人を変えようとするのではなく、人が変わるきっかけを与え続けることが教育です!!

今日の17時に配信した無料教唆メルマガの記事はとても熱いものでした。

何人かの方からメールやメッセージなどをいただきました。

やはり、熱い内容には、熱い反応が帰ってくるのだなと、とても嬉しく思いました。

今日のメルマガの熱い記事に書いたのは、「人生は変えられる」ということでした。

これに対して、熱く長いメッセージと共に、「人を変えることはできるのか?」というご質問をいただきました。

この質問にお答えする形で、私の想いを綴らせていただきます。

結論から言えば、

人を変えることはできないが、人が変わるきっかけを与えることはできる。

ということになります。

人は、その人なりの心の世界、心情、信念、興味、関心、好みがあります。

それを無視して、人をその根本から変えることはできません。

でも、今日、私がメルマガ記事に書いたように、人は自分自身を変えることができます。

まずは、何か一つから変えていけば、次に何かが変わり、そして、また次が変わり、という風に、変化の連鎖が起こります。

今日のメルマガ記事にも引用した有名な言葉に、

心が変われば、態度が変わる。

態度が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。

人格が変われば、運命が変わる。

運命が変われば、人生が変わる。

というのがあります。

まさに、その通りで、何かを変え始めれば、何かを変える勇気があれば、次々と変わっていきます。

でも、これは、自分が自分自身を変えるということです。

他人を変えるということではありません。

他人の心や運命、ましては、他人の人生を変えることはできません。

昔からよく言われることに、

過去と他人は変えられないけれど、未来と自分は変えることができる。

というのがあります。

過ぎ去った過去は変えられません。

他人の想いや行動は思い通りには変えられません。

でも、

これから起こる未来は、当然、変えらえれます。

自分は、自分自身で変えることができます。

確かに、他人を変えることはできませんが、他人が自分を変えるきっかけなら与えることができます。

過去は変えられませんが、過去を踏まえて、過去から学び、過去を無駄にせず、自分を変えるリソースにすることはできます。

教育とは、決して、人を変えることではなく、人が自ら変わるためのきっかけや刺激や激励を与えることです。

教師は、生徒を思い通りに変えることはできません。

でも、教師は、生徒に変わりたいと思わせ、変わるためのきっかけや刺激や激励を与えることはできます。

人は、その人なりの心の世界、心情、信念、興味、関心、好みがありますが、決して、孤独ではありません。

周囲の人からの刺激や励ましで、自分を変えたいと思うことがあります。

人は孤独でないからこそ、人との関わりによって、自分を変えていこうとするものです。

教育は、そこを大切にします。

今日の熱いメルマガ記事は、自分は自分自身を変えることができる、自分は自分自身を変えることができるということを書きました。

その記事を読んだ読者の方からの質問で、教育の本質を語ることができました。

人が変わるきっかけを与え続けるのが教育です。

人が変わりたいと思い、自分を変えていくのが成長です。

教育は成長を後押しします。

時に、教育は成長を保証しないかもしれません。

しかし、教育は、成長を願い続けます。

成長を信じて、そのきっかけを与え続けます。

人が変わる力を信じ、人が変わる可能性を信じ、人が変わるためのきっかけを与え続けるのが、教育者の役目だと思っています。

素敵な質問、ありがとうございました。

では、また明日!!

広島教採塾
河野正夫

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