政令指定都市は、教員の人事権を道府県から委任されますから、単独で、教員採用試験を実施することができます。
20の政令市のうち、16の政令市は、現在、単独で、教員採用試験を実施しています。
今年の夏の教員採用試験で、独立して実施せず、県と共同実施した政令市は、わずか4市でした。
仙台市、千葉市、岡山市、広島市の4市です。
仙台市は、今年10月、これからは、仙台市単独で教員採用試験を実施することを発表しました。
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そして、昨日、11月26日、岡山市も小中学校で、来年夏からの教員採用試験の単独実施を発表しました。
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さらに、まだ未発表なのですが、広島市も、来年の夏の教員採用試験から、広島県とは独立して、単独で実施するそうです。
正式な発表はいずれあるようですが、広島市と広島県も、来年の夏からは、独立して行われることになります。
というわけで、来年の夏からは、千葉市以外の政令指定都市は、すべて、教員採用試験を単独で実施することとなります。
特に、広島県と広島市の場合は、これまでは、希望の場所に採用されるか、赴任できるか程度の感じでしたが、これからは、広島市と広島県がそれぞれ独立して、教員採用試験を実施することになりましたので、受験戦略を再考して、どのように受験するのがいいのかを戦略的に考える必要が出てきましたね。
来年の夏の教員採用試験は、ちょっと波乱万丈かもしれませんね!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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