自分なりには、勉強をしているつもりでも、合格を勝ち取れない人がいます。
そんな人に共通の考え方があります。
とりあえず、
なんとなく、
ギリギリでも、
という3つの考え方です。
この3つの考え方しかできない人は、まず、教採に合格できません。
というか、何をやっても中途半端な人です。
運を天に任せて、自分は運に翻弄される、不安定で、愚痴の多い人です。
一つ目の「とりあえず」は、戦略の無さを物語っています。
いつも、とりあえずで、行動している人は、揺るがない目的、明確な目標、行動の方向性と、着実な戦略を持っていない証拠です。
こういう人は、「とりあえず、1次試験に合格する」などと安易にいいます。
1次試験の合格戦略もなく、学習戦略もないのにも関わらず、「とりあえず」合格できたらいいと言います。
仮に、1次試験に合格しても、1次試験の合格発表日から、2次試験の当日まで、何日間あって、その期間で、本当に2次試験の準備ができるのか、できるとしても、どのように準備するのか、といった戦略は何もありません。
すべてが行き当たりばったりです。
だから、必ず失敗し、不合格となります。
2つ目の、「なんとなく」も、予測や準備や戦略のなさを如実に表しています。
なんとなくは、付和雷同による場合がしばしばです。
みんながそうしているから、なんとなく。
先輩がそう言っていたから、なんとなく。
よく分からないけど、なんとなく。
みんながそうしていても、あなたの経歴がユニークなら、あなたの強みが特別なら、みんなの戦略はあなたには当てはまりません。
先輩がそう言っていても、先輩のバックグラウンドや資質と、あなたのそれとは違うかもしれません。
よく分からないのに、行動を続けるのは、愚かなことです。
なんとなくではなく、自分に特化した、予測や準備や戦略が必要です。
なんとなくで教採の勉強をしていても、不安が募るだけです。
なんとなくでいくら勉強をしても、不安は払しょくできません。
なんとなくで勉強をしている人自身が、一番、感じているはずです。
あなたの勉強法では、合格には程遠いことを、感じているはずです。
3つ目の、「ギリギリでも」というのは、実は、最悪の考え方です。
ギリギリでもいいから、1次試験に合格したい。
ギリギリでもいいから、教採に合格したい。
もちろん、最下位でも、実際に合格すれば、合格には違いありませんが、最下位を目指していては、合格するはずがありません。
満点を目指していても、トップ合格を目指していても、実際には、中ぐらいで合格するというのが、現実というものです。
最初から、ギリギリの最下位合格を目指すなど、もはや試合放棄と同じことです。
ギリギリでもいいから、と言っている人が、合格することはまずありません。
ギリギリでも合格したい=必ず不合格になる
この公式を頭に入れておいて欲しいと思います。
「とりあえず」、「なんとなく」、「ギリギリでも」は、教員採用試験で不合格になるだけでなく、あなたの不安感を増し、充実感を喪失させ、やる気と本気を低下させます。
今年の夏で、教員採用試験に合格したい人は、今すぐ、「とりあえず」、「なんとなく」、「ギリギリでも」の3つの考え方を捨ててください。
そうすれば、合格が見えてきます。
合格への準備が見えてきます。
皆さんの合格を心から応援しています!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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