昨日は,ちょっと尖ったことを書きました。
課題チャレンジ補講というシステムを存在させながらも,課題チャレンジ補講では,合格に近づけないと書きました。
そして,傲慢にも,河野正夫のライブ講座こそ,合格への近道だと書きました。
すべて,本気で書きました。
そして,すべて,真実であると信じています。
教員志望者は多忙です。
特に,講師をしている人は多忙です。
部活動の指導,運動会,文化祭,遠足,修学旅行,保護者参観,地域行事,週末も大忙しです。
しかし,私は,月に1回,あるいは,月に2回の講座に出席するための調整は,かなりの確率でできると信じています。
もし,絶対にできないのであれば,そもそも,教員採用試験対策講座を受講することに無理があります。
教採に合格したいから,教採対策講座を受講していて,講座日の自分のスケジュールを調整できないのは,どう考えてもおかしいことになります。
確かに,時には,緊急事態は起こります。
インフルエンザになるとか,家族の方の緊急事態とか,学校からの緊急招集とか,予期しえないことはあります。
しかし,部活の指導などは,なんとか,交渉やお願いで,月に1日くらいなら,何とかなるはずです。
もし,ならないのであれば,講座の受講は無理なので,お申し込みされるべきではないでしょう。
確かに,補講の制度はあります。
時間帯別,校舎別補講は,補講先の定員や会場スペースの範囲内で大歓迎です。
課題チャレンジ補講も,講座資料をすべて差し上げて(書籍を除く),自習をしていただくものです。でも,これは,最後の手段です。資料だけもらっても,なかなか合格には近づけません。
でも,このことを個別に受講生さんに言うと,「でも,部活指導は休めない。」などとおっしゃいます。
休めないのは,理解できないでもないですが,ならば,なぜ,講座を受講されたのか,というより,そもそも,教採に合格する意思があるのかないのか,そこが気になります。
毎年,不合格になる人の典型例が,その時その時の状況に流される人です。
講座は受講してみたものの,部活指導があったり,その他の用事があって,講座を休み,課題チャレンジ補講ばかりする。
課題チャレンジ補講の本質は,資料をもらって自習するということですから,大した,合格力は付きません。
せいぜい,講座で何をやったかが分かる程度です。
自分の合格可能性を自分で管理できない人は,確実に不合格になります。
これまでの講座でも,そういう人をたくさん見てきました。
講座の運営上からは,講座に来なくても,受講料をお支払いいただき,講座資料をお送りして,自習をしていただければ,出席とみなします。
でも,それは,講座の運営上の話です。
その受講生に合格力が付くかというと,それは別問題です。
課題チャレンジ補講だけで,合格力は付きません。
受講生さんからもご意見はあるでしょう。
忙しいものは仕方がない。
休めない部活指導もある。
補講の制度があったから受講した。
ご意見は尊重します。
ご意見を否定するつもりは,まったくありません。
私から言えることは,一つだけです。
講座を欠席すればするほど,あなたの合格可能性は低くなります。
これは真実です。
過去十数年間の講座運営で,確信していることです。
講座を何回も何回も欠席して,課題チャレンジ補講ばかりする人が,合格した例はほとんどありません。
ということに悩んでいたら,大学時代の先輩が次のような言葉をくださいました。
忙しくて講座に出席する時間が取れなかったけれども、あとで資料を取り寄せた(だけの)人と、
忙しくても講座に出席する時間を確保して、学習を後回しにしなかった人を比較して、
どちらを採用しますか?
まさにその通りです。
講座に欠席したかどうかは,教採の採用側には分かりませんが,その人の行動パターンは,その人全体ににじみ出るものです。
また,その先輩は,次のような言葉もくださいました。
合否の事前判定の仕方としては、
自分だけの状況を言い訳にする人と、
同じ状況で別の対応をした人との比較で考える人では、
後者が合格に近いというのは確実だと思います。
まさに仰る通りです。
私は,講座に参加してほしいという観点だけから言っているのではありません。
教採塾グループの講座は,講座に出席しても欠席しても
,受講料(月謝)は必要です。
もちろん,何らかの補講の制度はあります。
ですから,受講生の欠席は,講座の経営には影響を与えません。
でも,受講生の欠席は,その受講生の合格には大きな影響を与えます。
私の最も大きな願いは,受講生に合格していただくことです。
みすみす合格を逃すようなことをしていただきたくないのです。
これだけ,言っても,欠席する人は,欠席するのでしょう。
そして,今年もまた不合格になるのでしょう。
私は,それを変えたいと思っています。
私は,それを変えていただきたいと思っています。
でも,決断するのは,受講生お一人お一人です。
合格するのも,不合格になるのも,受講生お一人お一人の行動の結果なのですから。
私の誕生日の今日,5月26日,正直に本心で,勇気をもって,この記事が書けたことを幸せに思います。
では,また明日!!
河野正夫
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