今日は,とっても,現実的な,リアルな話です!!
教員採用試験に合格するということは,多くの人にとっては,なかなか大変なことです。
もちろん,一発合格を成し遂げる優秀な人もいますが,何年も繰り返し不合格になり,教員採用試験が人生最大のチャレンジという人も多いでしょう。
さて,多くの人にとって,なかなかの難関の教員採用試験に合格するために,必要なことは何でしょう?
答えは,意外と現実的なものです。
時間,お金,コネ
この3つのいずれかを駆使することです!
時間とは,当然,教採に合格するための準備,勉強,経験を積むための時間です。
すぐに思い浮かぶのは,試験勉強にかける時間でしょう。もちろん,試験勉強にかける時間も大切ですが,やみくもに,例えば,一日十時間以上,机にかじりついて勉強してもあまり効果は上がりません。とは言うものの,やはり,勉強時間の確保は重要です。
時間を考えるうえで,重要なことがあります。それは,いくら自分で時間がないことを正当化しても,勉強に時間を使わなかったという結果は同じだとういことです。
仕事が忙しい,友人の結婚式があった,友人が病気になったので看病した,それぞれ,正当な理由がある場合があります。理由は正当であったとしても,勉強していないという事実は変わりません。
要は,酒を飲んでばかりで勉強しないのも,仕事が忙しすぎて勉強できないのも,勉強をしていないという点では,まったく一緒です。
そして,いずれも教採に不合格になります。
時間管理は極めて重要なのです。
次にお金ですが,お金は教採合格の大きな武器になります。
必要な参考書・問題集,その他の書籍を買いそろえて,勉強する。
教員採用試験対策の講座などを受講する。
セミナーや勉強会などに参加する。
いずれもお金がかかります。
でも,教採合格のために必要な投資です。
また,お金も単に教採に直接関係するものばかりに使うとは限りません。
海外に留学してみる,海外でボランティアをしてみる,全国各地のオープンスクール,授業公開などに行ってみる,大学院生であれば,全国各地の学会や研究会にいってみるなどなど,自己アピールや面接で語るネタ作りのためにも,やはりお金は必要です。
お金を有意義にかけてみるということは,常に重要です。
そして,最後は,コネです。
人間は関係性の生き物です。
人をたくさん知っていいれば,それだけ,多くの情報,多くのサポートを得ることができます。
小中高の恩師,大学の教授,セミナーや勉強会で出会った先生やゲスト講師,昔から知っている教育委員会の人(笑)などなど,たくさん情報やサポートを提供してくれる人はいくらでもいます。
せっかく,何年,十何年かけて築いた人脈ですから,しっかり活用することが合格への近道ともなりますよ。
特に,学生さんなど若い方に対しては,年配の方々は,本当に親切に助言や示唆などをくださるはずです。
助言や示唆は,待っていてももらえません。どんどん自分からもらいに行ってください。
時間とお金とコネ,上手く使って,教採合格を勝ち取ってくださいね!!
では,また明日!!
河野正夫
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