熱い想いと信念のある料理屋の大将の話に、教員採用試験の面接での合格の秘訣を見出しました!!

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昨日、一人の元受講生と、広島県尾道市内のある小料理屋さんに行きました。

その小料理屋さんは、初めて訪れるお店で、知人のグルメブログで紹介されていて、いかにもこだわりのあるお店のようで、大将も素晴らしい料理人のように感じたので、私もお邪魔してみることにしました。

生ビールをいただき、お通しが出てきました。舞茸のおひたしでした。
一口つまむと、これが絶品なのです。

これは美味しいお店に来たぞ!と、お造りの盛り合わせを頼みました。

ちょうど、その時に、他のお客さんが皆さんお帰りなったので、そのお店には、私たち二人と、大将だけになりました。

お造りの盛り合わせもとても美味しく、魚もものすごく新鮮で、これは美味!と元受講生と話していると、大将が、話しかけてきました。

この大将、ものすごく、話し好きで、それから、約2時間、仕入れの時の魚の選び方とか、料理のコツ、秘伝のレシピとかをどんどん話してくれます。

というか、秘伝のレシピをそんなに簡単に話したのでは秘伝にならない(笑)と思いながら、お話を聞いていました。

すると、大将は、この店のお奨めの一品はね!と、美味しそうな料理の話をどんどんしてくれます。

時々、「ちょっと食べてみる?」と、はにかみながら言ってくるので、「じゃあ、お願いします!」と注文したりで、楽しいやら、美味しいやらで、幸せな2時間でした。

この大将、料理を売りつけるという姿勢ではなく、料理について話をしたくてしたくて仕方がないんですよね。

それで、あまりにも、美味しそうに話すので、こちらもついつい注文したくなってきて注文しますし、大将も、料理を売ろうではなく、料理を出せば、より具体的にその料理について話せるから、「ちょっと食べてみる?」となるんですよね。

売りたいというより、話したい!という感じで、ものすごく楽しいのです。

そこで、私は、ふと気付きました。

語りを最高の語りにするのは、やはり、話し手の情熱、信念、志、愛情、本気度、そして、聞いてほしい!という想いなんですよね。

この大将は、魚が好きで、料理が好きで、食べることが好きで、飲むことが好きで、話すことが好きで、自分の魚論や料理論を誰かに聞いてほしいんですよね。

だから、話がとても面白く、生き生きとしていて、大将の人間味が溢れる語りになっているんです。

教員採用試験の面接の演習で、受講者の語りを聞いていると、多くの場合、話し手が本当に話したい、伝えたい、聞いてほしい!という情熱と想いが感じられません。

面接だから、面接演習だから、思いついたこと、あるいは、面接のためだけに「でっちあげた」語りを無機質に語ることが多いのです。

だから、聞き手の耳に響かないし、そもそも、話している本人が楽しそうではない。

本気で、語りたい、伝えたい、聞いてほしいと思っていないことをしゃべっているので、話し手自身が意欲的に喋っていないのです。

つまりは、ままごとというか儀式みたいな話し方になりますし、内容もまったく面白くありません。

昨日行った料理屋の大将は、話したくて仕方がない、伝えたくて仕方がない、聞いてほしくて仕方がないという想いをたくさん、たくさん、持っていらっしゃるのです。

だから2時間、ほぼ、ノンストップで、料理を作りながら、たくさんたくさん話してくれました。

私たちも、合いの手を入れながら、とても楽しい会話となりました。

振り返って、教員採用試験の面接で言えば、、「伝えたくないようなことを語っても時間の無駄」だということがよく分かりました。

伝えたい想いを持っていないのならば、語りはすべて無駄になるということがよく分かりました!

それで、ものすごい企画を思いつきました。

この大将のお店を貸し切って、大将のお話を聞きながら、最高の料理に舌鼓を打とうという企画です。

こじんまりとしたお店なので、カウンターに8名座れます。

8名で貸し切って、飲んで食べて、大将の話を聞いて、語りのセンスとグルメのセンスを向上させましょう!!

しかも、お代は、私(広島教採塾)がすべてお支払いします!!

はい。大盤振る舞いです!!(笑)

3月くらいに企画しようかなと思っています。

飲んで食べて、語りのセンスを磨きたい人は、是非、ご参加ください。

また、近いうちに、告知しますので、参加したい方は是非!!

参加費無料で飲み食い、そして、語りの勉強までできるので、ものすごく競争率が激しくなりそうですね。8名のうち、一人は私、もう一人は、昨日の元受講生ですから、残りは6席しかないので。。。(笑)

あっ、忘れるところでした(笑)。

昨日、大将が、20分以上も、美味しいんだよ!とお話ししてくれた「タコチップ」の写真です。


タコチップとは、その名の通り、タコをチップ上に切って、それを揚げるのですが、これが絶品です。あまりに美味しすぎて、言葉を失うくらいでした。

こんな逸品がたくさんあるのです。

昨日、私たちが食べたのは、

舞茸のおひたし。

お造りの盛り合わせ。

いけすからのオコゼの刺身とから揚げ。

イカの麹合え。

赤ナマコ酢

タコチップ

他にもたくさん食べたのですが、思い出せません(笑)。

なぜなら、

生ビールと日本酒をたくさん飲んだからです(笑)。

というわけで、3月のビッグ企画、お見逃しなきように!!(笑)

追伸: このお店についての情報は、こちらから!

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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