どんなに練習しても,面接力が向上しないと悩んでいる方,
どんなに準備しても,面接のときのパフォーマンスが向上しないと困っている方,
どんなに頭では分かっていても,面接のときの表情がうまく作れないと苦心している方,
そんな方に,素晴らしい解決策があります。
模擬授業の手法を使って,個人面接を極める!!
という方法です。
頭の固い人,面接が下手な人,面接で不合格になる人に限って,「模擬授業は模擬授業,面接は面接」という風に考えがちです。
もっと頭が固い人は,「自分の県では模擬授業がないので,模擬授業の練習は必要ない。」とまで豪語します。
だから,不合格になるんですよ。
模擬授業は,生徒相手の語りです。
模擬授業での語りは,分かりやすく,明るく,元気に,焦点化した,戦略的な語りです。
授業の語りが上手くなれば,必然的に,面接の語りが上手くなります。
特に,模擬授業でも,授業開き(教科開き)の授業は,まさに,個人面接などでの志望動機や自己アピールの根幹に大きく関係します。
また,模擬授業の語りは,その教科で子供たちに何を伝えたいのか,何を考えさせたいのか,どんな目標を達成したいのかを話すことでもあります。
さらに,模擬授業は,個人面接での,場面指導的な質問に対する,極めて有効な練習にもなります。
自分が受験する県に模擬授業がないから,模擬授業はやらないなんて言っているから,場面指導で失敗したり,緊張しすぎた表情で失敗したり,そもそも,なぜその教科を教えたいのかという根本的な問いに答えられないのです。
個人面接は個人面接,模擬授業は模擬授業,と考えるのは,愚かな受験生マインドです。
しかも,不合格になりやすいメンタリティです。
個人面接を満点に近づけようと思えば,個人面接の特訓だけでなく,ちょっと違う視点からの語り,例えば,模擬授業の語りなども,しっかりとやっておく必要があります。
例えば,授業開き(教科開き)では,教師は次のような話をします。
この教科を学ぶ意義
この教科を学ぶ楽しさ
この教科の効果的な学び方
子供たちへの期待と学級(授業)のルール
などなど。
こういう話は,単なる授業のためだけではなく,面接での質問にも直結します。
明言しておきますが,
模擬授業の語りが上手くなれば,個人面接の語りも劇的に向上します。
模擬授業の語りは,語りのデリバリー(パフォーマンス)の向上に最適です。
面接力を満点にまで高めたい方は,是非,模擬授業を忌避せずに,しっかりと練習してみてください。
というか,教師になったら授業をするのですから,自分の志望県に模擬授業がないから,授業の語りの練習はいらないなんて,言わないでください。
模擬授業の練習は,個人面接の力を劇的に高める秘策でもありますから,是非,取り組んでみてくださいね。
あなたの教採合格に大いに貢献するはずですよ!!
では,また明日!!
河野正夫
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