いよいよ,5月も今日で終わりです。
明日からは,6月です。
教員採用試験の1次試験は,早いところでは,7月の第1週ですから,いよいよ,「教採まで,あと1か月」ということになりました。
あと1か月で,教採の筆記試験(教職教養,専門教養)で,満点合格を勝ち取る方法はあるのでしょうか?
以下の3つの選択肢をご提案します。
(1)これまでにやった5冊程度の問題集・参考書を総復習するタイプ。
賢明な皆さんは,既に,教職教養で2~3冊,専門教養で2~3冊の問題集・参考書で,勉強してこられたと思います。
今からは,その5~6冊を概観し,総整理していってみてください。
この時に,重要なのは,一度やったことのある問題をスピーディーに解いていき,概ね90%程度の正答率があることを確認することです。
既にやった問題であるのにも関わらず,90%以上の正答ができないというのは,そもそも理解と記憶が足らないわけですから,その部分(分野)は,徹底的に復習することが必要です。
また,この選択肢を選ぶときに,最も重要なことは,教職教養も専門教養も,それぞれ,複数の書籍を使うことです。1冊だけに絞ってやると,必ず漏れが出てきます。
1冊を何回も何回もやるというのは愚策であるということを肝に銘じてください。
複数の本を,正答率90%になるように,総復習することが肝要です!!
(2)自分の今の学力・状況に適応した優れた書籍を数冊選んで,それを概観・総復習するタイプ。
これは,広島教採塾の総合対策講座で行っているものです。
広島校・福山校での総合対策講座では,4月から7月まで,連続4か月間,毎月1冊,受講生にぴったりの教職教養に関する書籍(参考書・問題集)をプレゼントしています。
個人別に違うということではないのですが,広島教採塾の総合対策講座で学んでいる受講生なら,これまでに学んだことも踏まえて,どんな書籍でこれから総復習するのが満点への道なのかということを考え,ベストな書籍をセレクトして,毎月,受講生全員にプレゼントしています。
これまでの講座で学んだことを,いかに効率的に活かして,高得点・満点を勝ち取っていくのかに焦点を当てた書籍選びをしています。
教員採用試験の参考書・問題集は,超有名なものから,意外と知られていないけれど,とても役に立つものまであります。
特に,意外と知られていないけれど,とても役に立つものの発掘・活用は,合格の決め手となります。
毎年,私が発掘してきた優良な書籍で,筆記試験満点や,ほぼゼロからスタートして(笑),満点近くを取った人が出ています。
あと1か月の勉強で,ゼロを満点にする書籍を探し出し,選び出し,活用するのが,最も,有効かつ快適な勉強法となるでしょう。
(3)良き師,良き友,良きライバルと,「合宿形式」で勉強するタイプ。
ここでいう「合宿形式」とは,必ずしも,どこかの施設に宿泊するということではありません。
例えば,午前中から夜まで,10時間くらい,2~3人が集まって,一緒に勉強するスタイルのことです。
ともに学ぶと学びの効果も倍増し,学びの漏れも少なくなります。
「三人寄れば文殊の知恵」のことわざの如く,3人程度で勉強すれば,飛躍的な理解力と記憶力で覚えられることが多いようです。
社会的促進効果とも言えそうですね。
ただし,一緒に学ぶ仲間選びは重要です。仲間選びを失敗すると大変なことになります(微笑)。
ともに学び合える,意欲ある,情熱ある仲間を選ぶことが絶対条件ですね。
あるいは,「師を選ぶ」というのも効果抜群です。
例えば,私のような人間のところに押しかけてきて,10時間くらい居座るのです(笑)。
特にレッスンをするというわけではないのですが,何をどのように勉強すればいいのかの勉強戦略を聞いて,「師」のすぐ傍に居座って勉強し,分からないことや,説明してほしいことが出てきたら聞くというスタイルです。
「師」からすると,自宅に押しかけられて,ダイニングテーブル等を占拠され,ずっと居座られて,迷惑はなはだしいのですが(笑),特に害悪もなく,何十分に一回か,「ここ教えてください。」と聞いてくるだけなので,なんとなく許せてしまうのですよね。
「師」も「師で」,自分の仕事をしているので,たまに説明したり,アドバイスしたり,勉強法を教えてあげたりというのも,気分転換になるという超WIN-WINな方法です。
ただし,押しかけてきても,許してもらえる「師」を見つけるのは,至難の業ですけどね。
私(河野)を「師」として,これができるのは,世の中広しと言えども,TNGNちゃんくらいですかねえ。。。(笑)
それに,私の新居に入るには,私だけでなく,もう一人の許可をもらわなければなりませんので(笑)。
もう一人の許可は,なかなか下りませんので(笑),許可を独占できそうなTNGNちゃんが圧倒的な有利になるのですよね(笑)。
今から1か月間をどう過ごすかで,教採合格が決まります。
あっさり不合格になるのか。
微妙な成績で1次
試験はとりあえず合格しても,結局は2次試験で不合格になるのか。
満点近い得点で1次試験を合格し,2次試験も余裕で合格するのか。
どれになるかを決めるのは,これからの1か月間の過ごし方です。
もし,あなたが,「最下位でもいいから,とりあえず1次試験に合格して」,と思っているのならば,それは,最悪・最大の間違いです。
「とりあえずの1次合格」は,「間違いなく2次不合格」になります。
1次試験の成績を甘く見るものは,確実に,2次試験で不合格になります。
1次試験は,高得点で合格することが,2次試験の合格の土台となります。
だからこそ,これからの1か月間を,最大限,有効に使ってくださいね!!
では,また明日!!
河野正夫
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