例えば、広島県の場合は、講師経験を3年以上していると、1次試験の筆記試験がすべて免除になり、その代わりに集団面接が課されます。
私は、個人的には、講師経験がある人に対して、教職教養の筆記試験を免除するのは良いかもしれませんが、専門教養の筆記試験を免除するのは、百害あって一利なしだと思っています。
教壇に3年間以上経てば、教育原理的なこと、教育法規的なことは、毎日の勤務から自然と身に付いてくるでしょう。
学習指導要領も常に参照するでしょうし、公務員の服務規定も日々従っているので、習うより慣れろで自然と頭に入ってきます。
ですから、教職教養の筆記試験を、講師経験者に免除するのは、理解できます。
しかし、専門教養は、単に教えているだけ、日々の教材研究だけでは、なかなか身に付かないのではないでしょうか?
専門教養がおぼつかない教師は、そもそも教師の資格がありません。
3年間の講師経験で、自分の専門の科目の幅広い領域をすべてカバーできるとは到底、考えられません。
最近、耳にしたのですが、最初から、筆記試験免除を狙って、最初の3年間は講師を務める人もいるとか。
3年間は、ろくに勉強もせず、教採を受け続け、不合格になり続けて、ただひたすら筆記試験免除になるのを待って人がいるらしいですね。
例えば、英語教師では、TOEICのスコアで600点もない人が、ただ講師をして、筆記試験免除で教採を受験することを狙っている人もいると聞きました。
だから、教採の英語の専門教養のリスニングのセクションなどは、どうせ聞いても分からないから、まったく無視して、リスニングの時間もぼーっとしているか、ひたすら、読解の問題を解くフリをしている人もいるんだそうです。
どうせ合格する気がないから、リスニングのセクションなど、退屈なのでしょう。
そんな人が、3年間の講師経験で、筆記試験の免除を受けるなど言語道断です。
教育委員会の方々は、そういう現状をしっかりと見つめて、子供たちのためになる指導ができる人を教員として採用していただきたいものです。
優秀な講師の方々もたくさんいらっしゃいます。
広島教採塾は、そういう優秀な講師の方々が多く受講してくださっています。
でも、その一方で、噂に聞くような言語道断な人もいるというのも事実のようです。
幸いにも、広島教採塾には、優秀な講師の方々ばかりなので、日々の講座も大いに盛り上がっているのですが、嫌な噂を聞くたびに、ため息が出てしまいます。
ため息ばかりではいけませんので、広島教採塾で学んでいらっしゃる講師の方々には、全員に合格していただくべく、最善を尽くします。
来年の夏、すべての受講者の方々が、悠々と合格を勝ち取っていただけるようなサポートを続けていきます。
決して、一握りの言語道断な受験者に負けないように、2次試験でも、圧倒的な差を付けて合格できるように、徹底的に準備を積み重ねていきます。
私は、教員採用試験対策講座を主催していますが、専門教養の知識もなく、専門教養の力を向上させる意欲もない人は、最初から相手にしていません。
今は、まだ、不十分でも、必ず向上させるという強い意欲を持っている人だけをご支援しています。
そして、今年の受講生は、全員が、そういう強い意欲を持っていらっしゃいます。
ですから、宣戦布告です!(微笑)
言語道断な愚かな受験者には、絶対に負けられません。
教育者、教育学者、教採指導者の名にかけて、強い意欲と志を持っている方をサポートし、教採合格に導くことを宣言します!!
ああ、スッキリした!!(微笑)
今年の講座は、これからどんどん盛り上がりますよ!!
ご期待ください!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
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