英語特訓講座では、英語のセンスと教養と語学的な表現力を特訓します。
昨日の講座の本体で演習したのは、主に次の10問でした。
英語特訓講座は単なる英語面接の演習ではありませんから、上記の質問に対して、ただ単に、”I think that …..”とか、”I will …..”とかといった根拠も何もない感想や意見をいうことはしません。
英語のGrammarについて話すのならば、英語教育、あるいは、英語指導において、Grammarの役割や重要性は何かということを、教授法学的に、あるいは、言語学的に正しく捉えた上で、自分はそれについてどう考え、自分が英語を教える際にどう活用するかを、説得力ある英語の語りで答えてもらいます。
英語のPronunciationについても、英語のVocabularyについても、同様です。
英語に関することを単に、思いつきや表面的な意見を述べるにとどまらず、学問的にも、指導論的にも、適切に位置付けたうえでの意見や主張を述べてもらいます。
しかも、その語りが説得力のあるものであり、聞き手が聞いて、「なるほど!」、「そういう考え方なら分かるなあ!」、「それは是非、やってみたい!」と思うようなものにしていきます。
言いたいことを、苦し紛れに英訳して語ってもダメです。
英語で話すのなら、英語を解する聞き手を説得し、納得してもらわなければなりません。
語りは、母語で語るにせよ、外国語で語るにせよ、聞き手の心を動かす必要があります。
コミュニケーションとはそういうことです。
英語で話す時に、意味だけ伝わればいいという英語指導者がいますが、私は大反対です。
語りで伝えるのは、意味ではありません。
語りで伝えるのは、想いです。
情報としての意味なら、単語でも伝わるかもしれません。
しかし、想いを伝えるには、伝え方に工夫が必要です。
母語の日本語では、伝え方の工夫を強調しておいて、英語では、伝え方の工夫を軽視していては、英語を侮辱するようなものです。
一般の英語の学習者なら、単語だけで情報としての意味を伝えるという戦略もあり得るのかもしれませんが、英語教師がそれではダメです。
一般の英語学習者に許されることに、甘えていてはいけません。
英語で、想いを効果的に伝えられない人は、英語教師になるべきではない、というのが、私の持論です。
そして、この持論は、私は、絶対に曲げません(微笑)。
だから、英語特訓講座では、この私の持論に基づいて、英語教師志望者に、徹底的に、英語のセンスと、英語の資質と、英語の能力を磨き上げていただきます。
その成果は、毎月、着実に出てきています。
この英語特訓講座を受講し続けた人と、受講していない人の英語のセンス、能力の違いは圧倒的なものとなるでしょう。
教員採用試験でも、英語特訓講座の修了生が、他のライバル受験者に英語のセンスで負けることはないでしょう。
たとえ、相手が英語のネイティブ・スピーカーでも、英語圏からの帰国子女でも負けることはありません。
英語が母語であることと、英語を効果的に語れるかどうかということは、まったく関係ありません。
ちょうど、日本語が母語でも、日本語で面接の語りを上手く語れるかどうかは、まったく別の問題だということと同じです。
日本語が母語でも語りが下手な人はたくさんいます。
日本語が母語でも文章が下手な人はたくさんいます。
英語でも同様です。
英語が母語でも。語りが下手で、文章が下手な人はたくさんいます。
英語特訓講座を受講している人は、英語での語り、英語での文章が上手になりつつあります。
英語特訓講座を受講している人が、英語ができるのは当たり前です。
英語の教師志望者なのですから。
英語特訓講座で学ぶのは、単なる英語の力ではなく、英語で人の心を動かす語りの創り方です。
英語のセンスです。
英語特訓講座での英語の演習は、教養ある英米人にもハードに思える知的な演習です!!
英語特訓講座は、いよいよ、ますます面白くなってきています。
受講生の皆さんも、大いに張り切っています。
英語でのGreat Communicatorsが続々、誕生しています!!
広島教採塾
河野正夫
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