日本人は,というよりは,日本の受験生の多くは,勉強は苦しく嫌なものだけれど,受験が終わるまでは仕方がない,合格までの辛抱だ,と思っているようですね。
そして,これは,受験のためだけの勉強だと割り切り,受験が終われば全て忘れても構わないと思っています。
だから,勉強している内容には価値を見出していません。
価値を見出していないから,勉強する気にはなりません。
でも,試験には出るから,歯を食いしばって,机に向かって勉強し,丸暗記しようとします。
そんな勉強は苦行以外の何物でもありませんが,試験が終わるまでの辛抱だと歯を食いしばります。
まったく,最低・最悪の勉強法です。
最低・最悪の勉強法を,教師になろうという人がしています。
教師になったら,子供たちには,「丸暗記の勉強ではなく,考え,発見し,学ぶ喜びを感じさせたい。」と夢と希望に燃えているのに,自分は,教員採用試験のためには,苦行の勉強しかしていません。
はっきり言って,ダブルスタンダードです。
こんな人が,教師になって,本当に,子供たちに学ぶ喜び,学ぶ価値を伝えることができるのでしょうか?
子供たちが,「でも,大学受験には合格したい。」というと,やはり,苦行を勧めるのでしょうか?
私は,教員採用試験対策講座を主宰していますが,苦行としての勉強は,ほとんどさせません。
確かに,これは記憶しておかなければいけないというところはありますから,その点は,アドバイスします。
でも,私の信条は,
楽しくなければ,学びではない!
ですので,私の講座は,常に楽しく学べるように工夫しています。
3時間の講座,6時間の講座,そして,直前講座などは,12時間の講座ですが,いつも,「あっという間に時間が経った。」と言われます。
そして,12時間の講座の後でも,「もう数時間くらい,このまま勉強したい。」と言われます。
これらの講座は,もちろん,教員採用試験対策用ですが,それでも,楽しく学べます。
苦行ではありません。
仕方なく勉強しているわけではありません。
私は,一人の教育者として,苦行としての勉強しか伝えられないなんて指導は,絶対にしたくありません。
たとえ,教員採用試験という受験のための勉強であっても,学ぶことは楽しい,学ぶ価値を実感できるという講座になるように最善を尽くしています。
だから,私の講座からは,たくさんの合格者が出ます。
だから,私の講座で学んだことは,教採合格にも直結し,教採に合格し,教師になってからも使えます。
私は信じています。
受験勉強も楽しく学べる。
受験勉強で学んだことは,試験の後でも役立つ。
この信条に反する講座はしない!と心に誓っています。
たとえ,ただ単に教採に合格すればそれでよい!と考えている人でも,次のことは知っておくべきです。
苦行で学んだことは,すぐに崩壊します。
楽しく学んだことは,永遠に残ります,
苦行で学んだ結果では,合格は勝ち取れません。
楽しく学んだほうが,合格に大きく近づきます。
そして,何よりも,苦行で学んだ人は,楽しく学んだ人には,絶対に勝てません。
教採で合格するのは,楽しく学んだ人なのですから!
皆さん,教員採用試験のための学びも,楽しく学びましょうね!!
それが教採合格につながりますから!!
では,また明日!!
河野正夫
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