そのために、必要なのが、学習戦略です。
学習戦略を実行するには、プランニングが必要です。
比較的簡単にできるのが、ウィークリー・プランニングです。
ウィークリー・プランニングをする前に、いくつかの前提条件が必要です。
それは、向こう3カ月くらいで用いる、勉強用の問題集(参考書)のリストを作り、それらを入手しているということです。
教採対策の予備校や塾に通っている人は、そこでもらった資料や宿題などを含めても構いません。
そして、それらの教材をどのように学習していくかを、ウィークリーで考えます。
ここで重要なことは、
1週間の7日のうち、1日は、勉強をしない休日をつくる
ということです。
受験生も人間です。
週に一度は休みましょう。
週に一度は息抜きをしましょう。
人生に余裕がない受験生は、受験も失敗します。
一日、休日を作りますから、一週間あたりの勉強日は、6日間となります。
6日間の合計勉強時間を自分で設定します。
目安は、次の通りです。
常勤講師(臨時採用)でフルタイムで働いている人は、6日間で合計18時間の勉強時間を確保すること。
学生さん、非常勤講師で、比較的時間がある人は、6日間で合計30時間の勉強時間を確保すること。
もちろん、これは、最低基準ですから、もっと増やすことは自由ですし、望ましいかもしれません。
しかし、一日当たりの勉強時間が8時間を超えると、能率が極めて悪くなります。
もちろん、たまの日曜日に8時間を超えて、10時間くらい勉強するというのなら、構いませんが、毎日、8時間を超えて勉強しても、疲れるだけです。
勉強は科学的にやらなければなりません。
勉強しているフリをしていてもダメです。
根性論だけで、机に向かっていても、必ず失敗します。
根性論だけで勉強して、偶然に勉強した人は、自分の根性論を他人に押し付けないでください。
そんなアドバイスは、受験者を混乱させ、不合格に導きます。
受験者に必要なのは、科学的で理性的なアドバイスです。
勉強は量も大切ですが、質も重要です。
やみくもに一日、10時間以上勉強すると宣言してやったところで、頭には何も残りません。苦痛が残るだけです。
ですから、ウィークリー・プランニングが必要になってきます。
具体的に、どのようにウィークリー・プランニングを作るのかは、明日のブログ記事でご紹介しますね!!
お楽しみに!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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