やはり声を磨いておかなければ、教師としての語りは成功しませんよ!!

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面接の演習をしても、模擬授業の演習をしていても気付くことがあります。

教員志望者は、大学生でも、現役の講師でも、声を磨いていません。

声を磨くとは、少なくとも、次の3つのことをすることです。

1.聞き手にとって聞きやすい声で話す。
⇒ 正しい発声法、適切な声量、スピート、イントネーション、トーン、滑舌

2.適切な語りの表情・姿勢で話す。
⇒ 話す時の表情、姿勢、態度、見え方

3.聞いて分かりやすく話すための言葉の選び方と並べ方を工夫する。
⇒ 語りの構成の工夫。伝わり方への工夫。音声言語で話すことの自覚。


少なくとも上記の3つが訓練されていないと、たとえ、優れた原稿を準備していても、聞きづらく、聞く意欲もなくなってしまうような語りになってしまいます。

聞き手に「もっと聞きたい!」、「面白そう!」、「分かりやすい!」と感じてもらえるような語り方をするためには、上記のような訓練が必要です。

日本の教師志望者は、声を使って、つまりは、話すことで仕事をする職業であるにも関わらず、あまり、声を磨く、話し方を磨くということをしません。

多くの教師志望者は、話すことに関しては、「ど素人」であることが多いのが現状です。

声を使って仕事をする他の職業、例えば、アナウンサーや歌手、俳優などが、専門の声のトレーニングを受けるのに、教師は、ほとんどが声のトレーニングを受けません。

ですから、たまに、演劇部や放送部の出身の教師志望者がいると、その人の語り方が、歴然、上手に聞こえるのです。

というか、ろくろく上手く話せないのなら、教師になるな!と言いたいくらいに感じることすらあります。

教師は授業で勝負すると、よく言われます。

授業は、教師が話すばかりではいけないとは言われますが、やはり、教師は、子供たちに語りかけるのが仕事です。

子供たちを興味づけるのも、子供たちに主体的に考えさせ、行動させるのも、教師からの言葉かけは、教師の語りを聞いて触発されるからです。

いくら学習の主体が子供たちだといっても、教師が自らの語り、そして、その語りのための声を磨くのを怠る理由にはなりません。

結局、声がダメな人は、語りもダメです。

語りがダメな人は、教員採用試験の2次試験には合格しません。

何度も何度も、教採に落ちる人の多くは、声が磨かれていません。

声さえ磨けば、合格は勝ち取れるのに、という人が多いのは残念なことです。

だから、昨年から、声を磨くための特別単発講座を、専門のプロの講師の方をお招きして、開講しています。

ヴォイス・トレーニング大講座です。

声を磨き、語る姿勢や態度を磨き、語り方を磨くための6時間の特訓です。

声が変われば、運命が変わります。

声を変えて、運命を変えたい方、3月13日(日曜日)広島市内で開講されるヴォイス・トレーニング大講座にご参加ください!!

ヴォイス・トレーニング大講座の詳細とお申込みは、こちらからどうぞ!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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