面接で合格したいのなら、科学的に、理論的に、分析的に演習する必要があります!!

今日は、東京面接校を開講しました。

9名の受講者が大いに面接の力を向上させました。

あらかじめお伝えしていた通り、私は、鬼講師として、指導にあたりました。

鬼講師とは言っても、いたって冷静かつ理知的で、静かに、しかし、厳しく指導を行いました。

6時間の特訓で、受講者の一人一人が、面接に必要な想いを築き、想いを言葉にしていく方略を学びました。

想いがないときには、想いを持つことがすべての出発点となるということを諭し、言葉に力がない時は、言葉を磨く方向性を説きました。

今回の特訓で、参加者は面接の語りの構築方法について、有意義な学びをしたことと思います。

さて、面接の演習を効果的にやるには、少なくとも次の二つのことに気を付けなければなりません。

1.面接の演習は、科学的に行うこと。

面接で合格を勝ち取る方法は、コミュニケーション理論という科学で説明できます。面接の語りとは科学の対象です。

主観的な美学で、こうすればよいのではとか、あるいは、根拠のない伝聞で、先輩はこうして合格したといった経験の聞き流しでは、面接の演習にはなりません。

いつまでたっても、面接で合格を勝ち取れないのは、科学的でない演習法やアドバイスに頼ってしまうからです。

面接の語りは、きちんとした科学で考えることができるものであることを理解しましょう。

2.面接を理論的に考えること。

上記の科学的に面接を考えるということの一側面です。

面接は、常に、根拠をもって演習することです。

単に、こうすればいいのとか、ああすればいいという美学的、経験則的な助言ではなく、コミュニケーション理論的には、このような語りに対しては、聞き手の心はこのように反応するから、こう語る方が効果的といった根拠ある語りの演習が不可欠です。

科学的な根拠を持って、理論的に面接を考えない人は、面接対策本を読んで鵜呑みにしたことや、先輩から聞きかじったことを金科玉条のようにして、まったくくだらない語りをします。

本人は、語りはこれが正しいと信じているようですが、その実、まったく逆効果で、不合格まっしぐらということもしばしばです。

面接の学びや指導は、科学的な根拠を示しながら、学び教えるべきものです。


3.面接を分析的に演習すること。

面熱の演習は分析的でなければいけません。

なんとなく良いとか、もうちょっと元気に、とか、もうちょっと明るくというような指導には、ほとんど意味はありません。

また、もっと情熱が感じられるようにとか、教師らしく語りなさいというような助言にも意味はありません。

重要なのは、どこをどうすれば、もっとよい語りになるのか、どう語れば元気に聞こえるのか、明るく聞こえるのかの方法論が示されなければなりません。

聞き手に情熱を感じてもらうための語り方とはどうするのか、教師らしい語りの条件とは何かを具体的に示されなければいけません。

抽象的な美学だけを語って、あとは自分で考えろなどというのは、指導でも助言でもありません。

面接の演習では、いまだに、このような役にも立たない助言だけで済まされているのが残念です。

科学的に、理論的に、そして、分析的に行った今回の6時間の特訓は、受講者の皆さんを大きく変えたことと思います。

今回、学んだことを胸に刻んで、合格を勝ち取る語りを面接で発揮していきましょう!!

次は大阪面接校です。

科学的、理論的、分析的な面接演習を展開していきましょう!!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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