講座では、数学の専門教科の指導はしない(できない)のですが、数学教師志望者になぜか人気があるのです(微笑)。
そういうこともあって、毎年、数学教師志望者には、高校数学や、中学校数学で合格するための戦略的なアドバイスをできるだけするように心がけています。
私自身が数学の専門的な指導をすることはできませんが、どのような問題集や参考書、対策本をやればいいのかをアドバイスしたり、2次試験での合格を勝ち取るための面接戦略や強み戦略を、個別にご指導したりしています。
特に数学教師志望者の2次試験合格は、模擬授業の優劣が重要なファクターとなりますので、模擬授業指導には特に力を入れています。
さらには、自己アピール書、願書に添付するエントリーシートの記述戦略など、教員採用試験の受験のための土台戦略も、徹底的にご助言しています。
これまでは、そういう指導が功を奏したのか、毎年、かなりの数の数学志望者が教採合格を勝ち取ってきました。
今年も、高校数学3名、そして、中学校数学5名の合格者が出ました。
しかし、喜んでばかりはいられません。
確かに、合計8名の数学教師志望者が、今年の教員採用試験で合格を勝ち取りはしましたが、実は、高校数学志望者の1次試験での不合格者が5人もいたのです。
高校数学志望者が5人も1次試験で不合格になったのは、近年では初めてでした。
敗因を分析してみると、当然のことではありますが、筆記試験の得点が低いのです。
特に、専門教養である数学の得点が低いともうどうしようもありません。
ただ、専門教養の数学で高得点が期待できるのであれば、教職教養を満点近く取るという戦略が高校数学での教採合格の近道となります。
11月から始まる新年度の講座では、数学教師志望者の合格をサポートするために、
「数学教師・教採合格アクションプラン」
みたいなものをつくって、数学教師が1次試験で合格するためのプランニングをお手伝いしようと意気込んでいます。
まずは、一次試験の筆記試験で、教職教養で満点近くを取り、専門教養で高得点を取るための、問題集選び、問題の質と量の個人別計画を徹底してコンサルティングしようと思っています。
特に、私が直接、内容までご指導できる、教職教養は、総合対策講座で、満点戦略を徹底します。
教職教養では、必ず満点(90%以上)を得点できるような準備をします。
そのため、講座内容も満点を取ることを視点に入れて、今年度までのものとは全面的に改訂して、あらたな内容、あらたなアプローチ、あらたな演習で、満点をねらいます。
昨日は、保健体育教師志望者(特に、高校保健体育志望者)の合格戦略の中核の一つは、筆記試験で満点を取ることと指摘しましたが、数学教師志望者も同様です。
1次試験の筆記試験で満点近くを取ることが、合格への王道であることをご理解くださいね。
1次試験を高得点で合格すれば、2次試験は、比較的、楽に合格を勝ち取れます。
今年の8名の数学志望者の合格も、2次試験での面接戦略や、模擬授業戦略が成功を収めた結果でもあります。
数学教師志望者で、教採合格を勝ち取ろうと頑張っている皆さん、新年度の広島教採塾の講座にご期待ください!!
今までになく、厳しく、興味深く、戦略的に、教採合格を勝ち取る講義と演習とサポートで、皆さんを教採合格へと導きます!!
新年度は、数学教師志望者の受験戦略・学習戦略も個別にコンサルティングしますので、来年度は、1次試験を全員で合格し、2次試験も全員で合格し、教採合格を勝ち取りましょう!!
新年度の講座が大いに楽しみです!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫
コメントはまだありません