫
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